ヴァンビ「スパイダーメーン」日本最速“登録者数1000万人超え”させた方法を赤裸々告白<HERO’ZZ university連載/学生向け特別講義レポ>
2024.10.02 19:30
YouTuberのヴァンビが5月に開校した“超実践型SNSスクール”「HERO’ZZ university」に迫るモデルプレス連載第4弾。今回は、8月20日(火)に総合学園ヒューマンアカデミーで在学生に向けて行われた、ヴァンビによる特別講義の様子をお伝えする。YouTubeチャンネル「スパイダーメーン」を日本最速で登録者数1,000万人超えさせた方法とは?
“バズ”を起こすには?特別講義で熱弁
「HERO’ZZ university」は、日本最速でYouTube登録者数1,000万人を突破したヴァンビをはじめ、実績のある講師陣からSNSマーケティングの本質「バズ学」がオンラインで学べるスクール。戦略的に“バズ”を引き起こすために必要な知識や技術を実践的に学習できるほか、オフラインでの懇親会やアワード、特別講師による講演会なども開催される。「バズ学」を広めていくために外部との連携も行っており、そのひとつとして学長のヴァンビは総合学園ヒューマンアカデミー動画クリエイターカレッジの特別講師に就任。今回は「SNS×動画」を活用して自分を表現する学生向けに、東京校で約90分「バズ学」の特別講義を実施した。
ヴァンビ「努力が反映されるのがSNS」学生にエールも
講義はオンラインメインで行われ、全国にあるキャンパスから総勢90名以上の学生が受講した。冒頭でヴァンビは、自身の生い立ちとYouTubeで動画配信を始めた経緯を語った。
6人兄弟の三男として生まれ、幼少期に俳優だった父親を亡くして貧しい生活を送ってきたヴァンビ。中高生の頃に父親と同じ俳優を志すも、オーディションに落ち続け「才能がある人しか夢を叶えられないのか、と敗北感を強く抱きました」と語る。
そんな中出会ったのが、評価が直接届くSNSだという。YouTubeで動画配信を始めると、研究と努力を重ねて一躍有名YouTuberにのし上がった。「僕は何かの才能が突出しているわけではないんです。天才じゃないけど、 天才と見分けがつかないくらい努力することはできる。その努力が反映されるのがSNSだと思っています」と真っ直ぐ伝える姿が印象的だった。
そこで得た経験と自信から、HERO’ZZ universityを立ち上げたと説明。「SNSを通してほとんどの夢が叶うと思っています」と断言すると、SNSのルーツや経済との関連性について例を挙げながら分かりやすく話した。
そこから講義は、「バズ学」のより実践的で具体的な内容へ。
“バズ”で重要なのは2つ。多くの人が有益性を感じられる「情報」と、多くの人が“分かる!”と賛同できる「共感」だ。この2つを組み合わせることで、より強力なバズを生み出せるという。
講義では「情報」と「共感」の“バズ”の違いや特徴も詳細に述べられ、SNSで”バズ”を最大化するために必要なことについても話が展開された。
さらに、”バズ”にもトレンドがあるとして「近年出てきたショート動画は基本的にバズりやすいです。短時間で得られる情報量が多く、長編の横動画を見るよりも時短になる。非常に流行っていて、HERO’ZZ universityでもショート動画を作るカリキュラムに力を入れています」と説明した。
その後も情報発信する際に押さえておくべきポイントを語ったヴァンビ。「スパイダーメーン」をYouTube登録者数1,000万人超えのチャンネルに成長させた方法については、「チャンネルを作る際に目的を決めて、どこで、何で、どのようにすればそれが達成できるのか自問自答を繰り返しました」と明かす。
具体的にはこうだ。
どこで(場所)...海外
何で(武器)…ノンバーバル(非言語)
どのように(方法)…ショート動画
「あとは行動、課題解決を繰り返すとチャンネルはおのずと成長します。皆さんもぜひ努力していってほしい」と激励した。
学生たちは終始、画面越しからも伝わる真剣な眼差しでヴァンビの話を聴いていた。
講義の後半には質疑応答の時間も。学生から寄せられた質問を時間の許す限り答えていったヴァンビ。
「YouTube上で動画が見られやすい投稿曜日と投稿時間は?」
「マックスで雇っていた動画編集者の人数は?」
「総再生時間の伸ばし方が知りたい」...
質問のほとんどが動画制作・配信に関する内容で、ヴァンビは自身の体験を交えて一つひとつ具体的に回答していった。実際に東京校で参加していた学生は、動画クリエイターとして成功したヴァンビの説得力ある話に納得した様子で頷いていた。
最後に「今後SNSを運用する上で、ひとつの動画の数字に一喜一憂しないことをおすすめします。力を抜いたほうが伸びることもあるので、あまりへこまずにやりたいことにはどんどん挑戦してください!ダメでもそこから学べば良いですから」とエールを送り、熱い想いが込められた講義は終了した。
ヴァンビ「SNSの可能性を広めていきたい」
今回、ヒューマンアカデミーの特別講師に就任した理由についてヴァンビは以下のように語っている。【ヴァンビ コメント】
今回、総合学園ヒューマンアカデミー様の特別講師に就任した背景には、生徒の皆さんに「バズ学」を提供し、将来どのような夢を追い、どのような職業に就くとしても必ず関わることになるSNSについて学んでいただきたいという思いがあり、この講師の役割を引き受けました。
取り組みとして、より専門性の高い技術を学んでいる方々にも「バズ学」を身につけていただく為に、オープンキャンパスや講義にて「バズ学」の講義をしていきたいと考えています。希少性が高く将来性のある人材輩出と、SNSの可能性を広めていきたいと考えております。
若者からも支持を集めるヴァンビから直接SNSのノウハウを伝授してもらえる機会はめったにないだけに、質疑応答では質問が止まらなかった。HERO’ZZ universityにいないと触れられない貴重な内容が詰まった講義は、動画クリエイターを目指す学生たちにとって有意義な時間になったに違いない。(modelpress編集部)