畑芽育“理想の最期”について考える「一風変わったお葬式で送り出していただけたら」【終活シェアハウス】
2025.10.03 19:17
女優の畑芽育が3日、都内で開催されたNHKプレミアムドラマ『終活シェアハウス』(BSP4K・BS/毎週日曜22時~)合同取材会に城桧吏、竹下景子とともに出席。作品名にちなみ“理想の最期”について考える場面があった。
畑芽育、終活について考える
終活をテーマにしていることにちなみ、自身にとっての“理想の最期”を問われた畑は「あまり考えたことはなかった」と言い、「例えば本当の人生の最期として葬儀とかを考えてみたときに、ものすごくハッピーな音楽を大音量で流したりして(笑)。しんみりと静かに送り出すっていうのも大事だとは思うんですけど、私自身は楽しいことが大好きな人間なので。ちょっと一風変わったお葬式で、送り出していただけたらなんていう風に、今ぴーんと思い浮かびました」と明かした。また台本を見て「特に(畑演じる)美果と(城演じる)翔太はモノローグ、心の声がすごくたくさんある役だったんですね。最初に録音して、仮で撮ったものを現場で流しながら撮影を進めていたんですけど、実際に映像で起こしてみると、だいぶ心の声の部分とかは、特に私なんかは、だいぶユーモラスな感じで演じさせてもらっていたので」と回想。「もちろん先輩方、おばさま4人たちの掛け合いも、ものすごくコミカルでテンポ感のあるお芝居になっていらっしゃると思うんですけど、美果のちょっとした表情使いだったり、翔太の真面目過ぎて不器用な部分だったり、そういうところも若者2人もすごく可愛らしく描かれていて、すごく安心したのと同時に、やっぱり、ますます今後どういう展開になっていくかっていうのもすごく気になります」と笑顔を見せた。
畑芽育、女優人生に意気込み
竹下をはじめとする先輩たちの芝居からどんな学びがあったか問われると畑は「当然、勉強になることしかなくて」と尊敬の気持ちを表明。「みなさん、もちろん原作を読み込んで、たくさんキャラクターを考えてきていらっしゃると思うんですけど、ありのままの姿で真っすぐお芝居していらっしゃるんだろうなというのを、近くで見ていて感じます」と話した。続けて「こんなにパワフルで、そして私よりも何年もたくさん芸能界を生きていらっしゃるみなさんが、カメラの前でイキイキとお芝居をしている姿を近くで見させていただくっていうのが、すごく貴重な時間だと思っていて」と伝え、「そんな姿を見て『私もこういう風に年を重ねて、楽しくお芝居している将来が待っていたらいいな』という風に思わせていただいております」と意気込んだ。これに竹内は「あと50年あるからね」と歴の長さを感じさせて会場を沸かし、畑は「はい!長く頑張っていきたいと思います」と力強く宣言していた。
「終活シェアハウス」
本作は、4人で272歳のシニア女性たちが自由に暮らすシェアハウスが舞台。“今”をうまく生きられない、若い世代とシングルシニア女性たちが互いにインスパイアされて生まれるヒューマンコメディーとなっている。(modelpress編集部)
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