プロゴルファー中西直人、クラウドファンディングで初の男子プロゴルフトーナメント開催
2022.01.19 17:00
プロゴルファーの中西直人が、3月13日に初の男子プロゴルフトーナメント「THE TOURNAMENT for the FUTURE~子どもたちへの贈り物~」を開催することが決定。クラウドファンディングに挑戦する。
中西直人、クラウドファンディングで初の男子プロゴルフトーナメント開催
今、男子プロゴルフは試合数が減り続け、22年シーズンは25試合の予定。女子プロゴルフの38試合とは大きく差が開いている。この状況が続けば、「プロゴルファーになっても夢がない」という理由から、プロをめざすジュニアゴルファーがいなくなってしまうのではないかと心配されている。子どもたちが憧れる職業のひとつとして「プロゴルファー」を残すためにも、今大会の開催に至った。今回は、大手スポンサー企業からの出資で大会を開催する従来スタイルとは別に、ファンからクラウドファンディングで協力金を募り、これまでの試合以上にファンサービスを徹底する新たな形の大会だ。クラウドファンディングで支援された協力金は賞金及び、大会運営資金・返礼品に使用。男子プロによるトーナメントのほか、プロアマ大会も開催する。
また、クラウドファンディングの返礼品には、プロと接する機会を増やすため、プロアマラウンド&レッスン会への参加権や、選手のサインボール、非売品となる大会オリジナルグッズなどを用意。
今回の大会開催やクラウドファンディングへの挑戦について、発起人である中西は、「今回、子どもたちやアマチュアの皆さんに、ツアーの外でも男子プロゴルフの魅力を伝える場を作りたいという想いで構想し、クラウドファンディングに挑戦することにしました。圧倒的な飛距離や、信じられないショット、多彩なアプローチショットなど、男子プロゴルフの魅力を存分にお伝えする大会にしたいと思っています」とコメント。
そして、「今大会を、1回で終わらせるつもりはありません。今回は初回で、このクラウドファンディングが成功するのかどうか不安ですが、この『新たな試みの灯』を絶やすことなく、継続的に取り組んでいきたいと思っています。ぜひ趣旨をご理解いただき、ご協力ください」と熱い思いを語っている。(modelpress編集部)
中西直人コメント全文
プロゴルファーの中西直人です。今回、子どもたちやアマチュアゴルファーの皆さんに「男子プロゴルフの魅力を伝えるため」に1試合でも多く試合を開催したいという想いで、クラウドファンディングに挑戦することにしました。構想2年。多くの方々に支えていただき、ようやく実現に向け一歩踏み出すことが出来ました。趣旨をご理解いただき、ぜひともご協力をお願いいたします。
私がプロゴルファーをめざすきっかけは、小さいころ、ゴルフ好きの父に連れられてゴルフ観戦でした。
子どもなので見飽きてしまい、ギャラリーの通り道で寝転がっていたら、通りがかったプロゴルファーからボールをもらいました。そのボールを見ると「丸山茂樹」と書いてありました。すぐに立ち上がり、丸山プロを追いかけたのを思い出します。小学6年生のときでした。
田中秀道プロのことも鮮明に覚えています。サインをもらう列に並んで待っていたら、後ろのおじさんが横入りしてきたんです。すると田中プロがぼくを呼んで、ボールとグローブにサインを書いて渡してくれました。
ぼくはプロになってから、試合中でも子どもの姿を見かけたら、ボールやグローブを渡して、一声かけるよう心がけています。こうした出会いやきっかけが、将来のプロゴルファーを生むと信じているからです。
今大会では試合中のプロと、小学生が同組でラウンドするというジュニアにとっての「夢の企画」を実現し、未来のゴルファーの支援を行っていきます。
より多くの人に、想いを感じていただける大会を開きたい。子どもたちにプロゴルファーの凄さを体感してもらいたい。
その想いを実現する第一歩として、ファンの皆さまのご支援をいただきたい。男子プロゴルフの魅力を存分にお伝えし、必ず大会を成功させたいと思っています。
そして、ファンの皆さまとプロゴルファーが共創する今大会を、1回で終わらせるつもりはありません。今回は初回で、このクラウドファンディングが成功するのかは不安ですが、この「新たな試みの灯」を絶やすことなく、継続的に取り組んでいきたいと思っています。
人気を集める女子プロゴルフとの差は、数字に表れています。差を埋めるには10年はかかるでしょう。女子プロゴルフと張り合っていくということではありませんが、ここから逆転できる準備を始めたい。
男子プロゴルフ業界をさらに盛り上げたい。ぜひ今回の新たな試みにご協力ください。
<男子ツアーの魅力>
ゴルフが好きな方から「男子プロゴルフを見ても、自分のプレーの参考にならない」と言われます。そんなことを感じる方もいらっしゃるかもしれません。
とんでもない飛距離、「えっ、ここから狙うの?」という信じられないショット、多彩なアプローチショット……男子プロゴルフのプレーは、緻密さはもちろんのこと、「曲芸のような、ショーのようなゴルフ」をしているからです。お金を払って見ていただけるプロスポーツとして、常人にはマネができないレベルのゴルフを目指して探求しております。そうした魅力を、今大会では存分に味わっていただきたいと思います。
そのために、通常のストレートなショットではフェアウェイに運べないコース設定など、あらゆる工夫をしていきます。男子プロならではのプレーをもっと多くの人に見てもらうための、常日頃の情報発信が不足していた気がしています。
ヘッドスピードが速いからこそ生まれる「曲芸のようなショット」の動画を編集して公開できないか、ドライバーショットの音を公開できないか(同じクラブでも打つ人によって音はまったく異なります)など、新しい情報発信のカタチを模索し始めたところです。
こうした情報発信をすることで、多くの皆さんが男子プロゴルフの魅力に気づいていただくきっかけになればと思っています。
また、2022年1月6日に開かれた選手会で副会長に選出され、今回新設されたファンプロジェクト委員長にも就きました。谷原秀人新会長から「男子ゴルフ界を盛り上げるために手伝ってほしい」と言われ、やる気に燃えています。JGTOでの役割はもちろんしっかりまっとうしていくつもりですが、個人としても活動できることがあれば積極的に取り組んでいきたいとの思いで本大会を立ち上げることにしました。
<出場選手>
今大会を始めるにあたり、素晴らしいプロゴルファーが沢山いる中で、私の他9人のプロゴルファーが参加してくれることになりました。
中西直人/浅地洋佑選手/池村寛世選手/出水田大二郎選手/片岡尚之選手/亀代順哉選手/木下稜介選手/香妻陣一朗/比嘉一貴選手/久常涼選手
プロジェクト概要と集めた資金の使途
プロジェクト内容:2022年3月13日(日)瑞陵ゴルフ倶楽部にて「THE TOURNAMENT for the FUTURE」として男子ゴルフのトッププロが集い、レギュラーツアー同様に賞金を懸けた試合を実施いたします。ご支援いただいた資金は賞金及び、大会運営資金・返礼品に使用させていただきます。クラウドファンディング期間:2022年1月19日17時~2月28日
目標金額:10,000,000円
大会概要
【開催日】・2022年3月13日(日) 本大会
・2022年3月14日(月) プロアマ大会
【開催コース】
瑞陵ゴルフ倶楽部(岐阜県)
【競技方法】
プロのみ18ホールストロークプレー(個人戦)
プロ2名・ジュニア2名が同組でラウンドすることで、ジュニアには男子プロゴルフの魅力や凄さを体感していただきます。
【賞金総額】
500万
※賞金総額はクラウドファンディングの支援金により変動いたします。
【配信】
3月13日(日)本大会のみインターネットLIVE配信(予定)
LIVEコンテンツのアーカイブ(予定)
※クラウドファンディングの支援金により、配信コンテンツの充実を図ります。
【出場選手】
発起人・中西直人(46位)
木下稜介選手(3位)
香妻陣一朗選手(8位)
比嘉一貴選手(13位)
浅地洋佑選手(14位)
片岡尚之選手(19位)
池村寛世選手(22位)
出水田大二郎選手(41位)
久常凉選手(50位)
亀代順哉選手(68位)
※カッコ内は2021賞金ランキング
クラウドファンディング返礼品
・5,000円/選手からの御礼メール・10,000円/選手からの御礼メール&動画
・30,000円/大会公式グッズ・選手サインボール・御礼メール&動画
・40,000円/大会公式グッズ・選手サインボール・御礼メール&動画
・50,000円/大会公式グッズ・選手サインボール・御礼メール&動画
・75,000円/大会公式グッズ・選手サインボール・御礼メール&動画
・100,000円/大会公式グッズフルセット・選手サインボール・御礼メール&動画
・300,000円/3月14日開催のプロアマラウンド&レッスン会参加権&全選手サイン入りパネル
【Not Sponsored 記事】