宇宙飛行士・野口聡一氏、給与事情明かす 大谷翔平選手との交流も「宇宙とLAでテレビ電話」
2023.12.28 17:22
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宇宙飛行士の野口聡一氏が、27日放送のテレビ朝日系情報番組『羽鳥慎一 モーニングショー』(よる6時~)に出演。2024年からロサンゼルス・ドジャースでプレーする大谷翔平選手との交流や給与事情を明かした。
野口聡一氏、大谷翔平選手と宇宙からテレビ電話
「同じ日本人でアメリカで活躍しているっていう括りで何回かお会いして」と大谷選手との関わりがある野口氏。「直接お会いすると、すごい離れたところからでもパーッと走ってきて、ピッと(姿勢を正)して『おはようございます!』みたいなね、すごい礼儀正しい」と“素の大谷選手”の姿を明かした。続けて、「今日これ持ってきたんですけど」と前置き、「NASAのバッチがついているんですけど、宇宙に持って行ったんですよ」と袋に入った大谷選手のサイン入りバッティンググローブを披露すると、スタジオからは驚きの声が上がった。
そして、宇宙ステーションの窓から見える地球を背景に、無重力で浮いているバッティンググローブの写真も公開。野口氏は、「(宇宙に)いる間にロサンゼルスと(テレビ電話を)繋いで宇宙とこの映像見せながら(会話した)」と嬉しそうに思い返した。
大谷選手について野口氏は、「彼は(超人的な意味で)“宇宙人”とか言われてますけど、宇宙の話もすごく好きなので、そういうところも含めて少年のような心を持ってるなと思いますね」とこれまでたくさん交流した中での印象を語った。
野口聡一氏、宇宙飛行士の給与事情明かす
その後宇宙に関する疑問で、宇宙飛行士の給与体系を尋ねられた野口氏。「実はJAXAは給料公開してまして」と前置きつつ、「例えば大卒10年で、今は600万円とかだと思います。宇宙飛行士もJAXAの職員なので基本的には一緒」と具体的な金額まで明かした。そんな現状を踏まえて、「大谷くんのニュース見て、(宇宙飛行士は)夢がない仕事だなと(思った)」と野口氏ならではの冗談も交えつつ、プロスポーツ史上最高額の10年総額7億ドル(約1000億円)の大型契約を結んだ大谷選手を称賛した。(modelpress編集部)
情報:テレビ朝日
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