小栗旬、事務所社長就任で考えに変化「無理しちゃう人もやっぱりいるので」
2025.10.10 21:41
俳優の小栗旬が10日、都内で行われたPodcast番組「B-side Talk 〜心の健康ケアしてる?」の公開収録に出席。事務所の社長に就任してからの変化を語った。
小栗旬、Podcast番組公開収録に登場
「B-side」とは、エンタテインメントの価値の源泉であるクリエイターとそのスタッフを心と身体の両面でサポートする、ソニー・ミュージックエンタテインメントのプロジェクト。今回は小栗と心療内科医の鈴木裕介をゲストに迎え、番組MCを務める小原ブラス、奥津マリリ(フィロソフィーのダンス)と共に「#じょうずにやすもう」をテーマに、メンタルケアにおいて大事な休養、セルフケアなどについてトークを繰り広げた。小栗旬、休みへの考え方に変化
「休むこと」について小栗は「最近はあまり取れていないかもしれないですが、ほどよく休みとのバランスを取りながら仕事はできてるかな、と思います」と告白。自分たちはアウトプットをすることがとても多い仕事だと話し「インプットできていない時間が続いているときは、そろそろ休めって言われているサインなんじゃないかな、と思います」と語った。基本的には自分で『もうそろそろ休みたいので休ませてください』と話をするのだという。10代の頃から活躍し、キャリアが長い小栗。今と昔で休むことへの考え方は変わったのかという質問には「自分自身もそうですし、僕らがやっている環境もだいぶ変わったと思います」と答えた。小栗は「今から20〜30年前はなかなか休みたいと言える環境でもなかったので、無理してみんな働いていた」と振り返り「今はコロナ以降、ちゃんと体調不良の人間は休むべきであるということにもなってきているし、休むということを言えないという環境ではなくなったなと思います」と変化を明かした。休んだ後の不安はないかと聞かれると、小栗は「僕は休んで自分が戻ってくる場所がなかったらそれは需要がなくなったということなので仕方ないと思っています」とキッパリ話した。
小栗旬、事務所社長就任で変化
小栗は2023年にトライストーン・エンタテイメントの代表取締役社長に就任。立場が変わることで起きた考えの変化を小栗は「所属している人間がうまく休みを取れているか気にするようになりました」と明かしつつ「自分自身で言うと、俳優をやっていない時間には他の業務もあったりするので、休めなくなっている時間の方が増えているということはあるんですよね」と笑った。小栗はいろいろな人がいる、と続け「『元気である限りは休みたくない』って言う方もいらっしゃいます。そういうときにはなるべく『(体などに)何か変化がないかな?』と見るようにしたいなと思っています。無理しちゃう人もやっぱりいるので」と周囲のケアを心がけていると明かした。(modelpress編集部)
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