矢吹奈子、12年越し・福田雄一演出作に出演 指原莉乃の“愛ある売り込み”秘話も「毎日写真送ってくる」【サムシング・ロッテン】
2025.11.22 04:00
元HKT48で女優の矢吹奈子が11月22日、都内で開催されたミュージカル「サムシング・ロッテン」楽曲披露取材会・囲み取材に出席。同作の演出を手がけている福田雄一監督が、矢吹との出会いについて語る場面があった。
矢吹奈子「稽古初日からアドリブ…」裏話明かす
同作でポーシャ役を演じる矢吹。個性豊かな役柄が登場する本作だが、お気に入りのキャラクターを尋ねられると「お父さんです!」と父親役であることを明かし「最初お会いしてご挨拶した時に『よろしくお願いします』っていう感じだったので、正統派な方なのかなと」と初対面での印象を明かすも「稽古初日からアドリブ…」と第一印象とは異なる演技だったと明かした。また、矢吹は「福田さんからセリフが飛んじゃった時に、『セリフを覚える前にアドリブ入れるな!』って」と裏話を語り、笑いを誘っていた。福田雄一監督、矢吹奈子との出会い語る
また、福田監督は矢吹について「奈子は小学生の時から知ってる」と明かす場面も。「小学校の時からずっと、指原莉乃がもうずっと売り込みをしてて『奈子使ってください!』ってずっと言われる。毎日写真送ってくるんすよ」と福田監督と交流があり、矢吹と同じHKT48に所属していた指原莉乃からの熱心なアピールを回顧した。福田監督は「指原がHKT48にスキャンダルで飛ばされたじゃないですか。飛ばされたら飛ばされたで、楽しそうだったんですよ」と当時の指原を振り返り、「なんで楽しいのかなと思ったら『可愛い子見つけたんです』って」と説明し、それが矢吹だったという。また、「『何かありませんか?奈子に』って言われて、今の所ないなっていうことがあって。そこから12年経って、プロデューサーさんから『矢吹奈子ちゃんどうですか?』って言われて、これだと思って」と矢吹のキャスティング秘話を明かした。
さらに、11月20日に放送されたフジテレビ系「トークィーンズ」(毎週木曜23時~)で話した内容についても触れ、「10年越しの営業がやっと見えてきたっていう関係で(笑)」と語った福田監督。「僕は奈子をずっと見てきたし、ちゃんと歌のことも知ってたし、最近ミュージカルやってるの知ってたし。本当にベストキャスティングな感じ」と絶賛していた。
ミュージカル「サムシング・ロッテン」
本作は、ブロードウェイで2015年に初演され、トニー賞で1部門受賞・9部門ノミネートを果たしたヒット・コメディ。シェイクスピア作品をはじめとするミュージカルや演劇の名作たちを大胆にパロディにしながらも、演劇への愛と情熱を詰め込んだ作品として、世界中の舞台ファンを魅了した。再演となる2025年版は、引き続き福田監督が演出を手がけている。(modelpress編集部)
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