黄兆銘さん(C)古屋呂敏

「アミューズ」初ボーイズオーディション、グランプリは20歳の黄兆銘さん 8千人の頂点に【NO MORE FILTER】

2024.05.07 11:39

株式会社アミューズが開催した“ボーイズ”に特化した大型オーディション「アミューズボーイズオーディション『NO MORE FILTER』」の最終審査会が、5月6日に大手町三井ホールにて開催。グランプリに東京都出身・黄兆銘(コウ・ヨシアキ/20)さんが輝いた。

  

アミューズ初ボーイズオーディション、8人が最終審査に挑む

本島純政、鈴木仁、新原泰佑、細田佳央太「アミューズボーイズオーディション『NO MORE FILTER』」キービジュアル(提供写真)
同社創立45周年を迎えた2023年10月16日より応募受付をスタートし、約8千名がエントリーした本オーディション。これまで45年の歴史で、不定期ながらも度々全国的な大規模オーディションを開催し、野村周平・吉沢亮・清原果耶・堀田真由・金子大地・茅島みずきといった様々な才能を発掘してきたアミューズだが、今回は創立以来初となる“ボーイズオーディション”として開催。サブタイトルの「NO MORE FILTER」には、ありのまま、オリジナルな才能に出会いたい、“フィルターは必要ない!”という想いが込められており、役者・モデル・ミュージシャンなどのジャンル区分をあえて設けていないことも、同オーディションの特徴である。

黄兆銘さん(C)古屋呂敏
この日の最終審査会には、1次の写真・動画審査、2次のWEB面談審査、3次の合宿審査を経て選ばれた8人がファイナリストとして登場。アミューズボーイズオーディションのキービジュアルにも登場している鈴木仁・細田佳央太・新原泰佑・本島純政が声高らかに「開会宣言」を行うと、いよいよ審査がスタート。まず、最初に行われたアピールタイムでは詩の朗読や早着替え、弾き語りとファイナリストそれぞれが工夫を凝らしたパフォーマンスを披露するなど、ジャンル区分をあえて設けていないことで、それぞれの個性も思い描く夢も多様なことが伝わった。

黄兆銘さん(C)古屋呂敏
また今回の最終審査会では、ファイナリストが自分らしさを思う存分発揮できるように前半・後半4名ずつに分かれて行われたトークタイムも。それぞれが事前に答えたパーソナルなアンケートを基にしたクイズコーナーで、トーク力や人柄やファイナリスト同士、合宿審査などを経て仲良くなった様子も垣間見ることができる審査会となった。

グランプリは黄兆銘さんに決定

黄兆銘さん(C)古屋呂敏
黄兆銘さん(C)古屋呂敏
最終審査の結果、グランプリに選ばれたのは父にマレーシア人、母にロシア人を持つ黄さん。アピールタイムで「ルパン三世のテーマ」をトランペットで披露し、審査会の最後で行われたスピーチでは緊張しながらも「誰かの憧れの存在になりたい」と力強く話した。グランプリ発表時には、「開会宣言」にも登場した鈴木・細田・新原・本島がプレゼンターを担当。鈴木がグランプリ発表者を読み上げ、トロフィーを渡した。続いて、細田と新原が賞金ボード、本島が花束を送り、新しいアミューズの後輩にエールを送った。

新原泰佑、鈴木仁、黄兆銘さん、細田佳央太、本島純政(C)古屋呂敏
THE KISS賞に引き続き、グランプリを受賞した黄さんは「このような素敵な賞をいただけて、心の底から夢を叶えたいと思いました」と喜びを語り、受賞できたのはリラックスした自分の素の一面が見せられたからだとも話した。「会場に応援に来ていた母親に今日のお夕飯は何を作ってもらいたいですか」とMCからふられると、審査のトークパート部分で語っていた、人生で一番感動したのは、留学から帰ってきたときに食べた母親の“かための”ハンバーグだというエピソードを回収するように、「かためのハンバーグをお願いします!」と呼びかけ、会場は和やかな雰囲気に包まれながらアミューズボーイズオーディションは幕を閉じた。

西浦心乃助さん(C)古屋呂敏
鈴木太士さん(C)古屋呂敏
なお、準グランプリにはアピールタイムでリフティングと手品を披露した兵庫県出身・西浦心乃助(ニシウラ・シンノスケ/14)さん、審査員特別賞には爆風スランプの「Runner」を BGM にトレーニングを披露した静岡県出身・鈴木太士(スズキ・タイシ/18)さん、また THE KISS賞はグランプリを獲得した黄さんがダブル受賞となった。(modelpress編集部)

鈴木太士さん、黄兆銘さん、西浦心乃助さん(C)古屋呂敏
(上段左から)鈴木太士さん、西浦心乃助さん(下段左から)新原泰佑、鈴木仁、黄兆銘さん、細田佳央太、本島純政(C)古屋呂敏
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