なな茶、事務所設立の背景に“グラビア系インフルエンサー”ならではの悩み 経営者としての信念語る<モデルプレスインタビュー>
2024.07.26 18:00
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インフルエンサー・なな茶が、インフルエンサー事務所「クララプロダクション」をプロデュース。モデルプレスのインタビューに応じ、設立の経緯や、今後の活動、さらには早速起用された雑誌表紙などについて語った。
なな茶、新事務所を設立
新事務所には、「BreakingDown」公式ラウンドガールを務めたゆでたまごや、バニーガールのコスプレで注目を集めたときちゃんなど、有名インフルエンサーが多数所属。事務所発足後には、有名なグラビアアイドルが表紙を務めてきた雑誌「PEACE COMBAT(ピースコンバット)」Vol.62 (7月27日発売/アストワ)の表紙をなな茶、ゆだたまご、ときちゃん、ちなぷぷ、arisa、サクラ・マタタの6人で飾った。また、フルート奏者でもあるarisa、TikTokでも人気のあんころぺっぺは、それぞれインフルエンサー向けファンクラブプラットフォーム「ミーグラム」でファンクラブを開設。今後は他のタレントたちも順次開設していく予定。
「ミーグラム」(Mi-glamu)とは
グラビア・コスプレイヤー専門の「ミーミューズ(Mi-muse)」ほか、インフルエンサー専門の「カバージュ(COVERJU)」、モデル・女優・俳優専門の「スタン(Stan)」など、ジャンルごとに独立したブランドを展開し、クリエイターは活動に合ったジャンルの選択が可能。コンテンツの自動予約投稿機能をはじめとするクリエイターが手軽に運用できる機能や、過去に配信したコンテンツを販売できる「バックナンバー機能」、好きなときに数量限定で単品コンテンツを販売できる「デジタル商品機能」など、サブスク以外の販売方法も兼ね備えている。
なな茶、プロダクション設立の経緯「インフルエンサーとして人権を獲得したい」
― インフルエンサーとして幅広い活動をされてきたなな茶さんが今年、自身でプロダクションを立ち上げることになった経緯と思いをお聞かせください。グラビア系インフルエンサーが活躍できる場をもっと作りたいと思い、設立しました。あまりこういった話はしたことないのですが、インフルエンサーのお仕事の中で多くを占めているのが「案件」です。
しかし、「グラビア系」「セクシー」が先行して私たちは、普通のインフルエンサーに比べて案件が受注しづらい傾向にあります。120万フォロワーがいるのに飲食店のバイトをしている子も見てきました。そのような子達から相談を受ける機会がとても多かったです。企画や編集、毎日投稿したり頑張っている女の子たちのためにそして自分自身何かできないか?とずっと考えていました。
グラビア系だからといってインフル力が弱いのか?
そんなことありません。ゲームなんかは特に相性が良くファンと交流しながら楽しくPRすることができます。旅行系も彼女とデートしてるような動画作りをすれば再現性高く動画の視聴率も上がります。
事務所を設立する前は、私が各会社様に営業をしてそのようなインフルエンサーに案件を依頼していました。私みたいに営業もするインフルエンサーは特殊だと思います。これをもっと組織として大きくしてみたい、そしてグラビア系インフルエンサーがインフルエンサーとして人権を獲得したいと思っています。
似たような成功事例がえなこちゃんの事務所「PPE」だと思います。その、TIKTOK特化型を目指しています!所属者も募集しています。夢を諦めたり行き詰まっている女の子はぜひ一回相談のメールくれたら嬉しいです。一緒に頑張りましょう!
― なな茶さん自身は今後どういった活動をしていきたいですか?
私自身はインフルエンサーだけではなく「経営者」としてもっと成長していきたいです。実は、2年前に個人事務所は設立しており今回が2社目になります。「社長」って響きが嫌いで今まであまり公にして来ませんでした。
社長って言葉だけで距離を感じたり、お金持ちに聞こえません?実際そんなことはなく、会社を設立するのは1日もかからずにできますが、会社生存率は10年で1割ないです。私自身、毎日朝まで作業してることが多く時給にしたらひどいものです(笑)。なのであまり言ってきませんでした。
しかし私が表に立って経営者としてインフルエンサーとして前に立つことで、夢や希望を与えたり周りを幸せにできるんじゃないかと思っています。今までは「幸せをもらう側」でしたが「与える側」になりたいです。
「経営者」としては本当にまだまだで気量も良くないので失敗ばかりですが等身大の私をこれからはお見せしたいと思っています。是非応援してくだされば幸いです。
なな茶「改めてメンバーの絆を感じました」
― 今回、プロダクションのメンバーで雑誌「PEACE COMBAT」の表紙を飾りました。撮影時のエピソードなどあれば教えてください。普段から仲の良いメンバーたちなのですが、事務所の広告メンバー、全員で集まってのお仕事は初めてでした。「人生で1番楽しい撮影だった」っていってくれる子も何人かいて、改めてメンバーの絆を感じました。
1番の見どころは、表紙もですがやはり誌面ですね。グラビア×サバゲーで可愛い中にかっこよさも感じられます。
あとは、「戦うなら誰と組む?」ってインタビューが記載されているのですが「そことそこなんだ!」ってびっくりすると思います(笑)。ぜひチェックしてみてください!
― これから、クララプロダクションとしても始まっていくインフルエンサー向けファンクラブプラットフォーム「ミーグラム」について印象はいかがですか?
いろんなサブスクのプラットフォームがありますがうちは「ミーグラム」は一押しです!ファンとの交流は私たちインフルエンサーの頑張る糧なので、ミーグラムで大好きなファン、1人1人と交流できることはとても嬉しいです。
また、モデルプレスさんが運営しているので安心して利用できます。モデルプレスさんの企画でミーグラムランキング上位はイベント出演の特典があります。インフルエンサーとして活躍の場を増やすことができるのが他のサブスクと違って魅力的だと感じました。
なな茶からファンへ「一緒にいろんな景色を見ませんか?」
― ファンの方、これからなな茶さんのファンになる方に向けてメッセージをお願いします。お忙しい中ここまで読んでくださりありがとうございます。大勢のインフルエンサーがいる中で少しでも興味を持ってくれたり私自身を応援してくれる方がいるお陰で日を浴びて活動できています。
どんなに大きくなっても応援してくれるみなさんがいないと成り立たない職業だと思います。日々感謝を忘れずこれからはより、やりたいことを明言していこうと思っています。
私という、ちっぽけな人間ですが絶対飽きさせません。一緒にいろんな景色を見ませんか?応援のほどよろしくお願いいたします!!
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
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