「キース・ヘリング展 アートをストリートへ」の取材会に出席した磯村勇斗(C)モデルプレス

磯村勇斗、大好きなアーティストから受けた影響明かす

2023.12.08 15:45

俳優の磯村勇斗が8日、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで行われた「キース・ヘリング展 アートをストリートへ」(12月9日より同所にて開催)の取材会に出席。大好きなアーティスト(芸術家)から受けた影響を明かした。

  

磯村勇斗、好きなアーティストは「キース・ヘリング一択」

磯村勇斗(C)モデルプレス
本展は、6メートルに及ぶ大型作品や貴重な日本初公開作品を含む約150点の作品を通してヘリングのアートを体感することができ、また、日本に特別な想いを抱いていたヘリングが数度にわたる来日で生みだした貴重な作品や資料を、当時の写真とともにトピックとして展示する。

東京展のスペシャルサポーターに就任し、本展の音声ガイドも務めた磯村は、アートが好きで普段から美術館などを訪れるそうで「時間があれば美術館に足を運んだり、地方で撮影したりするときは撮休の日に地方の美術館に行って時間を潰したりするくらいアートが好きです」と声を弾ませ、好きになったきっかけについては「家族でどこか旅行に行ったときは、必ず美術館に寄ったりするくらい、家族が好きで、その影響で自分も絵が好きになっていった感じですね」と打ち明けた。

また、好きなアーティストを聞かれると「キース・ヘリング一択ですね」と答え、同展の東京展のスペシャルサポーターのオファーが来た際の心境については「率直に嬉しかったですね。それまで取材とかでも『キース・ヘリングが好きです』ってお話をしていて、ようやく形で結びついたと言いますか、スペシャルサポーターを務めることができて、すごく嬉しく思いましたね」と笑顔を見せた。

磯村勇斗、アートが自身に与えた影響明かす

磯村勇斗(C)モデルプレス
キース・ヘリング作品との出会いを尋ねられると「大学に行っていた頃に美術を専攻していまして、アメリカンポップカルチャーみたいなものを勉強していて、そこのポップアートの中にキース・ヘリングがいて、教科書に載っていたキース・ヘリングの絵だったかな。それを見たときにビビッときたんですよ。なんかわからないけど、この絵好きだって。そこからキース・ヘリングを知って作品を見るようになりました」と回顧。キース・ヘリング作品の魅力については「彼は絵を描くことが大好きでしたけど、それを誰に何を言われようが貫き通していたというところじゃないですかね。好きなものはとことん好きだから描かせてほしいというところを、彼がずっと子どもの頃から変わらず絵を描き続けて、無償で描いていたというところがキース・ヘリングの魅力だと思います」と熱く語った。

特にお気に入りの作品を聞かれ“ブループリント・ドローイング”と答えた磯村は「今回の空間作りも含めなんですけど、暗い中にモノクロの作品が並んでいて、キース・ヘリングが死の宣告を受けてからの、彼が今までやってきたアート人生を振り返りながら描いた作品というのもあって、悲しい部分を感じつつもすごくパワフルで、皮肉な部分もあったりして、でもそれを暗く描くんじゃなく、明るく描いているところが今日展覧会を見て痺れたので、ぜひ注目していただきたいです」とアピールした。

なお、アートやキース・ヘリングの作品が俳優業や人生に影響している部分はあるかと尋ねられると「俳優業にどう繋がっているかわからないですけど、絵というものが自分の中の世界を広げてくれるものでもあるし、想像力をすごく掻き立てられるというか、豊かにしてくれるので、そういったところでは役者も想像力豊かじゃないとできないので、それを養う力みたいなものがアートにはある気がしますね」と語った。

磯村勇斗、音声ガイド収録で気を付けたこと

そして、音声ガイドを収録した感想を求められると「緊張はしましたね。どういう風に伝えたらいいんだろうというところもあって、キース・ヘリング自身が作品に説明をしてこなかったので、その作品の背景であったり、キース・ヘリングが当時どのような思いで生きていたのかということが明かされていないまま今に至るので、今回はそういった彼の言葉や思いをセリフみたいに語る部分もあって、そういうところは気持ちをどれくらい入れたらいいんだろうって悩みながらやりましたね」と吐露。「セリフの部分をキース・ヘリングに寄せるのか、自分自身の言葉で行くのか考えましたけど、そもそもキース・ヘリングの声を聞いたことがないので(笑)、変にやらないほうがいいなと思って自分らしくやりました。好きな気持ちを乗せながらやらせてもらいました」と語った。

イベントでは、本展の監修を務めた中村キース・ヘリング美術館顧問の梁瀬薫氏に、磯村が質問をする一幕もあり、「実際にキース・ヘリングとお会いしたことはありますか?」「キース・ヘリングはどんな印象でしたか?」などと質問して、目を輝かせながら梁瀬氏の話を聞いていた。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】

もっと詳しくみる

あわせて読みたい

  1. 磯村勇斗、チョコプラ松尾駿と気まずい遭遇も粋な行動に感激「25メートルくらい離れた状態で」

    モデルプレス

  2. 新垣結衣&磯村勇斗、偽装夫婦役は「こういう時代だからこそあるべきもの」撮影振り返る<正欲>

    モデルプレス

  3. 男子が「この人と結婚するかも…」と思う瞬間5つ 将来を意識させて!

    モデルプレス for スゴ得

  4. 近藤春菜、“モテ臭”過去最高数値叩き出す 磯村勇斗も証言「甘い匂いがするなと思ってた」

    モデルプレス

  5. 磯村勇斗、独特な私生活明かす「植物の声も聞ける」

    モデルプレス

  6. 磯村勇斗、CM撮影で反省「本当に恥ずかしかった」 現場で大事にしていることも明かす

    モデルプレス

  7. 新垣結衣、磯村勇斗は「甘え上手?」に回答

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. 【エントリー受付中】ファッションショー出演をかけたオーディション開催!

    特集

  2. 「悪い、興味無いんだ」男性が脈なし女性に送るLINEの特徴4つ

    モデルプレス for スゴ得

  3. 7月カバーモデルはJO1川西・木全・金城&FANTASTICS佐藤・中島・瀬口

    特集

  4. アパレル業界を覗いてみよう!おしゃれスタッフ&求人情報もチェック

    特集

  5. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  6. 「2024年ヒット予測」発表 エンタメ・ライフスタイルなどトレンド完全予測

    特集

  7. フジテレビ × モデルプレス Presents「"素"っぴんランキング」

    特集

  8. グルメや歴史、豊かな自然に包まれる癒しの旅「鳥取女子旅」をご紹介!

    特集

  9. インフルエンサー影響力ランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  10. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  11. "史上最大級のファッションフェスタ"TGC情報をたっぷり紹介

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    倉科カナ、美人マネージャー顔出し公開「女優さんかと思った」「2人とも綺麗」と絶賛の声

    モデルプレス

  2. 02

    三浦翔平&桐谷美玲夫妻、結婚6周年迎え晩酌ショット公開「ラブラブで尊い」「理想の夫婦」の声

    モデルプレス

  3. 03

    板野友美、“作りすぎた”手料理披露「豪華すぎる」「すごい」と驚きの声

    モデルプレス

  4. 04

    浜崎あゆみ、愛犬の死を報告 思い出写真公開「パピさん、やっとピノさんに会えるね」

    モデルプレス

  5. 05

    齋藤飛鳥、オン眉ヘアで雰囲気ガラリ「新鮮」「さくちゃんに似てる」の声

    モデルプレス