会社倒産でいきなり“配信者”に 「200万円ぐらい」売上急増の裏にあったファンクラブとの相乗効果
2024.11.02 17:00
views
TikTok LIVEで注目を集め、ファンクラブも人気を博しているインフルエンサー・いちごあいすにインタビュー。配信を始めるに至った想定外の自体や、売上好調の裏にあった自身の転機などを語ってくれた。
会社倒産で配信活動開始「まさかここまでいくとは」
― 現在の活動内容に至るまでの道程を教えてください。ずっと前からYouTuberになりたい、SNSで生きていきたいって思っていたんですけど自信もなく、なかなかきっかけがなかったんです。でも、今年の1月1日に突然思い立ってTikTokをはじめました。というのも、働いていた会社が倒産しちゃって、12月のお給料ももらえないままだったので「やばい、1月の家賃払えないかも」っていう状態になってしまったんです。そこで、すぐお金を稼げて、且つ自分がお仕事でコミットしてきたものを全部活かせるものって考えたときに配信だなと思って始めました。
― もともとやりたい気持ちはあって、知識もあったけど、スタートは突然だったんですね。
そうなんです。1月1日に初詣行って、今年は「どうにか生き延びること」を目標にお参りした後、大きな地震があったんですけど、このパニックに負けてたら終わるかもって思い、お正月のテレビが全部無くなっちゃった頃にデビューしました。タイミング的には不謹慎なのかもしれないなと思いつつ、これぐらいの気持ちで行かないと一生飲まれたままだなと思ってました。
― その後は?
2週間で1万フォロワーまで増えて、インスタのリールも結構良い再生回数のを連発できてました。
― その反響は予想通りだった?
経験を活かして「こういう動画がいいんじゃない?」とか自分の武器を如何に良く見せるかは一応考えていたんですけど、実際に上げていたのは家の近くのスタバで撮ったもの程度だったので、まさかここまでいくとは思わなかったですね。
― ファンクラブを始めたのは、配信を初めて1~2ヶ月後でしたね。
ちょうど迷っているときでもあったんです。このまま上手くやっていけるのかな?って考えたり、事務所からの勧誘が増えたりしていて、「この先も配信をしていった先の将来はどうなるんだろう」とふと想像した時に、配信とは別の収入源や活躍できる場所を作らないと、と思ったんです。その時にファンクラブのお話をうかがう機会があったので、始めることになりました。
― 事務所に入る選択肢もあったようですが、フリーでやっていくと決めた理由は?
自分を実験台として、いま会社を経営している状態なので状態なので、自分でどれだけ実績を作っていくかっていうゲームでもあるかなっていう感じです。ただ、配信業界的には事務所に入っていないすごく不利な状態なので、結構遠回りなことしているんですけど、あえて遠回りをして拾える経験値を全部拾ってみようかなって挑戦中です。
想像以上の反響 「S2O」が転機に
― 配信を始めてから約9ヶ月、現状は想定内?想定外?想定以上ですね。8月にミーグラムがきっかけで「S2O」アンバサダーをさせていただき、その期間の配信がかなり反響が良くて、8月は過去最高でした。
― 大きなきっかけになったんですね。
配信はコメントやギフトで盛り上がっても、リスナーの方々がどういう表情で喜んでくれているのかが分からないんですけど、S2Oでは直に盛り上がってくれている人を感じられたので、人を楽しませる仕事って楽しいなって。そして、配信も一緒かもと思い直せたことがきっかけで8月はめっちゃノリノリで出来て、200万円ぐらいの売上 。 今までの4~5倍の売上になりました。2月ぐらいには最低限の生活ができるぐらいの売上になっていたんですが、まさかここまで伸びるなんて思わなかったです。
― 配信で1番意識していることを挙げるとしたら?
最近は配信する人も増えているので、如何に自分だけの強みを上手く見せられるかだと思っています。「胸が大きい」という強みだったら、胸が綺麗に見える服にして、画角や髪型も徹底的にこだわって、胸が大きい子=私って覚えてもらえるように、とことん武器を活かして、とことんみせる。「何者かになる」っていうテーマを決めてそこに向かって徹底的に頑張ってることだと思います。
いちごあいすの夢を叶える秘訣
― 今後の目標についてもお聞かせください。オフラインでの仕事も増やしていけるように頑張りたいです。S2Oでより強く感じるようになりました。学生時代は見た目のことでいじめにあって学校にも行けず、人前にでる人生なんて絶対有りえないと思ってましたけど、いざ出てみたらすっごい楽しくて人生の転機になりました。なので、今後もこうやって取材や撮影をしてもらったり、他のお仕事にも繋がるように頑張っていきたいです。
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者がたくさんいます。そういった読者に向けて、今思う「夢を叶える秘訣」を教えてください。
勝ち続けることですね。言葉が悪いんですけど、殺す気でというか(笑)、飲まれないように向かっていくこと。私は成功のために、1秒でも自分に還元していく、365日自分のこと考え続けるようにしています。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】