上田晋也「24時間テレビ」3人目の総合司会に決定「今年の“アイドル枠”で」初挑戦へ意気込み

上田晋也「24時間テレビ」は“アイドル枠”？

同局の羽鳥慎一アナウンサー、水卜麻美アナウンサーとともに、3人目の総合司会として発表された上田は、今回で「24時間テレビ」総合司会初挑戦となる。黄色のチャリTシャツに身を包み笑顔で登場すると、最初の挨拶では「“総合司会”と今ご紹介いただきましたけど、本質的には今年の“アイドル枠”で起用されたと思っていただければ幸いでございます。ですから、アイドルらしく爽やかな笑顔で歌って踊って楽しくお送りしたいと思っております。よろしくお願いします」と、いきなりボケ全開でトークを盛り上げた。

これに羽鳥アナから「今までと本当に違う感じで…。去年までは非常にフレッシュで、元気いっぱいな方々とやってきたんですけど、今年は本当に気を遣いながらやっていきたいと思います」と告げられると、長年タッグを組み総合司会を務めてきた羽鳥アナと水卜アナに触れ「さっきもね『この10年、2人でやってきたのに図々しく入ってきやがって』『しかも真ん中に立ちやがって』みたいな…。いやいや、羽鳥さんと水卜ちゃんってほんとそういう人なんですよ！だから皆さん、今年は僕をちょっと判官贔屓といいますか、そいう目で見ていただけると助かります」と呼びかけ。すると水卜アナが「メモってる方がいらっしゃる」と目の前でメモを取る報道陣に慌て、上田は「どうぞどうぞ、明日の見出しです！」と笑い混じりにアピールした。

上田晋也「明るく楽しいことじゃないとエネルギーも生まれない」

今年は、“24人でつなぐ24時間テレビ”として、24組の出演者で24時間をつないでいく。新たな挑戦に向け、どんな番組にしたいのか聞かれた上田は「辛くて厳しくてあまり笑顔になれない状況の方も沢山いらっしゃると思うんですよ。そういう人の気持ちが分かるっていうのも非常に烏滸がましいんですけれども、決して人事だと思わず、自分のことと思って、そういう立場の方に思いを馳せながらも、楽しく明るくお送りしたいなと。やっぱりね、明るく楽しいことじゃないと、人は集まらないしエネルギーも生まれないと思うので、楽しく明るいチャリティーにできればなと」とコメント。

すると「どうでしょう？僕、たまにはこういう真面目なことを言えるんです。よろしくお願いします！『24時間テレビ』のうち、1回ぐらいはこういうことも言うと思いますよ」と呼びかけると、会見の進行を務めた森富美アナウンサーから、すかさずツッコまれ「オッケー！3回にしましょう」と締めくくり、最後まで笑いをかっさらった。

上田晋也は「日本一のMC」総合P語る

会見後に行われた囲み取材では、上田の起用理由について「24時間テレビ」総合プロデューサーの吉無田剛氏が「今までは1つのグループみたいなものがメインパーソナリティーをやっていたところと違って、いろいろな方々と繋ぎながら生放送を進行していくときに、総合司会をパワーアップさせたいなというところがあった」と切り出し「上田さんは垣根を越えて、みんなを1つにするリーダーシップとか、力強さ、そして今日もありましたけど、とにかくチャリティーを届ける時に、楽しく明るく伝えていかなくちゃいけないっていうところをまさに期待して、上田さんにお声がけさせていただきました」と説明。「僕は日本一のMCだと思っています」と太鼓判を押していた。

「24時間テレビ」今年のテーマは「愛は地球を救うのか？」

今年の番組テーマは「愛は地球を救うのか？」。24時間テレビ「愛は地球を救う」という番組タイトルは1978年の第1回から昨年の第46回まで変わることなく使われてきたが、約半世紀の間続いてきた番組タイトルの意味、そして、チャリティーの本質を見つめ直す“決意”をテーマに込めたという。

さらに同日の会見では「24時間テレビ」の趣旨に賛同し、自らチャリティーと向き合い発信したいという24組の出演者で24時間をつなぐ“24人でつなぐ24時間テレビ”として、相葉雅紀、池崎慧（サンシャイン池崎）、岩田剛典、有働由美子、笑点メンバー、長嶋一茂、ヒロミ、松平健、やす子の第1弾出演者が発表された。（modelpress編集部）