北山宏光、長編実写ゲームの主演に決定 日本テレビ×AX-ON×イザナギゲームズが制作【AKIBA LOST】
2025.09.02 12:00
北山宏光が、日本テレビ&AX-ONと「デスカムトゥルー」で映画のようなゲームを手がけたイザナギゲームズが制作する長編本格実写ゲーム「AKIBA LOST」(2026年発売)の主演に決定した。
北山宏光主演の長編実写ゲーム「AKIBA LOST」
本作品はクリアまでのプレイ時間約20時間、撮影したスチル画像約10万枚、撮影動画の総時間20時間を超える長編大作。主人公の新城と6人の女性キャラクターを切り替え(ザッピング)しながらストーリーの真相に迫っていく本格実写群像劇マルチアングルサスペンスゲームである。対応予定のプラットフォームは、Nintendo Switch2、Nintendo Switch、Playstation5、Steamで、北山演じる新城以外のキャラクターおよび演者は今後1人ずつ公式Webサイトなどで発表される。9月24日に通常パッケージ版及び完全受注生産のスペシャルコレクションボックスの予約が開始。また、9月25日から開催される東京ゲームショウ2025のイザナギゲームズのブースへの出展が決定している。(modelpress編集部)
プロデューサーコメント
【日本テレビ 梅澤宏和】(コンテンツ戦略本部 事業局 ミュージック&アーティストセンター)初めて実写ゲームの話を聞いたとき、「面白そう!」と直感しました。ゲームの世界は門外漢でしたが、だからこそテレビが培ってきた映像演出力や物語構成力を活かせると思いました。この挑戦にあたっては、イザナギゲームズさんのゲーム制作の知見が大いに助けとなりました。テレビとゲームの融合によって生まれたのが「AKIBA LOST」です。撮影もゲームならではの難しさがありましたが、北山宏光さんは驚くほど器用に、そして深く役に入り込み、すべてのシーンにリアリティを与えてくれました。彼の存在が、この作品の“核”になっています。「AKIBA LOST」はテレビだからこそ作れた、そしてイザナギゲームズさんだからこそ完成できた作品です。ぜひ、あなた自身の選択で、この物語を動かしてみてください!
【AX-ON 柴田裕基】(ドラマ「ブラッシュアップライフ」「何曜日に生まれたの」)
ドラマ制作を生業としてきた自分に、「実写ゲームを制作する」という選択肢が現れるとは、全く予想していませんでした。私たちは日々、数えきれないほどの“選択”を繰り返しています。目の前に現れた選択肢から1つを選び、また次の選択へ…その無限に続く積み重ねの結果、時に「もう巻き戻せない今」に気づかされることもあります。
一方で、現代には「スピード重視で、早く選んで行動し、トライ&エラーを繰り返すのが正解」という空気感も漂っています。それも確かに一理あります。しかし、1つのボタンの掛け違いで取り返しのつかない結果を招くこともある。だからこそ、「人生における選択」をテーマに物語を紡ぎたいと思いました。このゲームは、プレイヤーである“あなた”が登場人物7人の人生を借りながら、次々と現れる選択肢に向き合い、選び取り、物語を進めていきます。
主人公を演じてくださるのは、俳優業、アーティスト業をはじめ、エンターテインメントの世界でマルチにご活躍されている北山宏光さん。ゲームの世界は初挑戦とのことでしたが、その柔軟な姿勢、そして作品づくりへの強い情熱に、私たちも大きな刺激を受けました。舞台は、東京が世界に誇るサブカルチャーの街・秋葉原。ゲームクリエイターである主人公(あなた)が下す選択の先に、どんな結末が待っているのか――ぜひ体験していただけたら嬉しいです。「AKIBA LOST」が、皆さまの人生における一つの“選択肢”となれるよう、チーム一同、全力で制作いたします!
【AX-ON 伊藤裕史】(映画「近畿地方のある場所について」「君と世界が終わる日に」)
私は長年ドラマ・映画を作り続け、数え切れないほどの涙や笑顔や人の人生を描いてきました。その経験を今度はゲームの世界に注ぎ込みます。画面の向こうにいるのは、単なるキャラクターではありません。彼らには想いがあり、葛藤があり、あなたの選択ひとつで未来が変わっていきます。時に心を震わせ、時に胸を締めつける瞬間が訪れるでしょう。ドラマ・映画制作のスペシャリストたちが仕掛けるこの実写ゲームは、台本に縛られたストーリーではありません。選ぶたびに新しいシーンが生まれ、あなただけのドラマが紡がれていきます。
そして本企画の中心的な役どころを担って頂いた北山宏光さんは、俳優としての確かな演技力に加え、アーティストとして幅広い活動を通じて多くのファンに支持されています。その存在感と表現力が、作品世界をより豊かにし、実写ゲームの要となると確信し、起用をお願いしました。そうして完成した「AKIBA LOST」。これはゲームでありながら、人生の一幕を体験するような物語です。あなたの感情が動いた分だけ、物語は鮮やかに色づいていきます。ぜひ、この世界で“あなた自身のドラマ”を演じてください。
【イザナギゲームズ 梅田慎介】(ゲーム「デスカムトゥルー」「冤罪執行遊戯ユルキル」)
映画のような実写ゲームというコンセプトで「デスカムトゥルー」というゲームを世の中に出したのが2020年6月でした。次は長編、群像劇の実写ゲームを作りたいと動き出し、5年の歳月をかけ座組みを整え、日テレさん、AX-ONさんと作品づくりの最初からロングミーティングを重ねて作ってきたのがこの「AKIBA LOST」です。ドラマ、映画で百戦錬磨のスタッフが集結して連日撮影を続けました。その後ゲームの開発を続け、そして遂に本日情報を発表することができました。
作品内で主人公の新城はゲームクリエイターとしてこの「AKIBA LOST」の完成に向けて動き出すのですが、新城役の北山宏光さんは実際に現場を引っ張りこの実世界の「AKIBA LOST」を完成に導いてくれました。イザナギゲームズ と日本テレビ、AX-ON、そして出演者、スタッフ渾身の作品、長編本格マルチアングルサスペンス「AKIBA LOST」を皆様ぜひお楽しみに!
「AKIBA LOST」あらすじ
13年前、秋葉原で6人の少女が姿を消した未解決事件――通称「アキバの神隠し」。1年に1度のゲームショウで、その事件を題材にした新作ゲーム「AKIBA LOST」の開発を高らかに宣言したのは、かつて“天才クリエイター”と呼ばれた新城大輝(演:北山宏光)だった。しかしその発表を機に、再び不可解な失踪事件が起こり始める。
ゲームの出演者として集められたのは、メイドカフェで働く新城の妹・新城葵、地下アイドルの長門ここね、グルメライターの黒須萌、巫女の神保千尋、コスプレイヤーの遊佐若菜、ゲーム配信者の倉橋佑季美。日本が誇るサブカルチャータウン“秋葉原”を象徴する多彩な顔ぶれだった。
だが、彼女たちが演じるはずの物語は、やがて現実を侵食し始める。そのきっかけは新城に届いた脅迫電話と葵の失踪だった。
「ゲームの開発を中止しろ――さもなくば悲劇は繰り返される。」
新城はゲームを完成させられるのか?仲間を守れるのか?犯人は誰なのか?そして13年前の真実とは?
この物語の結末を決める“選択”は、あなたの手に委ねられている。
【Not Sponsored 記事】