Aぇ! group佐野晶哉、新番組で「知らんおっちゃん」と海外ロケ 末澤誠也は「入国審査で別室に閉じ込められた」過去明かす【Aぇ! groupのQ&Aぇ!/取材全文】
2025.09.24 12:00
Aぇ! groupが出演するグループ初の関東レギュラー冠番組「Aぇ! groupのQ&Aぇ!」(フジテレビ系、毎週日曜25時25分~)が10月12日よりスタート。このほど同局にて取材会が行われ、メンバーが新番組に向けて意気込みを語った。<取材全文>
「Aぇ! groupのQ&Aぇ!」
現在、関西地区で放送されている「あっちこっちAぇ!」(ABCテレビ)や「Aぇ!!!!!!ゐこ」(MBSテレビ)で冠番組を持ち、まさにその勢いが止まらないAぇ! group。そんな彼らが、関東地区での“初”冠番組として「Aぇ! groupのQ&Aぇ!」を始動。さらに、番組開始を記念して、10月3日23時から全国ネットでの特番も放送が決定している。絶大な人気を誇るAぇ! groupだが、実はデビューまでにかなりの時間を要した苦労人グループ。過去には、後輩のバックで踊った経験やアルバイトをしていた時代も。そんな彼らが、新時代の新たな答えを出す、ガムシャラアイドル全力検証バラエティーに挑戦。この番組は、“今本気で気になっていること”を、今最もガムシャラなアイドルのAぇ! groupが本気で検証していく。
どんなことにも全力な5人が、令和時代の本気の疑問を、体を張って徹底検証。令和時代だからこその疑問“Q”に、汗をかいて全力で向き合い、ガムシャラなAぇ! groupがアンサー“A”を届ける。個性豊かな5人の喜怒哀楽が詰まった本気の検証ドキュメントも見どころとなっている。
Aぇ! group、新番組への期待と不安 末澤誠也は過去に「入国審査で別室に閉じ込められた」
― 新番組がサプライズ発表されてからの心境を改めてお聞かせください。いつ頃実感が湧いたのでしょうか?正門良規:この間、初めて番組の打ち合わせをして、ようやく実感が湧きました。YouTubeで発表されたときは番組内容も何もわかっていなくて、“令和を代表するバラエティー”というふわっとした情報だけ聞いていたので(笑)。でも、具体的にどんな場所に行くのかを聞いて、「始まるんやな」とワクワクしました。
小島健:僕はリチャくんと「海外怖いな…」って話してました(笑)。
草間リチャード敬太:ちょうどさっき、海外のしおりを渡されたんです。
小島:だから今は、楽しみより不安のほうが大きいです(笑)。でも、そういう意味では実感が湧いてきたのかもしれません。
佐野晶哉:僕も、YouTubeでサプライズ発表されたときは番組のことをあまりわかってなくて、その後も「海外に行く」以外は何をするのか聞かされていなかったので、スケジュールに新番組のロケが入ってから実感が湧いてきました。
リチャード:僕は本当に、ついさっきですね(笑)。たぶん、海外に行ってから新番組に対する実感がもっと湧くんだと思います。だから今は「ネットで入国審査するんや」とか、そういう情報を集めているところです(笑)。
小島:へぇ~。
正門:まだ「へぇ~」って言ってる人がおる(笑)。
小島:え?ネットでやるんですか?
リチャード:「ネットで先にやっておいてください」って感じのやつがあるんですよ。
小島:え?どういうこと?電波みたいなこと?
正門:(記者に)…すみません、後で詳しくやっておきます(笑)。
末澤誠也:「電波みたいなこと」って(笑)。その話は後でやってください。僕は、ちゃんと入国できるのかが不安ですね。
全員:(笑)
リチャード:…なんか怪しいもんでも持ってこうとしてるん?(笑)
末澤:前にアメリカに行ったときに止められて、別室に50分くらい閉じ込められたことがあったんですよ。それが怖くて、トラウマなんです。「ちゃんと無事に入れるのかな」っていう不安が…(苦笑)。
正門:その状況、テレビで見るやつやん(笑)。
佐野:「別室に閉じ込められた」が記事になる(笑)。
佐野晶哉「知らんおっちゃん」と1泊2日の海外ロケへ
― 皆さんはこれまでたくさんのバラエティーに出演されていますが、メンバーそれぞれの強みが、この番組でどう活かされそうか、それぞれお一人ずつお聞かせください。(佐野→リチャード→末澤→正門→小島)佐野:リチャくんは、ボケてよし!ツッコんでよし!何をやっても面白い!Aぇ! groupの目印担当!爆発力があって、リチャくんの時間になったら誰も勝てない。5人の中でっていうより、アイドル界の中でも圧倒的なものを持っていると思います。一時期は“キレ芸”みたいなキャラもあったけど、それだけじゃなくて、リチャくんが言うからこそ面白くなるワードとか感情がいっぱいあるので、日本に帰ってこられへんくらい、シンガポールで爆発させてきてほしいです!
末澤:…どういうこと?(笑)
リチャード:ツッコんだらケガする(笑)。末澤は、もともとやと思うけど、最近特にバラエティーが大好きで、率先してバラエティーの方向に持っていってくれるんですよ。
末澤:そんなことないです。
小島:みんな真剣にやりたいのに、すぐバラエティーの方向に…
末澤:なんやねん、それ!「真剣にやってほしい」ってこと?(笑)ちゃんと真剣なときは真剣にやってるわ!
リチャード:でも、メンバーのうち1人がそっちの方向に行ってくれることで、グループとして助かってる部分もあるんですよ。
末澤:なんで“1人”なん?(笑)
佐野:最近のバラエティーでは、1:4(末澤:他4人)の構図が多いですよね。
末澤:一緒にやろうよ!
佐野:嫌や。(即答)
全員:(笑)
リチャード:こんな感じで、新番組でも末澤は率先してバラエティー的な部分を引っ張ってくれると思ってるので、そこにすごく期待しています!
末澤:期待されてるんや(笑)。恐れ多いです。
― 末澤さんは、バラエティーに目覚めたきっかけが何かあったのでしょうか?
末澤:別に目覚めたわけじゃないんですけど…(笑)
全員:(笑)
末澤:バラエティーを見るのが好きなんです。
小島:でも最近、週1〜2本くらいのペースでバラエティーの収録してません?
末澤:そうやね。今はバラエティーのスケジュールしか入ってこない…(笑)
正門:すごいな!引っ張りだこやん。
末澤:いや〜、ありがたいですね(笑)
小島:マネージャーさんに自分から「俺はバラエティーの方向で行きたい!」って言ったらしいです。
末澤:いや、一言も言ってない(笑)。それはほんまに言ってない(笑)
リチャード:マネージャーさんが見出してくれたんやな。
末澤:それはありがたいです(笑)
全員:(笑)
末澤:正門は天然っぽいところがあるので、そういう部分が海外ロケでも炸裂して、面白いハプニングを引き起こしてくれるんじゃないかなと思います。正門もバラエティーのときは、「やる」となったら結構思いきりやるタイプなんで。そういうところでは、すごくいい面白さを出してくれるんじゃないかと思ってます。
正門:健ちゃんは、Aぇ! groupのバラエティーリーダーで、お手本みたいな存在です。
小島:いやいや、そんなことないです(笑)
正門:Aぇ! groupは個性を売りにしているグループではあるけど、その中でもかなり尖った感性を持っていると思うし。バラエティー面はもちろん、ちゃんとアイディアを出してチャレンジするときにも率先してやってくれるから、非常に心強い存在です。
小島:佐野ちゃんは…もう頑張ってくれたらそれでえぇ(笑)
佐野:何がやねん!(笑)
小島:今は末澤さんのほうが目立ってるかもしれないけど、佐野もバラエティーの出演数がすごいんです。やっぱりこの二大柱が強いです。
末澤:…二大柱?(笑)
小島:佐野はバラエティーでの知名度が本当にあって、「あの番組に出てた子や!」「カラオケの子や!」って言われることも増えてるし、引き出しがどんどん増えてきてる。だから、この番組ではどの引き出しを出すのか、どういうテイストで向き合うのかが楽しみです。
末澤:でも最近は俳優業が多いから、その辺がちょっと不安。
小島:確かに、声優とかもね。最近バラエティーに出てる末澤さんからすると、佐野は不安?(笑)
末澤:お芝居ばっかりやってるから、“間(ま)”とかが不安よね。お芝居の“間”で喋られてもなぁ…
佐野:バラエティーとお芝居の“間”って違うんですか?(笑)
末澤:全然違うよ!
佐野:僕はその辺、まだ全然わかってないです(笑)。勉強します。
― 個人の強みについてのお話が出ましたが、Aぇ! groupとして見せたい姿や、「こんなところが見られるんじゃないか」と期待していることなどをお聞かせください。
末澤:全力で体当たりする番組になると思うので、リアルに苦しむのか楽しむのかはまだわかりませんが、バラエティーとしての面白さはもちろん、辛さやしんどさから生まれるハプニング的な面白さも出せるんじゃないかなと思っています。
正門:良くも悪くもかもしれないけど、等身大のAぇ! groupの姿をお見せできると思います。自分たちのロケ映像をスタジオで見たり、今までやったことないことに挑戦できるのも、すごく楽しみです。
佐野:僕ら、5人の空気感には自信があるんですけど、フジテレビさんが「芸人さんやゲストの方を入れずに、5人の空気感だけを武器にするのがこの番組の強み」って言ってくれたんです。デビューしてから、関東のバラエティーでAぇ! groupのカラーを出せる場所ってなかなかなかったので、すごく楽しみにしていたんですけど…打ち合わせのときに「海外で2日間、3組に分かれてロケをする」って聞かされて。で、僕の相手がディレクターの知らんおっちゃんやったんですよ(笑)
全員:(笑)
佐野:初対面の、知らんおっちゃんと海外のホテルで1泊するらしくて…そこだけ、めちゃくちゃ不安ですけど(笑)。でも5人の空気感をしっかり届けられるように、ディレクターと2人で頑張ります(笑)
Aぇ! groupのヒーローは草間リチャード敬太?「雷を使うタイプ」
― 総合演出の方が「Aぇ! groupは戦隊ヒーローのようなアイドルだと思っています」とコメントされていましたが、グループの中で一番ヒーローっぽいメンバーは誰ですか?小島:火を出せる人がいたり、雷を出せる人がいたり…みたいな、出せる技や出てる作品は違うけど、みんなヒーローっぽいってことなんだと思います。
佐野:火を出せるのは誰?
小島:あ、ごめん。そういうことじゃない(笑)
全員:(笑)
小島:例えやから!(笑)
末澤:佐野はバラエティーのブランクがあるからな。お芝居しかしてなかったし…
小島:ブランクがありすぎる(笑)。俺らは4人でロケして、佐野は基本、ディレクターとロケをしてもらいます。
佐野:なんでやねん!知らんおっちゃん!
末澤:勝手に罰ゲームにすんなよ!(笑)
佐野:6週罰ゲームやな…(笑)
小島:皆さん、リチャくんを見てください。爽やかなこの金髪!めちゃくちゃヒーローです!
全員:(笑)
末澤:どういうこと?(笑)
リチャード:見た目がヒーロー?(笑)
正門:確かに、少年漫画の主人公っぽいよな。
小島:映画のスクリーンに出てきそうです。ヒーロー感あってかっこいいし、目の大きさもヒーロー。まずは見た目がヒーローっぽい。確実に雷を使うタイプです。
リチャード:絶対この感じは雷やんな(笑)。でも、たぶん僕がヒーローなんでしょうね。
佐野:かっこいい!
末澤:これはもう、リチャがヒーローです。本人が言ってるんで(笑)
小島:その心は…?(笑)
リチャード:フィーリングです(笑)
小島:お〜!その答えが一番や(笑)
正門:適当に喋るなよ(笑)。理由が欲しいやろ。
末澤:でも佐野がヒーローじゃないことは確かです。
小島:だってヒーローはディレクターと2人で過ごさへん。
末澤:過ごさへん(笑)
佐野:…。
全員:(笑)
正門:まぁでも、ヒーローはリチャくんじゃないですか?
末澤:一番適当やな(笑)
正門:でも、誰って言われると難しいよね。小島が最初に言ってたように、違う作品、違うジャンルからキャラクターが一人ずつ出てきてるような、そんなグループだと思います。
小島:じゃあ、自分はどんなヒーローやと思う?
正門:(少し考えて)…ウルトラマン。
末澤:お~、そうなんや。
小島:え?なんで?(笑)ウルトラマン要素、まったく感じたことない(笑)
正門:3分が限界かなっていう(笑)
末澤:そういう意味!?何が?(笑)
正門:すぐ疲れちゃうから(笑)
小島:お後がよろしいようで(笑)
小島健のQ「愛って何やと思う?」後輩に問う哲学先輩
― 全力検証バラエティーとのことですが、最も「検証力がありそう」「いい答えを導き出しそう」なメンバーは誰だと思いますか?末澤:僕は、小島とかリチャが検証に向いてるんじゃないかなと思いました。僕は苦手なので…
小島:それは周知の事実です。
末澤:あ、言わなくてもわかってたな(笑)
全員:(笑)
佐野:確かに、その2人は器用なイメージあるよね。
小島:僕、出てない答えを導き出すのがめっちゃ好きなんですよ。…ごめんなさい、こういうの語りだしたら長くなるんです。酔っ払ったときとか、後輩にこういう話しかしてない。一生哲学の話をしてます(笑)
末澤:じゃあ、やめてください。嫌な先輩(笑)
小島:この前も「愛って何やと思う?」って聞いてた。
末澤:キッツ!
全員:(笑)
佐野:Qがだるいなぁ(笑)
小島:でもみんな、ちゃんと答えてくれるんです。どんな答えが来ても「それも正解やな」って。僕はそういうのが好きなので、番組でどういうQが来るかわからないけど、考えるのは楽しいです。
佐野:リチャくんは粘り強そう。「鉄腕DASH」とか体を張る番組にも出てるし、忍耐系の検証はリチャくんに任せたい。
末澤:頑張って!
リチャード:頑張ることが決定してる(笑)
佐野:忍耐系はリチャくん、想像系は小島くんで。…忍耐系、小島くんは絶対に無理やから(笑)
小島:何ですか?(笑)そのエピソード、教えてください。今後のためにも聞いておかなあかん。
佐野:以前チャレンジした企画で、バラエティーじゃない諦め方を、マネージャーさん経由でしてたのを見ました(笑)
全員:(爆笑)
正門:「これは無理やで」ってな(笑)。でもこの間言ってたのは、そうやって自分を追い込んでるらしいよ。
末澤:それを言うことによって?(笑)
小島:そういうところはあります(笑)。3年前、末澤さんと人生初のバク転に挑戦するロケをしたんですけど、1時間くらい練習したら体に限界が来て、「もうできない」と判断して。そこから5時間くらい一言も喋らずに、末澤さんがずっと喋ってくれてました(笑)
末澤:はい、彼はロケを放棄してました(笑)
小島:こっちは必死にやってるけど、喋られへんぐらいの状況になったことがあります(笑)。それで言うと、確かに忍耐力は僕にはないですね。他のメンバーに任せます。
全員:(笑)
正門:僕は、佐野ちゃんが“導き出す力”があるんじゃないかと思います。楽曲制作とか、練習が必要なことを抱えてることが多いんですけど、いろんな人と連携を取りながら、自分が最大限できる形に落とし込んでいく姿を見てきたので。こだわりも強いし、粘り強さもある。
佐野:粘り強いですね。
― 最後に、番組を楽しみにしている視聴者に向けてお一人ずつメッセージをお願いします。
小島:初めての関東での冠レギュラー番組が決まったということで、関西から来た勢いみたいなものを見せたいです。デビューから1年半ほど経ちますが、ジュニア時代に出ていた番組よりも、さらにアグレッシブに進化したAぇ! groupが見られると思いますし、初めて僕らを見る方にも「すごいグループがおるな」と思っていただけるような存在になりたいです。ここからまた一つ、Aぇ! groupという名前が大きくなっていったら嬉しいです。「Aぇ! groupのQ&Aぇ!」、頑張りますので、ぜひ見てください!
正門:関東の皆さんには、これまでテレビ番組を通して5人の姿を見ていただく機会があまりなかったので、これから毎週見ていただけるというのは、本当にありがたいことだと感じています。グループとしていろいろな番組でロケをさせていただいてきましたが、関東のスタッフさんとご一緒するのは初めてなので、どんな化学反応が起きるのかすごく楽しみです。「西と東でどう違う」ということはないと思っていますが、せっかく関東でやらせていただくからには、いい意味で関西とはまた違った一面も出していけたらいいなと思います。
末澤:関東で冠番組を持つというのは、僕たちの目標のひとつでもあったので、今回こういう形で叶えさせていただいて本当に嬉しいです。いろんな方にもっとグループのことを知っていただけるチャンスだと思いますし、「この子見たことあるけど、このグループのメンバーだったんや」と思ってもらえることもあるかもしれません。Aぇ! groupは個性が強い分、それぞれを知っていただくことで、よりグループを好きになってもらえると思いますし、興味を持って応援していただけるような番組・グループになれたらと思っています。
リチャード:新しくAぇ! groupを知ってくださる方がまた増えると思うと、とても嬉しいです。Aぇ! groupが持っているこの空気感を崩さず、全力でぶつかっていく5人の姿を楽しみにしていただきたいですし、「もっと魅力があるんじゃないか」と、Aぇ! groupに興味を持ってもらえる人が増えたら嬉しいです。僕たち自身も楽しんで番組を作っていきたいと思っていますし、自分たちが「楽しい」と思えることを、無理せず全力でやるグループだと思っているので、視聴者の皆さんにもそんな僕らの姿を楽しんでいただけたらなと思います。
佐野:子どもの頃から「バラエティーといえばフジテレビ」みたいなイメージがあって、今も「トークィーンズ」や「ドッキリGP」、「千鳥の鬼レンチャン」など、いろいろなフジテレビさんの番組にお世話になっています。グループはもちろん、個人のことも面白く見せてくださる局だなと感じています。そんなフジテレビさんで、こうして関東で初めての冠番組を持たせていただけるのは、本当に嬉しいです。経歴の素晴らしいスタッフさんとご一緒できる心強さもありますし、僕らも全力で食らいついていきたいと思っています。YouTubeで見られるような、Aぇ! groupの5人の空気感でやっていける番組だと思うので、いつも通りのAぇ! groupを楽しんでいただけたら嬉しいです。
― ありがとうございました!放送を楽しみにしています。
(modelpress編集部)
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