レッドカーペットのトリを飾った二宮和也(C)モデルプレス

二宮和也、ブラックタキシード姿でレッドカーペットのトリ飾る<第35回東京国際映画祭>

2022.10.24 18:05

映画「ラーゲリより愛を込めて」(12月9日公開)で主演を務める二宮和也が24日、東京ミッドタウン日比谷日比谷ステップ広場・日比谷仲通りにて開催された「第35回東京国際映画祭(TIFF)」オープニングイベントのレッドカーペットに登場した。


二宮和也、レッドカーペットトリ飾る

二宮和也、瀬々敬久監督(C)モデルプレス
二宮和也、瀬々敬久監督(C)モデルプレス
「オープニング作品」に選出された「ラーゲリより愛を込めて」の出演者として登場した二宮。

二宮和也(C)モデルプレス
二宮和也(C)モデルプレス
ブラックタキシード姿で笑顔で登場すると、「我々の『ラーゲリより愛を込めて』をオープニング作品に選んでいただきましてありがとうございます。光栄に思っております」と感謝し、「映画人として東京国際映画祭を楽しみにしておりましたし、いろんな出会いを楽しんでいただければと思います」とコメントし、レッドカーペットのトリを飾った。


二宮和也主演「ラーゲリより愛を込めて」

二宮和也(C)モデルプレス
二宮和也(C)モデルプレス
第二次世界大戦終了後、60万人を超える日本人がシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留された。あまりにも残酷な日々に誰もが絶望する状況下においても、ただ一人、生きることへの希望を捨てなかった人物。それが山本幡男<やまもと はたお>である。

ラーゲリでの劣悪な環境により栄養失調で死に逝く者や自ら命を絶つ者、さらには日本人同士の諍いも絶えない中、山本は生きることへの希望を強く唱え続け、仲間たちを励まし続けた。自身もラーゲリに身を置き、わずかな食糧で過酷な労働を強いられていたが、仲間想いの行動とその力強い信念で多くの抑留者たちの心に希望の火を灯した。

二宮和也(C)モデルプレス
二宮和也(C)モデルプレス
このラーゲリで一筋の希望の光であった山本幡男の壮絶な半生を、その高い演技力と豊かな表現力で俳優・アーティストとして、多くの人々に希望を与え続けてきた二宮が演じ、映画化。妻のモジミを北川景子、山本と同じく抑留者となった男たちを松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕と豪華俳優陣が熱演する。

「第35回東京国際映画祭」

「第35回東京国際映画祭」(C)モデルプレス
「第35回東京国際映画祭」(C)モデルプレス
同映画祭は第34回からメイン会場を日比谷・銀座・有楽町エリアに移転し、プログラマーの交代による部門改変も行い、大きくギアチェンジ。前回に引き続き女優の橋本愛がアンバサダーを務め、「飛躍」をテーマに10月24日から11月2日の10日間に渡って展開。今年は下記の要素を拡大させ、更なる進化を目指す。

1.上映会場の拡大:TOHOシネマズ日比谷(昨年はクロージングのみ)、丸の内TOEI、丸の内ピカデリーが加わり、より大きなスクリーンで映画を楽しんで頂けるようになり、関連イベントの開催会場として新たに丸の内エリアも加わった。

2.上映本数の拡大:上映会場の拡大により、主要9部門の上映本数も昨年の86本から110本へと増加。国内外の様々な映画を上映。

3.海外ゲスト招へいの拡大:コロナ禍であまりできなかった海外からのゲスト招へいを本格的に再開し、映画祭での世界中の映画人と交流ができるように。(海外からカンヌ映画祭代表補佐映画部門ディレクターのクリスチャン・ジュンヌ氏など60人以上の参加を見込んでいる。※9月21日時点)

(modelpress編集部)

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