「ケータイ」って呼んだらオバサン扱い?使われなくなった「携帯電話用語」5選(photo by vadymvdrobot/Fotolia)

「ケータイ」って呼んだらオバサン扱い?使われなくなった「携帯電話用語」5選

2016.12.20 17:00

以前は携帯電話のことを「ケータイ」と呼びましたよね。でも今はスマートフォンの普及により、「スマホ」と呼ぶのが一般的になっています。もしも「スマホ」のことを「ケータイ」と呼んでいたら、若者からオバサン扱いされてしまうかも…。今回は「昔はよく使ってたなぁ」と感じるけど、いま使ったら死語な「携帯電話用語」5選を紹介します。

  

「ケータイ」「ケー番」

前述の通り、今ドキ世代は「ケータイ」とは言わずに「スマホ」と言います。

確かにそうなんですが、言い慣れているせいか、「あれ?ケータイどこいった?」と口にしてしまいがちではありませんか?

さらに死語となっているのが「ケー番」。携帯電話の番号を略した言葉ですが、若者からしたら「?」に。

「ケータイ」という言葉に親しみ過ぎてしまっている人も多いと思いますが、少しずつ意識して、「スマホ」と呼ぶようにしないといずれオバサン扱いされちゃうかも。

「メルアド」

LINE等のアプリが普及されたことにより、影が薄くなっているのが「メール」です。

機能はもちろんありますが、「スマホでの連絡はほとんどLINEでやっているのでメールは使用していない」という方も多いのでは?

昔は「メルアド教えて~」と言って、赤外線通信をしたものですが、今では「LINEのID教えて~」が主流となりました。

特に「メルアド」という言葉は死語となり、略すときも「アドレス」と言われることが多くなりました。

まだ「ケータイ」って呼んでしまっていない?(photo by determined/Fotolia)

「バリ3」

昔は携帯電話の電波受信状況がアンテナ3本で表示されていたことから、もっとも電波が良い状態のことを「バリバリ3本立ってる」=「バリ3」と言っていました。

スマートフォンでは表示が変わり、電波受信状況の表示が5段階等に変わると、「バリ3」は完全に使われることがなくなりました。

そのまま「バリ5」と使えるものだとも思いましたが、完全に死語となってしまいましたね。

「写メ」

今でも当たり前のように使う「写メ」ですが、若い世代には伝わらないこともあるようです。

もともとは携帯電話で撮った写真をメールで送れる「写メール」というサービスの名前でしたね。

転じて、携帯電話で写真を撮ることを「写メ」というようになりましたが、その文化も徐々に薄れていっているよう。

今では普通に「写真」と呼ぶそうです。携帯電話で写真を撮るというよりも、カメラで撮っているという感覚に近付いているのでしょうか。

ただしこれはまだかなりの人が使っているので死語とまでは呼べないでしょう。

「逆パカ」

折りたたみ式携帯電話が主流の時代によく使われていたのが「逆パカ」。

本来折りたたむべき方向とは逆の方向に携帯電話を折りたたむことを言い、単純に携帯電話は破壊されます。

浮気がバレた彼氏の携帯を、彼女が「逆パカ」するなんて光景が以前はあったのですが、スマホに移行し、逆パカは不可能になり、死語に。

今で言うとスマホの液晶画面が割れてしまうことが感覚としては近いのかもしれませんね。

ただしスマホは画面が割れても致命傷にはならないので、浮気を知った彼女はいまどのような制裁を加えているのでしょうか?

10年間でかなり変わった携帯電話(photo by nenetus/Fotolia)
いかがでしたか?

もしかしたらすでに上記の言葉を知らなかったという人も出てきているのではないでしょうか。

どの言葉も10年前には日常会話として使われていたものだということに、時代の流れの早さを感じますね。

スマホの普及により、大きく変わった「携帯電話」。今後はどんな発展を遂げていくのか期待したいですね。(modelpress編集部)
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