「ミス・サイゴン」ビジュアル(提供写真)

WEST.桐山照史、オーディション突破し初参加 駒田一・東山義久らミュージカル「ミス・サイゴン」メインキャスト発表

2025.09.28 12:00

2026年に4年ぶりに上演されるミュージカル『ミス・サイゴン』(2026年10・11月~/東京・東急シアターオーブほか)のメインキャストが決定。WEST.桐山照史が、オーディションを突破し同作に初参加することが発表された。

  

「ミス・サイゴン」メインキャスト発表

ミュージカル『ミス・サイゴン』は、オリジナル・プロダクション製作:キャメロン・マッキントッシュ、作:アラン・ブーブリル&クロード=ミッシェル・シェーンベルクという、ミュージカル『レ・ミゼラブル』を世に送り出したチームの第二弾として製作されたもの。日本初演は、1992年4月から、翌年9月までの504日間、東宝演劇史上、類を見ない1年半のロングラン公演により745ステージを完遂。2012年からは、2004年にイギリスで初演されたスピーディさとドラマティックさを併せ持った新演出版で、ロンドン・ウェストエンドとニューヨーク・ブロードウェイに先駆けて日本全国各地で上演された。

サイゴン陥落のシーンでは、舞台に実物大のヘリコプターが登場するなど、舞台装置も観客の度肝を抜かせる同作は好評を受け、2014年、2016年と帝劇ほかで公演を行い、2022年には日本初演30周年記念公演が7月に帝劇で開幕、11月の埼玉・川越まで日本全国を縦断し、通算上演回数は1569回に至る。

桐山照史、オーディション突破し「ミス・サイゴン」初参加

そして、2026年に4年ぶりの上演が決定し、今回メインキャストを発表。2026~27年全国公演、この新たなステージに向け、次世代を担うキャストを見出だすオーディションが大々的に開催された。サイゴンでクラブを経営しながら、いつかアメリカに渡って成功する夢を抱いているフランス系ベトナム人のエンジニア役には、2022年公演に引き続き駒田一と東山義久に加え、アイドルグループ・WEST.のメンバーで、主演したミュージカル『グラウンドホッグ・デー』では、演技力と歌唱力のみならずコメディセンスも発揮した桐山が、厳しいオーディションを突破して初参加することが決定した。

ベトナム戦争で家族と故郷を失い、辿り着いたサイゴンでアメリカ兵のクリスと恋に落ち、一児をもうけるキム役には、続投の屋比久知奈に加え、ミュージカル『レ・ミゼラブル』エポニーヌ役の好演も記憶に新しい清水美依紗とルミーナが抜擢。そして、キムと恋に落ちるも、戦争の後遺症に苦しむことになるアメリカ兵のクリス役には、『ムーランルージュ!ザ・ミュージカル』『キンキーブーツ』などグランドミュージカルでの活躍が目覚ましい甲斐翔真と、劇団四季退団後、ミュージカル『この世界の片隅に』『レ・ミゼラブル』『ジャージー・ボーイズ』など、遺憾なく実力を発揮している小林唯の初参加が決定した。

さらに、それぞれの扮装写真の入ったメインビジュアルと、出演に臨む意気込みコメントも到着。桐山は「事務所に入った時以来のオーディションで、自分でも驚くほど緊張しました。全世界の大先輩方が築き上げてこられた『ミス・サイゴン』に携われる喜びとプレッシャーを胸に、桐山のエンジニアも1人でも多くの方に楽しんでいただけるよう、全力で挑みます。2026年の日本版『ミス・サイゴン』、ぜひ楽しみにしていてください!」と呼びかけている。(modelpress編集部)

駒田一(こまだ・はじめ)コメント【エンジニア役(トリプルキャスト)】

また『ミス・サイゴン』に参加出来る喜び。エンジニアとして呼吸する快感。高鳴る鼓動、武者震い。背筋が伸びる。背中がつる(それはダメだ)。初参加から既に10年以上経つんだなあ。ワクワクドキドキ。今回も稽古場で苦しんで悩んで踠いて成長出来るよう集中しよう。そして怪我や事故のないように。皆で無事にゴールできますように。そして悔いが残らないようにやり遂げる。どうぞお楽しみ下さいませ。

東山義久(ひがしやま・よしひさ)コメント【エンジニア役(トリプルキャスト)】

2022年の上演から4年。あの時のキャスト、スタッフと共に創り上げた興奮と情熱を、今再びエンジニア役を通してお伝えする覚悟と責任を感じています。今回のカンパニーの皆さんと稽古を重ね、このカンパニーでしか出来ない新しい『ミス・サイゴン』をお贈りしたいと思います。楽しみにお待ち下さい!

桐山照史(きりやま・あきと)コメント【エンジニア役(トリプルキャスト)】

今回初めてエンジニア役を務めさせていただきます、WEST.桐山照史です。事務所に入った時以来のオーディションで、自分でも驚くほど緊張しました。全世界の大先輩方が築き上げてこられた『ミス・サイゴン』に携われる喜びとプレッシャーを胸に、桐山のエンジニアも1人でも多くの方に楽しんでいただけるよう、全力で挑みます。2026年の日本版『ミス・サイゴン』、ぜひ楽しみにしていてください!

屋比久知奈(やびく・ともな)コメント【キム役(トリプルキャスト)】

キムとして、もう一度『ミス・サイゴン』の世界で生きられることがとても嬉しいです!あの音楽を全身に浴びることができる瞬間が待ち遠しく、同時に責任も感じ、想像するだけでドキドキしてきます。前回公演から4年が経ち、私自身経験を重ね、キャストの変化もあり、時代も大きく動いていて。今を生きている中で感じることを大切にしながら、でも純粋な気持ちで、刺激に敏感に、精一杯キムと向き合っていきたいと思います!

清水美依紗(しみず・みいしゃ)コメント【キム役(トリプルキャスト)】

ミュージカルを学ぶために留学したニューヨークで、授業で初めて歌った曲が、キムの「命をあげよう」でした。作品の背景や彼女の人物像を学ぶうちに、いつか必ず演じたいと願うようになり、その思いが現実となったことを大変嬉しく、身の引き締まる思いです。世界中で愛され続ける『ミス・サイゴン』に携われることを光栄に思い、素晴らしいキャスト・スタッフの皆さまと共に、この作品を大切に紡いでいきたいです。

ルミーナ(るみーな)コメント【キム役(トリプルキャスト)】

キムを演じさせてだきます、ルミーナです。この歴史ある作品にキムとして携われることができ、とても光栄です。キムの生き様そして、『ミス•サイゴン』の世界観を最大限に皆様へお届けできるよう最善をつくします。

甲斐翔真(かい・しょうま)コメント【クリス役(Wキャスト)】

クリス役として出演させていただくことになりました。世界にはたくさんのミュージカルが上演されていますが、この『ミス・サイゴン』はその中でも不動の人気を誇る作品です。そんな作品に自分が出演できること、とても身が引き締まる思いです。今年、終戦50年を迎えたベトナム。歴史と土地を実際に感じたいと思い、先日ベトナムを訪問することができました。想像を巡らせながらベトナムを歩き、この作品のことを考えていました。今の僕に何が出来るのか、俳優として向き合っていきたいと思います。

小林唯(こばやし・ゆい)コメント【クリス役(Wキャスト)】

『ミス・サイゴン』を初めて観た時からクリス役に挑戦することは俳優としての長年の夢でした。憧れていた大役を任せていただける喜びとともに、その責任を強く感じています。クリスの持つ人間的な弱さや愛の深さを大切にしながら、自分らしく演じられたらと思います。素晴らしい名曲と共に、お越しくださる皆さまに何か大切なメッセージが届けられるよう、全力で努めます。どうぞご期待ください。

公演情報

【東京公演】
2026年10・11月~:東京・東急シアターオーブ

【全国ツアー公演】
2026年12月~:大阪・梅田芸術劇場 メインホール、福岡・福岡市民ホール 大ホール
2027年1月~:静岡・アクトシティ浜松 大ホール、北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru
【Not Sponsored 記事】

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