日向坂46平尾帆夏、舞台現場に毎回持って来ているもの「お守り代わりに」【サザエさん】
2025.06.04 18:02
日向坂46の平尾帆夏が4日、都内で開催された舞台『サザエさん』(東京・明治座にて5日より開幕)合同取材会に、共演の藤原紀香、葛山信吾、草川直弥(ONE N' ONLY)、佐藤友祐(lol)、藤代翔真(wink first/TRAINEE)、松崎光(※「崎」は正式には「たつさき」wink first/TRAINEE)、酒井敏也、高橋惠子、松平健と共に出席。お守り代わりにしているものを明かした。
平尾帆夏、先輩からの受け継ぎに感慨
ワカメ役を演じる平尾は「ワカメ役というのは、同じ坂道グループや48グループの先輩から受け継ぐということで、とても光栄だなと思い、がんばりたいなと思っております」と宣言。「最初はやっぱりとても緊張したところから始まった稽古期間だったんですけど、共演者の皆様が本当に温かく『もうファミリーだから』って言ってくださって。それにすごい救われて、学びのとても多い稽古期間だったなと思います」と周りに感謝し「それをすべて舞台上で出せるように精一杯がんばりたいなと思っております」と言葉に力を込めた。藤原は平尾について「これまでのワカメにはちょっとなかったような天然ぶりをすごく稽古場でたくさん垣間見て(笑)。本人は気づいてないと思うんですけど、そういった天然ぶりを活かしたワカメだと感じまして」とコメント。藤原から何かアドバイスをもらうことはあったのかという質問に平尾は「数え切れないぐらいお言葉をいただいて、本当に学びがたくさんでした」と答え「紀香さんが松平健さんのボールペンをみんなにくださって。それをお守り代わりに毎回持って来ていますし、今日も持って来ました!」と明かした。
藤原は「再演組の子たちが、健さんに恐れ多くて話せない感じかなと思ったので、再演組の子に松平健さんのボールペンをプレゼントして」と打ち明け「コミュニケーションのひとつになるのかな?って。健さんの知らないところで。私、通販したんです」と告白。松平はそのことを知らなかったそうで「全然知らなかった。ありがとうございます」と驚きながらも藤原に感謝した。
藤原紀香、長嶋茂雄さん偲ぶ
また、サザエさんは“昭和の太陽”のような存在だということで、3日に肺炎のため亡くなった長嶋茂雄さんとの共通点を聞かれると、藤原は「サザエさんファミリーの持つ太陽感というか、その存在だけで人を笑顔にさせるような存在というところは、本当に似ているんじゃないかなと思いました」と回答。「日本の誰もが知るということでは共通点があるんじゃないかなと思います」と口にしていた。
舞台「サザエさん」
「サザエさん」は長谷川町子氏の4コマ漫画「サザエさん」を原作に、1969年からアニメ放送をスタート。以降、昭和、平成、令和と3つの時代を駆け抜け、2024年には放送開始55周年を迎えた。そんな国民的人気作品が2019年に東京・明治座と福岡・博多座での舞台化が実現。アニメから10年後の磯野家を舞台に、少しずつ変化のあった一家の日常を描き大きな話題となった。その後、2022年に舞台版第2弾の上演を経て、3年。2025年に再び「サザエさん一家」が舞台へ帰ってくる。本作では、2019年の初演で好評を博した作品を再演にて届ける。(modelpress編集部)
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