高梨沙羅選手/Photo by Getty Images

高梨沙羅選手への“メイク批判”YOSHIKIら著名人がコメント 選手の生き方の尊重は…

2022.02.07 13:06

北京オリンピックのスキージャンプ女子ノーマルヒルに出場した高梨沙羅のメイクについて、オンライン上で心無い声が相次いだ中、著名人もこの議論についてコメントした。


YOSHIKI「メイクするのは個人の自由」

5日に決勝が行われた女子ノーマルヒル。平昌オリンピックでの銅メダルに続く2大会連続のメダル獲得が期待された高梨選手だったが、全体4位に終わり表彰台には届かなかった。

高梨選手に対し、一部ネットユーザーは「メイクをするなら練習しろ」という批判を浴びせ、SNS上ではそのメイク批判の正当性を問う、さらなる議論が巻き起こった。

 YOSHIKI(C)モデルプレス
YOSHIKI(C)モデルプレス
X JAPANのYOSHIKIは、Twitterにて「メイクするのは個人の自由」とし「モチベーションが上がるし、いいと思います」と擁護。「ロックバンドやってる俺達でさえ、過去に”そんな暇あったら楽器練習しろ”ってよく批判された」と自身も“メイク批判”に遭った経験を振り返りながら「選手の皆さん応援しています。頑張ってください!」とエールを送った。


須藤元気氏「自分らしさを表現して」

須藤元気氏(C)モデルプレス
須藤元気氏(C)モデルプレス
参議院議員で総合格闘家の須藤元気氏はTwitterにて「僕も格闘家の頃『入場パフォーマンスしてる暇があったら練習しろ』とよく言われていました。しかし、パフォーマンスがあったから自分らしい闘いが出来たと思います」と自身の経験を語り「アスリートの皆さん、大胆に自分らしさを表現して頑張ってください」と、自分らしさを表現することの必要性にも触れた。


米大リーグ・ダルビッシュ有投手の妻で元レスリング選手のダルビッシュ聖子氏は「お化粧なんて中学生でも始めるでしょ。なぜ成人のアスリートはしちゃダメなの?笑」とコメント。「そんな批判書く前に、もっと目を向けるべき事があるはず。そんな人ほど自分に集中しましょう」と諭した。


ダルビッシュ聖子氏、選手の生き方の尊重を問う

アスリートがメイク等をすることへのバッシングは未だに止まず、高梨選手は長年その批判に遭ってきたアスリートの1人だ。そのバッシングの声は彼女の人生にどんな影響を与えただろうか。

聖子氏はさらにTwitterで「選手の人生、生活の中に競技がある。選手のその人なりの生き方を尊重しましょう?彼女達を幸せにするのは顔の見えない誰かじゃない、彼女達自身しかできない」とつづった。

スポーツ選手であれ誰であれ個人の尊厳、自己実現への権利は当たり前のもの。せめて容姿への誹謗中傷論議で選手の奮闘を妨害するような国からは脱却できることを祈りたい。(modelpress編集部)
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