ミセス大森元貴「5kg痩せた」極限状態で制作した楽曲とは メンバーがレコーディングで涙した理由
2025.02.03 12:09
3人組バンド・Mrs. GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)が、2日放送のMBS/TBS系「日曜日の初耳学」(毎週日曜よる10時~)に出演。大森元貴が作詞作曲について語った未公開映像が公開された。
大森元貴、楽曲の難しさ語る
この日は、過去に出演した回の未公開映像が公開。作詞作曲を行う大森は「1〜2時間で楽曲を仕上げるようにしている」「集中力が沸いてる状態、たぎっている状態で書くと冷静じゃないので、『こっちのメロディに行くと気持ちいいな』『こういうメロディだとすごく素敵だな』と自分の琴線に触れるように作っていく」と集中して楽曲を制作しているため「終わった時に『こんなに難しいの歌うの?』みたいな」と自分でも驚くほどの難しさになると口に。藤澤涼架も「僕もレコーディングで泣きます。レコーディング当日に『フレーズごと変えてみようよ』」と提案してしまうほどの難しさだと明かした。また、大森が譜面を書けないことで「『テロテロテロテロみたいな感じて弾いて』って言ったら『こういう感じ?』みたいなことその場でくれる」とメンバーのセンスに信頼を置いているとも。「その場で発想の瞬発力も大事にしたい」とメンバーからのアイディアも採用し、楽曲を仕上げていると告白。大森は「最新曲は最新状態での難易度」「昔の(楽曲を)演奏する機会とかあるとすごくわかるよね!血肉になってるな」と常に成長を続けていることを実感すると語っていた。
大森元貴、楽曲「Soranji」制作で「5kgくらい痩せました」
さらに、映画「ラーゲリより愛を込めて」(2022年)のために書き下ろした楽曲「Soranji」の制作秘話を明かす場面も。シベリアの強制収容所に拘留された男の壮絶な人生を描いた戦争映画ということから、大森は「僕もすごい集中力を掻き立てなきゃいけないなと飲まず食わずで。何か空っぽの状態で仕上げたかった」と話し、「いつの間にか1週間経ってた」「5kgくらい痩せました」と極限の状態での制作だったと振り返った。そして作詞について、大森は「ずっと綺麗事を歌いたくない」というポリシーがあるとも。大森は「聴いている時よりも5年後とか10年後とかで、あの曲が『こういう意味なんだ』とか私的な部分だったりとか、1つの捉え方で終わるのではなくて、人生観で様々な楽曲の聴き方があるっていうものを理想とする」「何か言い切ってないっていうのも僕の美学」とMrs. GREEN APPLEの楽曲の詞への想いを語った。(modelpress編集部)
情報:MBS/TBS
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