杏、“パリ五輪きっかけ”新たに始めたこと明かす

杏、パリ五輪をきっかけに始めたこと

質疑応答で、個性を感じたエピソードを問われた杏は「3人子どもを育ててはいるんですけれども、同じ環境で育っていても、物の好みだったり、得意な物の違いっていうものがすごくあるなと思っていて。例えば甘い物が好き、すっぱい物が好き、しょっぱい物が好きとか、それこそ味も全然好みが違うし。平面の物が好きな子もいれば、立体の物が好きだったり。とにかく個性が全然違うんだなという風に感じます」と返答。「特に双子って、すごく個性が似るんじゃないのかなって想像していたんですけれども、逆に全然違うので。親の影響でもない部分も多いんだなって。ちょっとホッとしている部分もあります」とも語っていた。

子どもたちの個性にあわせて接し方を変えるのか問われると「話し方とか、話す環境みたいなものは、それぞれ考えないといけないなとか。あとは一対一の時間って、実はすごく取るのが難しくて。どうしても3人1セットでいつも一緒にいてしまうので、1人だけ連れ出すとか、そういった時間を大事にしたいなと思っています」と話していた。

また、フランスに移住して約2年経過した中で、変化していないこと・新しく始めたことを質問されると「変わらずに続けていることは、本を読んだり、新しい料理を作ってみようっていうチャレンジをしてみたりっていうのは続けているのと…あとパリはオリンピックがこの夏にあったので、何かスポーツに対する意識みたいなものが全体で高まっているような気がして。私もたまにクライミングを習いに。実際に競技を見に行ったので。そこからちょっとやってみたいなと思って、新しくクライミングのコースに行ったりしました」と明かした。

さらに、子供たちの感情との向き合い方を質問されると「お互いどちらかのキャパシティが目減りしているっていうのは、大体、睡眠かご飯が足りていない時かなと思うので（笑）。『ちょっと一旦寝ようか』とか『一旦食べて落ち着こうか』みたいな感じで。『そっか。お腹が空いてちょっと』とか、『ただ疲れていただけなんだ』って。普段、許容範囲として受け止められることが、そうじゃないときに同じことが起こると、ちょっとキャパオーバーしちゃうなって感じるので。ひとまず、ちょっと違う視点から問題に取り組んでみるっていうのを、まず心がけています」と語っていた。（modelpress編集部）