水卜麻美アナ、日テレの先輩・菅谷大介アナ訃報に涙「すごく寂しい」最後に交わした会話明かす
2025.11.11 11:07
日本テレビの水卜麻美アナウンサーが11月11日、日本テレビ系朝の情報番組「ZIP!」(月曜~金曜あさ5時50分~)に出演。同月8日、消化管からの出血により亡くなった同局系アナウンサーの菅谷大介さんを悼んだ。
水卜麻美アナ、菅谷さんへの思い語る
水卜アナは、菅谷さんについて「数日前に当たり前のようにいつも通り菅谷さんがアナウンス部にいて、いつも通り『おはようございます』って言って『ZIPの街録面白かったね』なんて声をかけられて」と振り返り、「ごめんなさい、絶対泣かないと思っていたのに」と涙を拭った。続けて「そのときはたしか、私が休みの日にしていたしょうもない旅行の話とかを、菅谷さんがすごく聞き上手なので『うんうん。よかったね』って聞いてくれてたのをよく覚えていて。それが最後になるなんて思っていなかったので『何でまたくだらない話しちゃったんだろうな』なんて思ったんですけど…」と菅谷さんと交わした会話を回顧した。また、「『ZIP!』に戻ることも心から楽しみにしていたので『ZIP!を観てくださっているみなさんにも、代わりというか、菅谷さんがどんな先輩だったのかお伝えしたいなと思ってお話をさせてもらうんですけど」と前置きし、「私は新人の頃からいろいろと番組でご一緒する機会があって。優しく指導はしてくれるんですけど、私がめちゃくちゃやっても『いいよいいよ。面白いからそのままでいいよ』ってずっと言ってくれていた先輩でした」と菅谷さんの人柄を伝えた。
水卜麻美アナ、菅谷さんとの思い出回顧
さらに「私がダメな社員でいろいろ提出物を出さなかったりとかしても、そういうときに必ず大事になる前にこっそり連絡をくれて『水卜、大丈夫?』みたいな『もし忙しかったら、俺代わりにやっておこうか?』とか言って。『先輩にそんなこと頼めませんよ』なんて言って。でも実際、何回か甘えてやってもらったりしてたんですけど、事務的な連絡でも絶対冷たいメールじゃなくて、いつも一言『今日やってたあれ、面白かったね』とか『最近遅いけど体調大丈夫?』とか、温かい言葉を添えてくれる先輩でした」と涙を浮かべながら回想した。そして、菅谷さんをいつも褒めてくれる謙虚な方だと説明し、「私後輩なんですけど『水卜のこと尊敬してる。僕も頑張る』っていつも言ってくれて。後輩みんな言われていると思うんですけど『ZIP!』に出たときも、いつもやったあとに『僕大丈夫だったかな。面白かったかな?できていたかな?』って確認する人」「『最高でした』って褒めると『え、そうかな?』って言って、めちゃくちゃ嬉しそうだったのがなんてお茶目で可愛い人なんだろうなって思っていました」と話した。
水卜麻美アナ「すごく寂しい」
最後には、「すごく寂しいんですけど、体調を崩してから特に後輩についても『体調気をつけて』ってずっと言っていたので、今観てくださっているみなさんも今回のこのニュースを観て体に気をつけてもらえたら、菅谷先輩はものすごく喜ぶと思うので、1つのきっかけになればいいなと思います。菅谷アナウンサーにはゆっくり休んでもらいたいと思います」とまっすぐな目で伝えていた。菅谷さんは、1997年に日本テレビに入社し、「日テレNEWS NNN」をはじめとしたニュース、情報系番組のほか、箱根駅伝などのスポーツ中継、バラエティー番組でも活躍。2022年8月にはすい臓がんを公表。手術を受けて闘病中であることを明かし、番組やSNSを通してその経験を発信していた。2025年11月8日午後1時6分に亡くなったことを同月10日に日本テレビが発表している。(modelpress編集部)
情報:日本テレビ
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