日向（井上真央）、和彦（工藤阿須加）との未来に決断＜明日の約束＞

井上演じる高校のスクールカウンセラー・藍沢日向が人間関係に悩みながら、生徒の死の謎を追うヒューマンミステリーとなる今作。第9話では、登場人物それぞれが、自分の抱える人間関係に正面から向き合い、それぞれの決断を下していく。

それぞれの決断の時…日向らの答えは？

日向は、両親からの愛情不足という“親子問題”を抱える恋人の和彦（工藤阿須加）に「カズがいちばん望んでいることは、ご両親に自分のことを認めて欲しいということでは？」と問いかけ、2人の関係に、ある結論を下す。さらに、「私はお母さんの所有物じゃない」と言い切った尚子（手塚理美）との関係にも、深く向き合っていく。

そして、息子の自殺の原因として周囲や娘から名指しされ、糾弾された圭吾（遠藤健慎）の母・真紀子（仲間由紀恵）は、「ちゃんとした家族を作りたかった。私はどこで間違えたのか？どこがいけなかったのか？」と絶望する。圭吾を束縛していたのは事実だが、誰よりも圭吾を愛し、夫が愛人に溺れる中で家庭を守ってきたのも真紀子だった。

第9話あらすじ

日向（井上真央）は、圭吾（遠藤健慎）の自殺に陰で大きく関わっていた霧島（及川光博）に真意を問いただす。それに対し、霧島は圭吾やその母・真紀子（仲間由紀恵）との間に起きた、とあるきっかけを語るとともに、独自の教育観を打ち明ける。

一方で日向は、母になる覚悟が出来ていないと悟るとともに、同じく親との関係に悩んできた恋人の本庄（工藤阿須加）にも、問題に向き合うように促す。そして2人の関係について、ある決断を下す。

吉岡家では、圭吾の自殺の原因として糾弾され、家族からも見放された母・真紀子（仲間由紀恵）が内省を深める。そして絶望感を胸に、ある決意を抱いて、息子が自殺した部屋に向かう。

（modelpress編集部）