T-BOLAN(提供写真)

ロックバンド・T-BOLAN、47都道府県ツアーでライブ活動終了へ デビュー記念日に発表「継続していくことは難しい」【コメント】

2025.07.10 22:12

ロックバンド・T-BOLANが7月10日、9月からスタートする全国47都道府県ライブツアーをもって、ライブ活動を終了することを発表した。

  

T-BOLAN、ライブ活動終了を発表

T-BOLAN(提供写真)
昨年約1年かけて行われた初のシングル全曲を披露するシングルベストツアー(全38公演)は、数多くのソールドアウト公演を記録し、その存在感を示したT-BOLAN。90年代に数々のミリオンヒットを世に送り出し、デビューから4年間で約1,700万枚のCDセールスを記録、驚異的な加速度で日本の音楽シーンを席巻した彼らだが、9月からスタートする全国47都道府県ライブツアーが“ラストライブツアー”になることが発表された。

T-BOLAN LAST LIVE TOUR 2025-2026 終章 SING THE BEST HIT JOURNEY 47」、メジャーデビュー記念日の7月10日にボーカルの森友嵐士、ギターの五味孝氏、ベースの上野博文が都内のレコーディング・スタジオから行ったファンクラブ限定の特別配信で、森友がファンに向けた手紙を読み上げる形で明らかに。2017年の完全復活から掲げてきた『再会』の約束、それはこのツアーが最後の機会となる。シングルベストツアーで、約10万人が体感したあの大合唱体験がいよいよラストになるかもしれない。

ラストツアー決定の理由については、ファンクラブ会員限定配信インタビューにて説明。T-BOLANは1999年に解散、2017年に完全復活を果たした(2022年には約28年ぶりのオリジナルアルバムも発表)。その大きな動機となったのは「90年代にT-BOLANの音楽に触れたすべての人に、もう一度ライブで直接会いたい」というメンバーの強い想いだった。森友は前回のシングルスツアーでは体調に不安を抱えながらのライブを継続、主治医の協力もあり完走。だがT-BOLANとして理想とするライブのクオリティを維持しながら、この先今のクオリティを維持しライブ活動を継続していくことは難しいと判断。メンバー間での度重なる協議を経て、今回の47都道府県ツアーをT-BOLANとしての“ラストライブツアー”とすることを決断した。

森友は、「いつまでも『いつか』というものがあるわけではない。そのチャンスがいつまであるのかを考えた時に、47都道府県をたどる旅を最後にここでやろうと覚悟を決めた」と、決断に至った胸の内を明かした。T-BOLANが最も大切にしてきた場所であるライブという形で、ファン一人ひとりとの再会という約束を完遂する。その覚悟の表れと言えるだろう。

今回のツアーは、2017年の完全復活から彼らが掲げてきた「一人一人に会いに行く」という、ファンとの約束を果たすための旅だ。“全国47都道府県ライブツアー”、まだ訪れていない土地をすべて巡ることでその約束を完遂する。ラストライブツアーのセットリストは、前回のシングルスツアーを上回るベストヒットツアーを考えており、森友が「今もT-BOLANを歌っています!」とよく言われることにヒントに、全曲歌えるセットリストを考えているそうだ。

今回のツアーに向けて、ベースの上野は「まだまだ出会えていない出会いがあると思うので大切に生きていきたいと思います」とコメントし、ギターの五味は「90年代からずっと一緒にいた相棒(森友)と共に走り抜けよう」と熱い意気込みを語った。この全国47都道府県を巡る旅は、ファン一人ひとりの明日を力強く照らす光となるだろう。T-BOLANラスト ライブツアーは、2025年9月13日千葉県・市川市文化会館から幕を開ける。(modelpress編集部)

メンバーメッセージ

いつもT-BOLANを応援してくれて、本当にありがとう。

今日は、僕たちからとても大切なメッセージを届けさせてください。

2017年の再始動から続けてきた“再会の旅”。

90年代、僕たちの音楽に出会ってくれたすべての人に人生で一度はライブで直接会いたい。

その想いを胸に全国をまわり続けてきました。

そして2025年――僕たちは、“新たな旅” ライブツアーに出ます。

ツアーのタイトルは『T-BOLAN LAST LIVE TOUR 2025-2026 終章 SING THE BEST HIT JOURNEY 47』

このツアーは、T-BOLANとしての「LAST LIVE TOUR」となります。

僕たち自身、この数年で“限りある時間”というものをよりリアルに感じるようになりました。

だからこそ 今という瞬間を逃さず、全力でこの旅に挑みたい――

想いは やがて僕たち自身を動かしていきました。メンバーとも何度も話し合いを重ねた末、自分たちの意志でこのツアーに“ラスト”という名前を刻む決断をしました。

T-BOLANは、ライブから始まったライブバンドです。

2017年の再始動以降、90年代に出会えたすべてのファンの元へ「もう一度必ずライブで再会したい。」そんな想いを胸に“再会の旅”として全国を巡ってきました。

それでも まだ辿り着けていない街があります。

「いつか」では、もう届かないかもしれない。

「今」だからこそ、出来る事がある――

だからこそ今 残された時間の中で、全国47都道府県を巡る旅にもう一度挑みたい。

それが今の僕たちの願いです。

僕たちにとって、ライブこそが一番リアルな場所。

CDでも映像でもなく、“今”という時間にしか存在しない、音と想いが交差する場所。

だからこのツアーは“別れ”じゃなくて、一人ひとりに会いに行く“約束の旅”だと思っています。

この旅の終わりに、僕たちの心に何が芽生えているのかは、今はまだ分かりません。

けれど“今を本気で生きること”。それだけはきっと未来を動かす力になると信じて、このツアーに臨みます。

そして――

この“約束の旅”の先に、また新たな風が吹くことがあるのなら、それもきっと みんなと一緒に創り上げた旅の延長線上にあるものだと思っています。

T-BOLAN LAST LIVE TOUR 2025-2026 終章 SING THE BEST HIT JOURNEY 47』一夜一夜が、かけがえのない瞬間となりますように。

T-BOLAN
【Not Sponsored 記事】

もっと詳しくみる

あわせて読みたい

  1. 「身の丈に合ってない(笑)」”共働き家族”を見下す隣人。しかし、偶然”妻の正体”を知ると途端に青ざめ「…すみませんでした!」【身近な人から裏切られたら】

    Grapps

  2. 転職を口実に【収入激減】しても“引きこもる”夫!?しかし「え?嘘でしょ…」諦めた妻が見た“夫の正体”に…【夫婦間の信頼を築くには?】

    Grapps

  3. 【血液型別】あなたの中の、恋愛の優先順位<O型・B型>

    ハウコレ

  4. 「適当にあしらわれています」男性がどうでもいい時にするボディタッチ

    ハウコレ

  5. 【誕生月別】「本音しか言わない」嘘をつけないストレートな男性ランキング<第1位~第3位>

    ハウコレ

  6. 北欧スタイルの客船「バイキング・エデン」の日本発着クルーズ。大人限定の特別な船旅をレポート

    All About

おすすめ特集

  1. 7月のカバーモデルはLE SSERAFIM

    特集

  2. “日本一かわいい高校一年生“を決める「高一ミスコン2025」開催中!

    特集

  3. “日本一のイケメン高校一年生”を決める「高一ミスターコン2025」開催中!

    特集

  4. “日本一かわいい中学一年生“を決める「中一ミスコン2025」開催中!

    特集

  5. “日本一のイケメン中学一年生”決める「中一ミスターコン2025」開催中!

    特集

  6. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  7. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

  8. インフルエンサー影響力トレンドランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  9. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  10. "史上最大級のファッションフェスタ"TGC情報をたっぷり紹介

    特集

  11. 国内作品見放題数2位!アニメ・お笑い・ドラマ・映画が充実!オリジナル作品も!

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    ニッチェ江上敬子、家族全員写った“リアル過ぎる”食卓公開「親近感」「貴重な写真」と反響

    モデルプレス

  2. 02

    近藤千尋「ワンオペな夜」の手作り晩ごはんが話題「凄い」「野菜も盛り沢山」

    モデルプレス

  3. 03

    菅原小春、夫・黒田大輔との“キス寸前”2ショット公開「ラブラブ」「幸せそう」

    モデルプレス

  4. 04

    藤井サチ、結婚発表 お相手とのウェディングフォトも公開【全文】

    モデルプレス

  5. 05

    坂口健太郎、BLACKPINKグッズ装備でリサと2ショット「強すぎる」「ライブいたの?」と驚きの声

    モデルプレス