阿野いずみさん、作業療法士からモデルの道へ進んだ理由 怪我・リハビリ乗り越え再スタート<「ミスモデルプレス 2023 FINAL 読者モデルオーディション」準GPインタビュー>
2023.12.17 18:00
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モデルプレス主催の「ミスモデルプレス 2023 FINAL 読者モデルオーディション」にて、阿野いずみ(あの・いずみ/35歳)さんが準グランプリを受賞。インタビューでは、これまでの活動や、夢を叶える秘訣について語ってもらった。
モデルプレス初の読者モデルオーディション開催
日本最大級の女性向けニュースサイト「モデルプレス」が主催するオーディション。配信審査は行わず、モデルプレス公式投票審査を採用。グランプリ決定までの過程もモデルプレスの記事にて配信した。「ミスモデルプレス 2023 FINAL 読者モデルオーディション」では、阿野さんが準グランプリと投票賞をW受賞した。また「ミスターモデルプレス 2023 FINAL 読者モデルオーディション」も開催。読者モデルには阿野さんのほか、舩木菜々(ふなき・なな/24歳)、木村恒桜莉(きむら・こおり/21歳)、矢島尚也(やじま・なおや/30歳)、小林和哉(こばやし・かずや/20歳)、冨樫拓真(とがし・たくま/21歳)の計6人が選ばれた。
阿野いずみさん、受賞の心境明かす
― 準グランプリ受賞おめでとうございます!現在の心境を教えて下さい。阿野:たくさんのエントリーの中から受賞できたことがすごく嬉しいです。投票では、たくさんの方とかなり競い合っていて入賞できるか不安だったので安心しました。
― オーディション期間中に特に頑張ったことはありますか?
阿野:審査基準には、SNS拡散数も対象と書いてあったので、全部のSNSを毎日更新していました。Threads(スレッズ)では、100件ほどの普段ではないぐらいのたくさんのいいねやリツイートをしてもらったので、嬉しかったです。
― 自分磨きの面で、意識してやったことがあれば教えて下さい。
阿野:自分磨きは趣味のようなものなので普段から頑張って取り組んでいます。オーディション期間ではライブ配信をしてたので、疲れが出ないように朝晩ストレッチをしたり、どんなに疲れていても温めのお風呂に15分入ったりしていました。あとジムにも通っています。
― ジムにはどれくらいの頻度で通われているんですか?
阿野:行ける時は週に1回で、お仕事が忙しい時は2週間に1回ほどになってしまいます。ですが、そういう時は家でトレーニングしています。私は作業療法士なので元々筋肉や骨格には詳しく、またヨガを15年しているので、自分で色々メニューを考えています。
阿野いずみさん、これまでの活動を振り返る
- 今回、読者モデルオーディションを受けたきっかけを教えてください。阿野:ちょうど1年前に膝を怪我してしまい、入院や手術、松葉杖生活をして、リハビリに通いながら9月に完治することができたんです。それで活動再開という時に、このオーディションのことを知りました。モデルプレスをよく拝見していたので、すごくいいきっかけになると思い、受けたのがきっかけです。ここ数年は自分の芸能活動に対する自信も下がっていたので、良い起爆剤になってくれたらいいなと思っています。
― 以前はどのような活動をされていたんですか?
阿野:小学校1、2年生くらいまで子役をやっていましたが、放課後は友達と遊びたいという気持ちが強くなり、辞めてしまったんです。その後、普通に生活していて、高校生の時にもう1度モデル活動をやりたいと思うようになりました。その時期の雑誌で有名だったのが、土屋アンナさんなど、身長が高くてかっこいい雰囲気があるモデルの方々でした。私は身長が伸びないことがコンプレックスで、また作業療法士にも興味があったので、低身長というコンプレックスを抱え芸能の分野を目指すのか、医療の道に進むか悩んだ時に、作業療法士の道を選びました。
― 作業療法士から、またモデルを目指すようになったきっかけがあったのでしょうか?
阿野:25歳くらいの時に、土日だけサロンモデルやコンテストモデル、ファッション誌の福岡女子の企画などに出させていただいて、Instagramがきっかけでフォロワーがすごく増えて、総合芸能事務所さんからスカウトをされました。かなり悩んだのですが、土日だけ活動させてもらって、モデルや女優などの色んなお仕事をさせていただきました。そんな中、CMがたくさん決まった時期があり、作業療法士の給料を超えたので、親に「満足がいくまで芸能の仕事をやりたい」と相談し、退社しました。
― そうだったんですね。そこからはずっとモデル・女優として活動されていたのでしょうか?
阿野:30歳になると、お母さん役や子供をあやす役が多くなり、自分には似合わないせいかオーディションに落ちるようになってしまったんです。そんな中、2020年でコロナ禍に入り、人生を見つめ直す機会が増えたので、事務所を退所し「美人百花」の読者モデルオーディションを受けました。女優のお仕事も好きですが、自分はモデルが1番好きなんだと気づきました。
阿野いずみさん、1番印象に残っている仕事は「モニタリング」
― これまでの活動の中で、1番印象に残っているお仕事を教えて下さい。阿野:「モニタリング」(TBS系)の水着美女企画に出演したことです。出演してから、フォロワーが3万人くらい増えました。
― 「美人百花」の読者モデルでは、具体的にはどんな活動をされているのでしょうか?
阿野:紙面のモデルがメインですが、取材に出向くこともあります。この前は、ワーナーブラザーズスタジオツアーの企画に参加させていただきました。Instagramにもオフショットを載せましたが、一般のお客さんがいない早朝での撮影だったので、うまく写真を撮ることができました。
― 活動していく中で、憧れの芸能人の方はいらっしゃいますか?
阿野:田中みなみさんです。全女性の憧れだと思います。美しさ、また伝わってくるストイックさにすごく憧れます。
阿野いずみさんの悲しみを乗り越えた経験
― モデルプレス読者の中には、様々な不安を抱えている人がいます。そういった読者に向けて、阿野さんがこれまで悲しみを乗り越えた方法を教えてください。阿野:時間が解決してくれると思いますし、自分を喜ばせてあげる以外あんまりないと思います。もちろん周りの人に支えられ、励ましてもらうこともありますが、自分で自分をご機嫌にしていくことが1番大切だと思います。例えば、私はダイエットをしていますが、たまに好きなパフェを食べます。食べる時だけセロトニンという幸せ物質が出るので、どんなに辛いことがあっても幸せだと感じます。あとは、最近は景色を見に行ったり、料理をしたり、陶芸をしたりしています。土に触れることが、ストレス解消になるんです。
― 色々なことをされているんですね。阿野さんのポジティブマインドの秘訣があれば伺いたいです。
阿野:私は作業療法士として精神科にいたこともあるため、そこでメンタルヘルスやピアヘルパーなどの色々な資格を取り、心理学の勉強を大学でもしてきました。負の感情には、悲しみ、怒り、不安、嫉妬など色々あると思いますが、辛い時は辛いでよくて、でもそれを持ち越すメリットは何もないと思うんです。だから、負の感情の原因が何なのかをまず考えるようにしています。たくさんの患者さんに接してきて、いろんな感情を見てきたからこそ、辛い時は自分を甘やかしてあげることを意識しています。
阿野いずみさん、夢を叶える秘訣明かす
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、阿野さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。阿野:初心を忘れないことだと思います。目的意識をしっかり持つということです。目の前のことだけを見て頑張っていると、5年後、そして10年後の目的や目標がわからなくなる人が多くなると思います。自分は何のためにそれをやっているのかを常に考えていたら、目標に遠回りせずにたどり着けるのではないかなと思います。
― 現在の阿野さんの目標を教えて下さい。
阿野:目の前の目標は、料理を上達させることです。美容面だと、マイナス5歳、10歳に見えるよう美容を頑張っていきたいです。あと、SNSのフォロワーを10万人に増やしたいです。
― 今後、モデルプレスの読者モデルとして活動されますが、発信していきたいことはありますか?
阿野:美容についてです。日々のルーティーンや皆さんの悩みの解決策を発信していきたいです。例えば、毛穴やエイジングなど、自分が抱えているものをちゃんと自分で実験してから発信していきたいというのはいつも思っていますし、頑張りたいです。
― 今後の活躍を応援しています。ありがとうございました。
(modelpress編集部)
阿野いずみ(あの・いずみ)さんプロフィール
生年月日:1988年2月22日生まれ出身:佐賀県
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