桜井玲香、コロナ禍でのキスシーンは?ミュージカル「ゴースト」ヒロインに意気込み
2021.02.09 13:10
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元乃木坂46で女優の桜井玲香が9日、都内で行われた『GHOST THE MUSICAL(ミュージカル ゴースト)』の記者会見に、主演の浦井健治、出演の咲妃みゆ、水田航生、森公美子とともに出席。ヒロインを演じる意気込みを語った。
桜井玲香、ヒロインに意気込み
1990年に公開され、世界中を感動の渦に巻き込んだ大ヒット映画『ゴースト/ニューヨークの幻』をミュージカル化した本作。2018年に日本で初演され、東京をはじめ全国に多くの感動の涙を届けて大絶賛のうちに惜しまれながらその幕を閉じた本作が今回、約2年半の時を経て再び蘇る。主人公サムを浦井、ヒロインのモリーを咲妃と桜井がWキャストで演じる。本作の魅力を尋ねられると、桜井は「海外版では演出がイリュージョンというか、豪華な感じになっているんですけど、日本版はストーリーを重視して、より作品に入り込めるような演出になっているところが日本にしかない演出で、魅力かなと思います」と紹介。
再演となる本作だが、桜井が今回が初参加となるため、「初演をすでにされているということで、1つ完成している作品だと思うんですけど、稽古中も私の考えだったり、表現を周りの皆さんがすごく尊重してくださっているので、形にとらわれず、のびのびと自分らしく演じられるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。
桜井玲香&浦井健治のキスシーンは?
また、稽古場の雰囲気や様子について桜井は「ソーシャルディスタンスをしっかり取っている分、皆さんとのコミュニケーションを取るのが今までよりもずっと難しくなってしまったような気がしていて」と話し、「心の距離が近ければ近いほど、お芝居ってより詰まっていくと思うので、そこを意識して、遠いながらも心を通わせられるように、どうやったらこの短期間で絆を作っていけるかなというのを日々考えていますね」と苦労を明かした。
さらに、お互いに刺激を受けている部分を尋ねられると、浦井は「いい意味で2人のモリーが違うカラーを出しながらも、どちらも作品を盛り立ててくれて、芯の強い女性というのはただ強いだけじゃなくて、優しさがあったり包容力があったり、そういったことを歌や表現で、自分の持っている技術をさらけ出してくださっているので、そういうのを見ていると男チームは“負けてられないな”っていう良い三角関係ができているんじゃないかなって思っています」とコメント。
桜井は「サムに対してモリーから行かないといけないということは頭ではわかっているんですけど、浦井さんに頼ってしまう部分が多いですね」と反省していた。
続けて、森が「2人の濃厚なキスシーンがあるはずなのに、(コロナ禍で)それはどう処理するのかなって。最後に濃厚なキスをしているんですよ。それはCG加工でもするのかな?」と心配すると、浦井は「今、見せ方とか、マスク越しとか、いろいろ考えをみんなで出し合ってって感じです」と打ち明けた。
桜井玲香「使命だと思って最後まで演じていきたい」
また、コロナ禍で来場できないファンに向けてメッセージを求められると、桜井は「何が正解か、不正解かわからなくなってきていると思うんですけど、たとえ劇場に行けないなという方がいたとしても、その方が演劇を見るということに、どれだけ愛を持っているかというのは私たちにも伝わること」とコメント。「劇場にいてもいなくても、私たちは皆さんからのパワーをもらっていると感じているし、それで(ステージに)立てているところもあると思うので、私たちはこうやって作品をこの時期に上演させていただける機会をもらえているので、それをちゃんと受け止めて、自分の使命だと思って最後まで演じていきたいと思います」と力を込め、「どこにいても、どんな状況でも、私たちと皆さんが繋がっているというのは忘れないでいたいなって思っています」と語った。
『GHOST THE MUSICAL(ミュージカル ゴースト)』は3月5日~23日に東京・日比谷シアタークリエ、4月4日に愛知県芸術劇場大ホール、4月9日~11日に大阪・新歌舞伎座にて上演予定。(modelpress編集部)
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