「Beautiful Life」沖島柊二役で室龍太をあすなろ抱きする向井康二／「ムロムカイ」ゲネプロより（C）モデルプレス

Snow Man向井康二＆室龍太、木村拓哉オマージュ・歌唱パフォーマンス…アドリブ炸裂で“るたこじ”全開【「ムロムカイ」ゲネプロレポ】

2025.01.27 04:00

Snow Manの向井康二と室龍太が構成・出演を務める舞台「ムロムカイ」が、1月27日より東京グローブ座にて開幕。本記事では1月26日に開催されたゲネプロの様子をレポートする。＜※ネタバレあり＞

向井康二＆室龍太「ムロムカイ」

室龍太が近所に引っ越した2日後に別の場所へ引っ越した向井康二（C）モデルプレス

関西ジュニア時代より切磋琢磨し、今なお親交が深い2人。本企画は、日頃から向井が室と「いつか2人で舞台をやりたい！」と話していたことからが実現した。内容は、彼ら2人の日常に近いような芝居がベースで、2人のセリフはほぼノンフィクション。普段のメッセージのやりとりから、2人で自宅で過ごす時間など、彼らのプライベートを覗き見したような舞台となっている。

稽古期間がほぼなかったそうだが、そんなことを微塵も感じさせないのは2人の厚い信頼関係と関西で鍛えられた対応力があるからこそ。たとえセリフを間違えてもお互いにフォローし合ったりアドリブを足して一層ユーモアさを加えたり、時には素直に笑みをこぼしたり…自然体な2人の演技が舞台をより輝かせた。

フレディ・マーキュリーに扮する向井康二／「ムロムカイ」ゲネプロより（C）モデルプレス

向井が勧めた美容院に室が訪れる場面では、向井による怒涛のボケが炸裂。白タンクトップ×ジーンズにヒゲを合わせたフレディ・マーキュリー姿で登場し、観客を笑わせたかと思えば、次は事務所の先輩・木村拓哉が主演を務めたドラマ「Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜」（2000年／TBS）の美容師・沖島柊二に扮して姿を現す。「プライド」（2004年／フジテレビ）の名言「メイビー」を放ったり、室をバックハグした「あすなろ白書」（1993年／フジテレビ）の“あすなろ抱き”など、リスペクトする木村のオマージュで会場を笑いの渦に包んだ。

向井康二に“ゴイゴイスー”をレクチャーする女装姿の室龍太／「ムロムカイ」ゲネプロより（C）モデルプレス

一方、今度は室が勧めたゴルフ場に向井が行くと、女装した室が待ち構えており、向井も思わず笑みをこぼす。さらに、おじいちゃんのコスプレでアクロバットを披露するなど、多様な芸で盛り上げた。

室龍太に終始くっつく向井康二／「ムロムカイ」ゲネプロより（C）モデルプレス

さらに自宅空間では、2人がリアルにファンから募った質問にその場で答える場面も。そんな笑いに包まれた楽しい空間の中、ある日、室が向井にある相談を持ちかけた。いつになく真剣な2人だが、向井は室に寄り添い彼の選択を尊重する。果たして、室の相談とは。そして室が出した答えとは？

向井康二＆室龍太の感動ラストシーン／「ムロムカイ」ゲネプロより（C）モデルプレス

思わぬ映像演出とともに、ラストは2人が熱のこもった歌声と美しい踊りでパフォーマンスを魅せ、クライマックスを迎えた。

室龍太を隠そうと前に出る向井康二（C）モデルプレス

フォトセッションで毎回ポーズを変えてくれる室龍太、向井康二（C）モデルプレス

フォトセッションで一発芸「宇宙旅行」を披露する室龍太、向井康二（C）モデルプレス

室龍太に“ちょっと使用した”良い加湿器をあげた向井康二（C）モデルプレス

芝居・パフォーマンスだけでなく、コントチックなお笑いから観客を巻き込んだやりとり、ファンからの質問回答などリアルさも織り交ぜらており、まさに新感覚の舞台。2人のエンターテインメント性と「観客に楽しんでもらいたい」という想いが昇華された1時間半となっている。

舞台は、1月27日～2月11日に東京グローブ座、2月15日～2月24日に大阪・サンケイホールブリーゼにて上演される。（modelpress編集部）

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