ゆうこす「夫から毎日かわいいねって言われています」自己肯定感高めた方法明かす
2024.03.07 17:13
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モテクリエイターとして活躍する“ゆうこす”こと菅本裕子が7日、都内で行われた「マイウェルボディ協議会」記者発表会に、モデルの莉子、タレントの辻希美、俳優の杉浦太陽とともに出席。自己肯定感を高めた方法を明かした。
菅本裕子「呪いの言葉がSNSの中にある」容姿へのアンチコメントを回顧
発表会では、若い女性の“ダイエット”に関する情報ソースは、Instagram、YouTube、TikTok、Xの順でSNSがほとんどだという情報が明かされた。この結果を受け、菅本は「私は普段、SNS上で活動したり発信をしているんですけど、Instagram、YouTube、TikTokは主にビジュアル重視というか、特にTikTokは数秒の世界で情報を入れるとなると、あまり深掘ってなく“なんかこれを食べなかったらいいんだ”みたいな感じでダイエットをしちゃうのかなと思いました」と口に。「私もSNSをしていて、それは女の子にとって呪いになるよねってコメントをいただくこともあって、私はもうすぐ30歳になるんですけど、発信を始めたのが20代前半で、そのときにコメントで『顔が丸いね』とか『太ってるね』というアンチ的なコメントもありましたけど、アンチと思っていないような人もいて『もうちょっと痩せたらかわいくなるのに』みたいな感じで、そういう呪いの言葉がSNSの中にあるなと思っているので、私は“痩せなきゃ…”って時期もありました」と回顧し、「YouTubeは“短期間で5kg痩せました”みたいなものが動画として面白くてバズりやすいこともあるので、発信者はもうちょっとリテラシーというか、責任を持って発信していくべきだと思います」と言葉に力を込めた。
菅本裕子、容姿否定した当時の彼氏を「いま思ってもビンタしたい」
そして、自分に自信を持つためにダイエットを始める人が多いという調査結果に、菅本は「実は私、高校生のときは今と身長が変わらないのに今より15~6kg低かったんですね。今思うと信じられないんですけど、当時付き合っていた彼から『周りの子と比べると太ってるよ』って言われて、いま思ってもビンタしたいんですけど(笑)、それを言われて落ち込んで泣いちゃった経験があります」と振り返り、「今のほうが生理もちゃんときてますし、肌もきれいになったなと思っています。今はBMIを調べて見ていることが多いと思うんですけど、そうじゃなくて、筋肉量とか基礎代謝力とか体脂肪質とか、そういうのを見たほうが楽しいよって発信できたらなと思っています」と笑顔で語った。菅本裕子、自己肯定感高め「夫から毎日『かわいいね』って言われています」
最後に、ウェルボディ実現に向けてこれからやっていきたいことを聞かれると、菅本は“運動&食事で楽しく生きる”と答え「昨日も30分の筋トレと1時間のウォーキングをしたんですけど、心の健康は体の健康、体の健康は心の健康に直結すると思うので、いかに衣食住を楽しんで過ごしていけるかを考えているので、もっともっとこれを突き詰めていきたいと思います」とにっこり。MCから「より自己肯定感がアップしそう」と声をかけられると、「確かに20代前半と比べて自己肯定感が高くて、いま自分自身のことが大好きなので、それが笑顔につながって夫から毎日『かわいいね』って言われています(笑)」と、2022年12月に結婚した夫でアーティストのたなかとの惚気エピソードを披露した。
莉子「正解はない」SNSでの情報収集について語る
また、同じ質問に対し莉子は、“自分を大切に!!”と挙げ「やっぱり健康が1番ということで、身を削ったり無理をするダイエットとか、痩せたいと思っていろいろやってしまう時代だと思うんですけど、自分が楽しいなとか幸せだなって思うことをやって、心の健康を大切にしていきたいなと思っています」と目を輝かせる。Instagram、YouTube、TikTokのすべてをやっているというが、「動画メインのものになるとダイエットのキーワードってバズりやすいと思うんですよね。一方では“これを食べれば痩せる”って言っているのに、こっちでは“これを食べないほうが痩せる”って言っていたりして、情報社会だからこそいろんな情報が入ってきてしまうなと思っています」といい、「私もYouTubeで1日の食事を撮ったことがあって、私は朝昼晩、ちゃんとご飯とか食べるんですけど、コメント欄で『すごい食べるね』ってコメントと、『しっかり食べていて安心した』とか、1本の動画でもいろんな意味に捉えられるコメントで溢れていたので、これが正解というものはないんじゃないかなと思います」と語った。
マイウェルボディ協議会とは
今回、内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の研究開発テーマ「女性のボディイメージと健康改善のための研究開発」において、順天堂大学を中核とした産官学チームは、「ひとりひとりが自分らしく、心地よくあり続けられる健康な身体を育める社会をつくる」をパーパスとした、マイウェルボディ協議会を設立。ウェルボディについて、順天堂大学国際教養学部国際教養学科の田村好史氏は「ウェルにはいろんな意味があって、1つは体が健康である、あるいは心が元気である、あとは社会の中で役割があって気持ちよく生活できる、そういうすべてをウェルな状態と言います。それが3つ揃ってウェルボディと私たちは定義していて健やかな体を協議会で作っていける活動ができればと考えております」と説明。国民健康・栄養調査によると、日本の20代女性では5人に1人が「やせ」に該当し、日本の成人女性のやせの割合は先進国の中でもっとも多く、深刻な飢餓が社会問題とされるようなアフリカ諸国と同等の割合となり、この状態が20年以上ずっと続いているそう。その背景に、社会における女性の体型に対する包摂性の低さや情報環境の変化が、痩せたい気持ちを過剰に作り出してしまう社会を形成してきたことがあると考えられるという。
(modelpress編集部)
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