押切もえ、2作目小説が文学賞ノミネート
2016.04.21 15:01
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第29回三島由紀夫賞・山本周五郎賞候補作が21日、発表。モデルの押切もえが2月に刊行した「永遠とは違う一日」(新潮社)がノミネートされたことが分かった。選考会は来月16日に都内にて開催される。
連作短編集がノミネート
押切は2013年8月に、処女小説「浅き夢見し」(小学館刊)を発表し小説家デビュー。発売後まもなく重版が決定するなど、大きな話題となった。今作は、「小説新潮」で隔月連載された作品を連作短編集としてまとめたもの。押切の身近にあった芸能マネージャーやスタイリストのほか、アイドルを失格した女子高生、こじらせ系のバツイチ40代女性など、さまざまな女性を主人公に、恋や仕事に奮闘し、一歩を踏み出す姿を描いた、読者の背中を押す6つの物語が収録されている。
その他候補作に湊かなえら
その他の候補作は湊かなえ氏「ユートピア」(集英社刊)、中田永一氏「私は存在が狂気」(祥伝社刊)、相場英雄氏「ガラパゴス」(小学館刊)、宮内悠介氏「アメリカ最後の実験」(新潮社刊)。同賞は新潮文芸振興会が主催するすぐれて物語性を有する新しい文芸作品に贈られる文学賞。純文学を主とする三島由紀夫賞とともに1988年に創設され、現在の選考委員は石田衣良氏、角田光代氏などが務めている。昨年は柚木麻子氏の「ナイルパーチの女子会」が受賞した。
絵画入選も話題に
押切は「AneCan」で看板モデルを務めるほか、テレビ・ラジオ・コラム執筆など多方面で活躍。2015年には初出展した絵画が「第100回記念二科展」に初入選を果たすなど、絵画の分野でも才能を発揮している。(modelpress編集部)
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