範田紗々、ファンクラブ開設5周年の軌跡と“飾らない”美しさの秘訣【モデルプレスインタビュー】
2025.12.22 21:30
ファンクラブプラットフォーム「ミーミューズ(Mi-muse by Mi-glamu)」で開設したファンクラブ「Club PANDA」が5周年を迎えた範田紗々が、モデルプレスのインタビューに応じた。毎日更新を続けるファンクラブへの想いや、デビュー23年目を迎えてもなお輝き続ける秘訣、そして記念写真集『Evolve 〜あなた色〜』について話を聞いた。
ファンクラブ開設5周年、毎日更新を続けられた理由
― ファンクラブ開設5周年おめでとうございます。改めて、ファンクラブを始めたきっかけを教えてください。元々デビューしてから23年、イベントなどは頻繁に行っていたのですが、ファンクラブという形は取っていなかったんです。SNSで日々の活動は発信できていたので、あえて作る必要はないかなと思っていたのですが、ちょうどコロナ禍のタイミングでお話をいただきまして。直接会えない時期だからこそ、何か特別な場所を作ってみようと思って始めました。
― 毎日動画を更新されているそうですが、5年間毎日続けるのは大変ではなかったですか?
私、すごく雑に見えるんですけど(笑)、自分でやると決めたことは割と続くタイプなんです。小学生の時から日記を書いていて、それがブログになり、今も続いているので、記録することは苦ではないんです。SNSは誰でも見られますが、ファンクラブは有料で入っていただく特別な場所なので、何か差別化したいなと思って。「1日1動画」を必ずアップするようにしています。旅行に行った時も「まずは動画撮ろう!」って習慣になっていますね。
― ファンクラブでは、動画以外にどのような交流をされていますか?
月に1回「リモート飲み会」をやっています。これもコロナ禍に始めたことなのですが、皆さんが自宅のリビングやお仕事の合間の公園など、それぞれの場所から参加してくださって。背景を見て「あ、今日はそこからなんだ」なんて生活の一部を垣間見れるのが楽しいんです。最近あったことをのんびり話したりして、私自身も毎月楽しみにしています。
― 5年も続いていると、ファンの方との絆も深そうですね。
そうですね。開設当初からずっと会員番号1番を守り続けてくださっている方もいますし、長く応援してくださる方が多くてありがたいです。皆さん私の性格を知ってくださっているので、最近は「アクティブな遊びより、だらだら飲むのが楽しいよね」なんて言ってくれたりして(笑)。一緒に年を重ねてきた安心感があります。
ファンクラブ5周年で写真集
― 5周年記念の写真集『Evolve 〜あなた色〜』を制作。どのような作品ですか?この5周年記念写真集のお話をいただいた時、ちょうど他に袋とじ・デジタル写真集を出したタイミングでもあったので、それとは全く違うものにしたいなと思ったんです。デビュー当時はポップなグラビアが多かったのですが、最近は熟女路線のしっとり系が多かったので、原点回帰というか、少しポップに色を取り入れたいなと。タイトルは、応援してくださったみなさまへ5年間のありがとうを5つの色に込め、この先は「あなた色」に染めてくださいという意味と、「evolve」(エヴォルヴ)はこの先も時間をかけて進化して行きますという意味。どちらにするか決められなかったので、くっつけちゃいました(笑)。
― 赤・黄・緑・ピンク、そしてパンダ。
「パンダ」は白か黒かで審議になったり、マネージャーさんから「青も入れたら?」と言われて「それじゃ6色になっちゃう!」って揉めたり(笑)。
― でも「Club PANDA」なのでパンダは外せないですよね。
そうですね。青がお好きなファンの方には申し訳ないんですけど…(笑)。
久しぶりの「週プレ」とDVD発売、オファーが絶えない理由
― 先ほどもお話にあがりましたが、最近は15年ぶりに「週刊プレイボーイ」のグラビアに登場されたり、8年ぶりにイメージDVDを出されたりと、グラビア活動も活発ですね。本当に急なお話でびっくりしました。「週プレ」さんは現役時代や引退の節目に取り上げていただいていたのですが、まさかこのタイミングで呼んでいただけるとは思わず、撮影当日までドッキリだと思っていました(笑)。久しぶりの袋とじ、昔はテレホンカードで開けていましたけど、今は皆さん何で開けているんでしょうね(笑)。
― デビュー23年目を迎えられてもオファーが絶えないのは素晴らしいことですね。
本当にありがたいです。DVDのお話も急にいただいたのですが、こうして求められる限りは応えていきたいなと思っています。
美の秘訣は「保とうとしないこと」
― 長く活動されていますが、そのビジュアルを保つ秘訣を教えてください。よく聞かれるんですけど、私、何も保っていないんですよ(笑)。もちろん撮影前日はお酒を控えたり、整体に行ったりはしますが、無理なダイエットはしたことがないんです。昔のグラビアと比べたら体重も10キロ以上違いますし、つくべきところにお肉もついていますけど、それも含めて「その時々の自分でいいかな」と思っているんです。
― 年齢による変化もポジティブに捉えているんですね。
シワのないおばさんって逆に不自然じゃないですか?(笑)。私は笑いジワもシミも、人間らしくていいなと思っています。無理に若作りするのではなく、年相応に、いずれはおばあちゃん役ができるような女優になりたいと思っているんです。美容医療でダウンタイムを作る時間があるなら、美味しいものを食べて、仕事して、みんなと笑っていたいですね。
範田紗々が語る「夢を叶える秘訣」
― これからの目標を教えてください。人気商売なので、常に前に進んでいかなきゃいけないなとは思っています。あと、ずっと気球に乗るのが夢って言ってて、毎年ファンの方からは「今年こそ気球に乗った?」って聞かれるんですけど、ちょっと怖くてまだ実現できていなくて(笑)。いつかファンクラブのみんなと旅行に行ったり、そういう楽しいイベントを続けていけたらいいなと思っています。これからも「範田紗々」として、皆さんに喜んでいただける新しいものを届けていきたいです。
― 最後にモデルプレスの読者に向けて、範田さんが思う「夢を叶える秘訣」を教えてください。
「色々な人に夢を言うこと」です。たとえ誰かに「無理だよ」と笑われたとしても、自分だけは信じてあげて、100人、1000人に「私これになりたいんだよね」って言い続けるんです。そうすると、必ず誰かが繋げてくれると信じています。私自身、周りの人の支えと運だけでここまで来られたと思っているので、心に秘めずに口に出して伝えることが1番の近道だと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
範田紗々(はんだ・ささ)プロフィール
1985年4月18日生まれ、沖縄県出身。2002年にグラビアアイドル活動を開始。映画『東京大学物語』(2006年)で初ヌードを披露して話題に。同年、SODクリエイト専属としてAVデビュー。2010年の引退まで52作品に出演。ファンクラブプラットフォーム「ミーミューズ(Mi-muse by Mi-glamu)」で開設したファンクラブ「Club PANDA」は2025年12月に5周年を迎えた。
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