新垣結衣主演ドラマ「逃げ恥」追加出演者発表で期待高まる

新垣結衣・星野源・大谷亮平が三角関係に

同作は、月刊「Kiss」（講談社）で連載中の海野つなみ氏の同名漫画が原作、“夫＝雇用主、妻＝従業員”という契約結婚を描いた社会派ラブコメディ。職ナシ彼氏ナシの主人公・森山みくり（新垣）が、恋愛経験の無い独身サラリーマン・津崎平匡（星野源）と、あることがきっかけで「仕事としての結婚」をすることになり、雇用関係で恋愛感情を持たないはずが、同じ屋根の下で暮らすうち、徐々にお互いを意識し出す。

大谷は、星野演じる津崎の会社の後輩で、誰もが認めるイケメンで女性にモテる風見涼太役。結婚に対して冷めた考えを持つ、少し謎めいたハイスペック男子だ。

風見は、みくりと津崎の仮面夫婦を見抜くも、自分の理想の関係だと考え、津崎にみくりをシェアさせて欲しいと驚くべき提案。津崎の“恋敵”として三角関係を展開し、徐々に契約夫婦の関係を揺るがす。

大谷亮平「今から楽しみにしながら演じていきたい」

日本の連続ドラマへのレギュラー出演は今回が初めてとなる大谷は、契約結婚に関して「形態の夫婦はなかなか身近にいませんが、個人的には理にかなっているなと思います（笑）」と役柄と同様に理解。「風見は、クールでどこか掴みどころがない男です。みくりと津崎の結婚生活に飄々と入り込んでいくんですが、その中で風見自身の恋愛観や結婚観にも変化が生じていくのではないかと、今から楽しみにしながら演じていきたいと思っています」と意気込みを語った。

大谷の起用理由については、「風見という登場人物は、視聴者の方にもできる限り先入観を持たずニュートラルな形で見ていただいて入り込んで欲しいなという思いがありました。韓国で確固たるキャリアを積みながらも、自然な振る舞いや柔らかな内面が印象的で、風見の持つ独特の空気を出していただけるのではないかとすぐに思いました」と峠田浩プロデューサー。「日本のドラマ界では新鮮な大谷さんが演じることで、ミステリアスな風見がさらに魅力的なものになることを確信しています」と期待した。

古田新太・石田ゆり子が出演

さらに、執拗にみくりと津崎の関係を詮索する津崎の不思議な同僚・沼田頼綱を古田新太が、みくりの叔母であり親友でもある“百合ちゃん”こと土屋百合役を石田ゆり子が演じることも決定。料理上手で勘が鋭く、津崎のことを密かに想っているゲイの沼田役の古田は、ポスター撮影の際に、原作から抜け出してきたかと思わせるほどの風貌を見せて、その場にいた全スタッフを驚かせた。

2人の起用に、胸を躍らせる峠田プロデューサーは、「雑怪奇な沼田を誰が演じられるのだろうと思っていたんですが、古田新太さんが演じてくださることが決まり、頭の中に自然に生き生きとした沼田が浮かんできて全く心配がなくなりました」、「ポスター撮影で、百合になりきった石田さんの表情や仕草がとても素敵で、本当にお願いしてよかったなと思いました」と信頼を寄せた。

豪華出演者陣が決定

ほか、お調子者で誰からも愛され、家族愛がとても強く、何か約束をしても子供のためにいつもドタキャンを繰り返す津崎の同僚・日野秀司役に藤井隆、みくりの父親で、突拍子の無い行動を繰り返すが森山栃男役に宇梶剛士、みくりの母親で、夫・栃男とラブラブな夫婦生活を送る森山桜役に富田靖子、みくりの親友で波乱万丈な人生を送る元ヤンの田中安恵役に真野恵里菜。

そして、百合の会社の部下でイマドキの若者ながら何か秘めたるものを持っている不思議なイケメン・梅原ナツキ役に成田凌、梅原と共に百合の部下として、恋に仕事にグイグイ自分を押し出していく堀内柚役に「ミス・オブ・ミス・キャンパス2016」の山賀琴子など、豪華なキャストが勢ぞろいした。

ネット上の反応は？

新たな出演者発表後には、

「百合ちゃんは石田ゆり子か。最高かよ」

「古田さんの沼田、楽しみ」

「三角関係、想像しただけで面白い」

と機体の声が上がっている。（modelpress編集部）

大谷亮平コメント

最初にこの原作をいただいた時、この契約結婚というものにとても興味が湧き、楽しく原作を読ませていただきました。契約結婚という形態の夫婦はなかなか身近にいませんが、個人的には理にかなっているなと思います（笑）。

今回演じさせていただく風見は、クールでどこか掴みどころがない男です。みくりと津崎の結婚生活に飄々と入り込んでいくんですが、その中で風見自身の恋愛観や結婚観にも変化が生じていくのではないかと、今から楽しみにしながら演じていきたいと思っています！

峠田浩プロデューサーコメント

風見涼太は一見飄々としていて、何を考えているかわからないように感じるのですが、内にはしっかりと芯を持っているという難しい役どころです。様々な役者さんが思い浮かぶ中で、この風見という登場人物は、視聴者の方にもできる限り先入観を持たずニュートラルな形で見ていただいて入り込んで欲しいなという思いがありました。そんなときにお会いしたのが、大谷亮平さんでした。プロデューサー陣一同、「カッコいいな」というのが第一声でした。さらに、韓国で確固たるキャリアを積みながらも、自然な振る舞いや柔らかな内面が印象的で、風見の持つ独特の空気を出していただけるのではないかとすぐに思いました。日本のドラマ界では新鮮な大谷さんが演じることで、ミステリアスな風見がさらに魅力的なものになることを確信しています。

沼田頼綱は、原作でもとても人気のあるキャラです。それぞれの登場人物の関係をピリッとさせるスパイスの役目を果たしたり、潤滑油の役目を果たしたり。沼田がいるだけでパッと明るくなるようなムードメーカーでありながら、実は一方ですごく繊細な一面も持っています。台本を作る中、そんな複雑怪奇な沼田を誰が演じられるのだろうと思っていたんですが、古田新太さんが演じてくださることが決まり、頭の中に自然に生き生きとした沼田が浮かんできて全く心配がなくなりました。沼田を早く見たいです！！

原作でもあらゆる世代の女性からの共感を得ている土屋百合は、石田ゆり子さんが演じます。原作で、大人の女性の一面と少女のような一面を持つ土屋百合を読んでいるとき、自然と石田さんが思い浮かんできました。ポスター撮影で、百合になりきった石田さんの表情や仕草がとても素敵で、本当にお願いしてよかったなと思いました。主人公のみくりと同じように人生に悩み、苦しみながらも楽しく、強く生きていくアラフィフの百合を石田さんならカッコよく、かつ可愛らしく表現していただけると思います。