【パリ五輪】柔道・阿部詩選手の号泣敗退、父が思い語る「負けることに慣れてないから」
2024.09.18 13:16
views
柔道日本代表の阿部一二三選手と阿部詩選手の父・阿部浩二さんが、17日放送の日本テレビ系バラエティー番組『踊る!さんま御殿!!』(毎週火曜よる8時~)に出演。パリオリンピックの舞台裏を明かした。
阿部一二三選手の名前の由来とは?
初のバラエティー番組出演となった浩二さん。「柔道は全く知らないんですよ」と専門的な知識が無く「(運動神経は)女房も大したこと無いです」と明かし、スタジオを驚かせた。その上で浩二さんは「子供たちが出来過ぎてる」と一二三選手と詩選手の活躍を称賛。一二三選手の名前の由来は、「1歩ずつっていう意味はあるんですけど、後付け的なところもあって、ひらめきもちょっとある」と、詩選手は「ぱっと思い浮かんだ名前を付けた。顔見ながら」と当時を思い返した。
一二三選手と詩選手にどのように柔道の指導していたのかを聞かれると、浩二さんは「刷り込みですね。『お前は絶対世界一になれるぞ、日本一になれるぞ、次は絶対勝てるぞ』って負けようが何しようがずっと言うんですよ」「『ダメや』とか否定的なことも言わない。『負けない』じゃなくて、『勝つぞ!』なんですね」と力強いメッセージでオリンピックでの金メダルへ後押ししてきたと口にした。
パリ五輪での阿部詩選手の気持ち、父・浩二さんが代弁
パリオリンピックを振り返った浩二さん。連覇を期待された詩選手が2回戦で敗退してしまった時を「僕らも会場で見てたんですけど、その時は僕ら(家族)はそこまで実感できてないんです。『負けたなあ』みたいな感じにはなるんですけど」と回顧。敗退後に号泣してしまった詩選手について浩二さんは「(期待されていただけに)何か、やっぱり色々真っ白になったんでしょうね。何も考えられない状態になったら、ああなるんやなと思ってね」と優しく寄り添った。さらに「ここ最近ほとんど負けたこと無くて」「一二三も詩も負けることに慣れてないから、1番大事な時にそれがやってきた時のリアクションがもうどうしていいか分からんかった。私もですし、周りの皆もそうかもしれないですね」と続けた。浩二さんは敗戦後の詩選手に掛けた言葉はほとんど覚えておらず、「『お疲れさん』って言ったのは覚えてます。『しょうがないな』って言ったかどうかは覚えていない」と何度も首を傾げながら舞台裏を明かした。(modelpress編集部)
情報:日本テレビ
【Not Sponsored 記事】