「2024年ヒット予測」エンタメ(俳優・女優)ライフスタイル(ファッション・美容)などのトレンド完全予測【モデルプレス独自調査】
2023.12.01 06:00
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年末恒例、女性向けエンタメ&ライフスタイルニュースサイト「モデルプレス」による「モデルプレスヒット予測」。9年目を迎える今年も、月間12億インプレッションを誇る自社SNSをベースに世論を巻き取った。読者のリアルな声に、モデルプレス編集部の目利きを加えて完成した2024年完全予測を部門別に発表する。
【2024年ヒット予測】エンタメ部門 選考基準
エンタメ部門(俳優/女優/モデル/アイドル/アーティスト/クリエイター)は、以下の3つの観点で選出。【1】読者アンケート「あなたが来年ブレイクすると思う俳優、女優、モデル、アーティスト…は?」の結果
調査期間:2023年10月20日~11月15日
回答数:264,810件(性別比:女性72.7%、男性18.2%、回答なし9.1%)
年代内訳:10代12.7%、20代20.3%、30代25.5%、40代20.6%、50代14.1%、60代以上3.4%
【2】モデルプレス編集部30人の目利きによる審査
【3】2023年のモデルプレス内での記事露出回数
エンタメ部門のヒット予測は昨年に続き、自社SNSなどを通じて読者アンケートを実施。単なる人気投票ではなく、読者から寄せられた説得力ある声を参考に、モデルプレス編集部30人の目利きによる審査、さらに2023年のモデルプレス内での記事露出回数を加味した。
なお【ブレイク】については(1)すでに近年で目覚ましい活躍を見せているが、さらにメディア露出が増加し国民的な知名度が上昇しそうな人物。「2024年の顔」になりそうな人。(2)これまでにないジャンル、表現を打ち出し、鮮烈なトレンドを牽引しそうな新星(=ネクストブレイク)。(3)これまで積み重ねてきたキャリアがありながら、また新しい形で光を浴びそうな人物(=再ブレイク)。(1)~(3)のいずれかを基準とし、年齢は問わない。
なお、俳優部門トップ10と女優部門トップ10のランキング完全版は2024年1月上旬に発表予定。
【2024年ヒット予測】ライフスタイル部門 選考基準
ライフスタイル部門(ファッション/美容/グルメ/旅行)は、以下の3つの観点で選出。【1】市場を盛り上げることが確実と思われるもの
【2】感度の高いモデルプレス読者の心を捉えるもの
【3】海外トレンドを意識したもの
編集部のそれぞれのカテゴリに詳しい担当者の目利きにより、特にヒットするであろうものを厳選した。
【2024年ヒット予測】総評
<エンタメ部門>俳優・女優は、ドラマ「美しい彼」をきっかけにアジア圏での人気を爆発させ、現在7クール連続でドラマ出演中の萩原利久(24)、モデル・タレント業とのギャップで驚かせる“めるる”こと生見愛瑠(21)のさらなるブレイクを予測した。
モデル部門は“新世代のあざとアイコン”としてよりメジャーな存在になることを確信し鈴木愛理(29)を、アイドル部門はフィギュアスケート歴10年の経歴を持つ乃木坂46の川崎桜(※「崎」は正式には「たつさき」/20)と、大河ドラマ「どうする家康」を始めベテランキャストが揃う作品での演技が光るHiHi Jetsの作間龍斗(21)をそれぞれ選出。
アーティストは、日本人7人からなるHIPHOP/R&Bガールズグループ・XG(エックスジー)の海外での勢いが国内に逆輸入されることを期待し、クリエイター分野では、中学生の頃から始めたTikTokをきっかけにティーン世代のカリスマ的存在になっているMINAMI(17)のSNSを飛び出した飛躍を予期する。
<ライフスタイル:ファッション・美容部門>
2000年頃に流行したファッションを指すY2Kがもはや一過性のブームではなく、1つのジャンルとして定着しつつある今、3000年代を指した近未来的なスタイルを指すY3Kがファッション・メイクともに最先端のトレンドに。
美容意識の高まりを受け、本格的な美容医療級ホームケアのニーズが拡大しており、成分重視のスキンケア製品や美容機器がいくつも誕生していることは見逃せない。
<ライフスタイル:グルメ・旅行部門>
リバイバルブームはライフスタイルにも波及し、グルメ部門では、すでにテーマパークなどで食べ歩きフードとして定番のチュロスの進化版“揚げチュロ”がバズる目前だ。
旅行部門では、東京ディズニーシーに来年オープン予定の新テーマポート「ファンタジースプリングス」が話題をかっさらうことは確実。新たな宿泊形態として注目を集めている、地域一帯をホテルと見なす分散型ホテルの取り組みにも目を向けた。
▼以下個別解説
目次
- 【2024年ヒット予測】エンタメ部門 選考基準
- 【2024年ヒット予測】ライフスタイル部門 選考基準
- 【2024年ヒット予測】総評
- 【俳優部門】萩原利久(はぎわら・りく)
- 【女優部門】生見愛瑠(ぬくみ・める)
- 【モデル部門】鈴木愛理(すずき・あいり)
- 【アイドル部門】川崎桜(かわさき・さくら)/乃木坂46
- 【アイドル部門】作間龍斗(さくま・りゅうと)/HiHi Jets
- 【アーティスト部門】XG(エックスジー)
- 【クリエイター部門】MINAMI(みなみ)
- 【ファッション部門】Y3K
- 【美容部門】美容医療級ホームケア
- 【グルメ部門】揚げチュロ
- 【旅行部門】TDS ファンタジースプリングス
- 【旅行部門】分散型ホテル
- モデルプレス国民的推しランキング
【俳優部門】萩原利久(はぎわら・りく)
「美しい彼」でアジア人気爆発 業界内で厚い信頼得る7クール連続俳優<選出理由>
子役としてデビューしすでに芸歴15年の萩原利久。ここ数年で知名度拡大にさらなる拍車をかけているが、その引き金となったのがFANTASTICSの八木勇征とW主演を務めたMBS系「美しい彼」だ。吃音症のぼっち高校生が圧倒的カリスマの同級生に恋に落ち、彼しか見えなくなっていく…口数が多くないキャラクターの心情を目の演技とモノローグで見事に表現し、視聴者を一気に作品の世界観へ引き込んだ。
同作は国境を越えてアジアを中心にバズを巻き起こし、熱狂的ファンを増やした萩原は、その後、昨年4月期から7クール連続でドラマ出演。特に今年は次世代を担う若手が集結し王道のラブストーリーを紡いだフジテレビ系月9「真夏のシンデレラ」の不器用すぎる研修医役で胸キュンさせたほか、現在はABCテレビ・テレビ朝日系「たとえあなたを忘れても」で記憶障害を持つ青年という難役に挑戦中だ。
映画も今年だけで5本の出演作が公開となったが、「キングダム 運命の炎」「ミステリと言う勿れ」では人気シリーズに続編から参加したにもかかわらずその世界観に完全に馴染み、大作に深みを持たせた。これまでの出演作は時代背景もジャンルも様々で、さらには複雑なバックボーンを持つ難役も多いが、それは本人の役柄への高い分析力があってこそ。役作りの時間を惜しまない丁寧な向き合い方が説得力のある芝居に繋がっており、業界内で信頼を獲得。制作陣からのオファーが止まらない理由になっている。
<読者コメント>
・「『美しい彼』きっかけで才能ある俳優だと確信したから」
・「不思議な魅力を持っている。色んな役がこなせそうな良い俳優になりそう。謙虚」
・「子役から積み重ねた圧倒的理論型演技力が数々の作品からアジア全土に広まる活躍ぶり!!2024年もさらに磨きのかかった萩原利久WORLDに誰もが絶対沼る!」
【女優部門】生見愛瑠(ぬくみ・める)
バラエティ女王が演技でも卓越 陰陽のギャップにお茶の間も衝撃<選出理由>
飾らない姿と可愛らしい天然発言が人気を集め、バラエティで見ない日はないほどの活躍を見せる“めるる”こと生見愛瑠。モデルとして第一線で輝きながらテレビではバラエティ女王となる、そんなジャンルレスな活動で、「Popteen」の先輩であるみちょぱや藤田ニコルに続き老若男女に知られるようになった。しかし2023年は女優として頭角を現した1年に。昨年映画初出演にして「第46回日本アカデミー賞新人俳優賞」を受賞した「モエカレはオレンジ色」で彼女の女優スター街道が始まった。
ABCテレビ・テレビ朝日系「日曜の夜ぐらいは…」では清野菜名・岸井ゆきのら実力派とともに、岡田惠和脚本の繊細でシリアスなストーリーを熱演。家族関係で悩みを持ち、陰の一面もある役柄は同年代の視聴者に確かに刺さった。さらにフジテレビ系「風間公親-教場0-」では殺人犯となってしまう母親役としてゲスト出演。初の月9にして難役を任されたが、感情をあらわにする芝居は大きな話題を呼び、普段の姿とのギャップに衝撃を受ける声が続出した。
現在は日本テレビ系「セクシー田中さん」に派遣社員・倉橋朱里役で出演中。「若くて可愛い」ことしか自分の市場価値はないと割り切っている朱里が、ベリーダンサーの顔を持つ主人公に出会って人生に希望を抱いていく姿は、日曜の夜に「明日からも頑張ろう」と思わせてくれる力がある。モデルとしての圧倒的華に、誰からも愛される人柄、そこに「こんな役も見てみたい」と思わせる柔軟な演技力が加わり、来年以降もさらなる抜擢が続いていくことだろう。
<読者コメント>
・「バラエティの面白さと、ドラマでの表現力のギャップがすごい」
・「ドラマに出ているのを何気なく見ていたら演技が上手くて驚いた。これは今後さらに女優さんとして開花するのではないかと確信しました」
・「役ごとに別人になる。視聴者を惹き付ける力を持っている」
【モデル部門】鈴木愛理(すずき・あいり)
モデルもこなす“新世代のあざとアイコン”無敵歌手がテレビでもブレイク<選出理由>
2017年に解散したアイドルグループ・℃-uteのメンバーとして活躍してきた鈴木愛理は、圧倒的な歌唱力と生まれ持った“あざとさ”を武器に、アイドルが憧れるアイドルとして地位を確立してきた。現在は雑誌「Ray」の専属モデルもこなし、ランウェイに登場する度に会場を沸かせる一方、連続ドラマの出演、さらに10月からはテレビ朝日系「あざとくて何が悪いの?」の新MCに抜擢されるなど新世代を代表するアイコニックな存在へと成長している。
また、6月にはアニメ「推しの子」の主題歌で音楽ユニット・YOASOBIの楽曲「アイドル」のカバーパフォーマンスを披露。高難度とされるボーカルをラップ含め生歌で熱唱し、可愛らしく決めた振り付けと合わせ、まさに“アイドル”を体現してみせた。全身全霊のステージは、瞬く間にSNS上で拡散され、YouTube再生回数は1200万回を突破。これまでも多くの人に愛されてきた彼女が再び世に見つかり歌手としての実力に注目が集まると同時に、途切れぬテレビ出演で再ブレイクを果たしており、来年も彼女の無双状態が止まらぬことだろう。
<読者コメント>
・「アイドルとしてのスキルも高く、アイドルが憧れる存在。最近では『あざとくて何が悪いの?』の新MCに選ばれ、バラエティやドラマなど様々なフィールドでの活躍がすごいから」
・「歌、ダンス、ビジュアル、表現力、表情、衣装の見せ方、どこをとっても完璧。でも本人はいたって謙虚で、まだまだ成長しようとしている姿が応援したくなるし、今後さらに飛躍していきそう」
・「アーティストのイメージが強かったが演技もできてトークもできて…才能の塊でしかない」
【アイドル部門】川崎桜(かわさき・さくら)/乃木坂46
“乃木坂46×フィギュア歴10年” 鬼に金棒の王道アイドルが認知拡大押しも押されもせぬ国民的アイドルグループ・乃木坂46の中で次に耳目を集めそうなのが川崎桜。今年人気が加速した五期生の1人と言ったらそれまでかもしれないが、彼女を推す最大の理由は「フィギュアスケート歴10年」から生まれる可能性の幅。楽曲パフォーマンスでの表現力が多彩になることはもとより、世界中で人気を集めるスポーツを自身の経験から語れることだ。
現に今年3月開催の「世界フィギュアスケート選手権2023」大会初日のオープニングセレモニーではスケーターとして乃木坂46の楽曲「シンクロニシティ」に乗せた華麗なパフォーマンスを行うなど、ファン以外への認知拡大に一役買った。12月21日に開幕する「全日本フィギュアスケート選手権2023」でもスペシャルサポーターに就任、放送を中継するフジテレビの番組に複数出演予定というのも、群雄割拠のアイドル界では大きなアドバンテージと言えるだろう。
また五期生が出演する日本テレビ系「乃木坂スター誕生!」シリーズで見せる独特なワードセンスや、どこか天然でとらえどころのないキャラクターはバラエティでも開花する予感。「さく炭酸しゅわしゅわしゅわ~」というアイドルならでは鉄板挨拶があることもブレイクを後押しするか。とにもかくにもフォトジェニックな美女であることは間違いなく、どんな入り口からでも新規ファンを獲得し、沼らせる要素は揃っている。
<読者コメント>
・「加入から1年で『世界フィギュアスケート選手権2023』のスペシャルサポーターを務めたのはすごいと思います。プロの実力もあるし、今後多方面で活躍してほしいです!」
・「フィギュアの経験がアイドルの表現力にも活きていて、これから歌番組などでも注目されるんじゃないかなと期待しています」
・「今年選抜メンバーや五期生曲のセンターにも選ばれたし、将来的に乃木坂46を引っ張るメンバーの1人だと思う」
【アイドル部門】作間龍斗(さくま・りゅうと)/HiHi Jets
作品続くジュニアきっての演技巧者 大河デビューも記憶に新しい注目株<選出理由>
HiHi Jetsの作間龍斗は、色白で猫目が印象的な整ったルックスに加え、身長180cmの抜群スタイルや落ち着きのある“イケボ”でアイドルとしてはさることながら、俳優としての活躍に視線が集まっている注目株だ。
彼が脚光を浴びたきっかけとして、2021年に公開された映画「ひらいて」の西村たとえ役が挙げられる。本格的な映画出演は本作が初だったが、メガホンを務めた首藤凜監督が作間自身に感じた「他では見ない異質な雰囲気」と重なるように、地味だがどこか謎めいた雰囲気を醸し出す少年を見事に表現。今年は映画「ヴィレッジ」で重い題材に挑戦し、繊細な演技が求められる難しい役どころを多彩な表現力で演じ切り、現在出演中の日本テレビ系「コタツがない家」での好演でお茶の間にもその実力がじわじわと浸透しつつある。
いちアイドルでありながら、実力派キャストが揃ったコアな作品でも、違和感なく馴染めるナチュラルさと、思わず目がいってしまう唯一無二の存在感はすでに貫禄さえも感じさせてしまう。NHK大河ドラマ「どうする家康」での大河初出演も記憶に新しく、ジュニアきっての演技巧者にさらなる期待がかかる。
<読者コメント>
・「どの役でもその場に馴染んでいて表現が上手い。大河からラブストーリーまで幅広いジャンルで活躍しているから」
・「2023年、年末にかけて水曜10時ドラマ3番手、大河ドラマと俳優としても大きな役をもらい、その独特の存在感で次々と仕事をつなげるように獲得しているので、2024年はさらに大きく役者として羽ばたくと思った」
・「そこにいるだけで説得力がある佇まいがどの作品においてもすっと馴染むし、豪華キャストに囲まれていても自然と目に入る」
【アーティスト部門】XG(エックスジー)
日本が世界の音楽シーンに仕掛けた“X-POP”実力派ガールズグループに熱視線<選出理由>
音楽シーンでは、HIPHOP/R&Bガールズグループ・XGの勢いが、海外でも国内でも増していくことを予想する。
“BOLD(大胆)” なカルチャーを全世界に発信し、独特な世界観を持つアーティストグループを輩出するグローバルエンタテインメントプロダクション「XGALX」から昨年デビューしたXGは、約5年間の育成で培われた圧倒的なダンス、ボーカル、ラップスキルを持つ日本人の7人で構成。これまでにリリースした楽曲は全編英語歌詞、J-POPでもK-POPでもない「X-POP」と定義しているサウンドを引っ提げ、海外を主戦場に活動し全米ビルボードチャート初登場1位にランクイン、日本人アーティスト初の快挙を成し遂げるなどグローバル人気を確立している。
「Xtraordinary Girls」の略からなるグループ名の通り、韓国の音楽番組で、バケットハットを目深に被ってはっきりと顔が見えない“覆面”スタイルでパフォーマンスをするなど規格外のステージも話題に。奇抜なコンセプトから”ジャパニーズカワイイ”や平成レトロっぽさを発信する楽曲もあり、感度が高いZ世代や昭和・平成世代のコアな音楽好きのファンの間で知る人ぞ知る存在になった。11月に待望の日本で初の単独有観客ショーケースを開催し、日本発グローバルグループの本格的な逆輸入も間近だ。
<読者コメント>
・「世界で人気爆発中。日本のガールズグループも世界で活躍することができることを証明してくれると思います。鍛え上げられたダンスパフォーマンスと歌唱力、そして一度聴いたら忘れられないラップの心地よさ。ビジュアルも良し!日本国内でもたくさんライブして国内での知名度もあげてほしいところです」
・「海外メインで活躍する日本人。逆輸入でそろそろ日本でもバズりそう」
・「K-POP式のプロデュースで楽曲は全部英語歌詞なのに、どことなく平成のノリが感じられて不思議な楽しさがある」
【クリエイター部門】MINAMI(みなみ)
動くだけで熱狂を生む中高生のカリスマ 主戦場はSNSに収まりきらずリアルへ<選出理由>
SNSで活躍する現役女子高生クリエイター・MINAMIにもヒットの兆しが。TikTokでの可愛らしい姿、YouTubeでの家族も交えた親しみやすい動画などが中学生当時から“衝撃の13歳”と話題を呼び、すでにティーンからの支持は絶大なものとなっている。
量産型ではない洗練されたオシャレ感が唯一無二で、「なりたい」と憧れる声が止まず。さらに、SNS上にはファンマークを付けたアカウントが名を連ねるほか、ファッションイベントでランウェイを歩けば群を抜いて大きい歓声が巻き起こり、トップモデルにも劣らない数のうちわやネームボードを持ったファンが多数見受けられる。
YouTubeで時折披露される美声が話題を呼ぶ中、7月には歌手としてワーナーミュージック・ジャパンからメジャーデビューを果たし、早速アメリカ・ロサンゼルスのフェスにも立つなど活躍。ほかのクリエイターとは一味異なるアプローチ方法で、来年はSNSを飛び出した活躍に期待がかかる。
<読者コメント>
・「TikTok全部バズってる。モデルの仕事も最近多く、活動の幅が増えてきているから」
・「今年アーティストデビューもして、より多く人に知られたと思うし、TGCにも数多く出たりと挑戦が多かった人だと思うから」
・「TikTok以外でもたくさん見るようになって、これからどんどん有名になりそう。可愛くて憧れる」
【ファッション部門】Y3K
ネクストブームは“3000年代” K-POPアイドルaespa中心に普及<選出理由>
2000年頃に流行したファッションを指すY2Kファッションが、昨今のファッショントレンドを独占する状態となっていたが、リバイブルブームから一転、今最もホットなY3Kファッションに注目したい。
“Year of 3K”の略で3000年代を指した近未来的なスタイルを指し、AIやメタバースの普及も影響。中国版Instagram「RED(小紅書)」にて、近未来を感じさせるスケルトンやシアー、メタリックなどの素材アイテム、ヘッドフォンやスクエア型のサングラスなどをポイントとするスタイリングの投稿が増加したことと比例し、その人気はじわじわと上昇。現在はアジアのZ世代を中心に盛り上がってきている。
また、「自分のもう一人の自我であるアバターに出会い、新しい世界を経験する」という世界観をコンセプトとしている韓国のガールズグループ・aespa(エスパ)の存在も人気に拍車をかけており、現実世界との境界線が曖昧になっていくビジュアルは、まさにY3K最前線の代表。こうしたトレンドはメイクにも通じており、肌に膜を1枚張ったようなベースメイクから偏光パールが効いたハイライター、エッジの効いたメタリックリップなど、どこかCGっぽさを感じさせる現実離れした顔立ちを目指す手法が流行の兆しを見せている。
【美容部門】美容医療級ホームケア
本格ホームケアの時代到来 自宅で叶うサロン級アイテムが需要増<選出理由>
コロナ禍を経て副次的にダウンタイムをとりやすい環境が生まれ、また施術経過のSNS投稿を目にしやすくなった事も一因となり、美容クリニックでの本格的な施術が身近なものとなってきた昨今。美容意識の高まりを受け、ホームケアでも医療級パフォーマンスへのニーズが急拡大している。特にレチノール、エクソソームなどを配合した成分重視のスキンケア製品、顔や頭皮の凝りをほぐす低周波美容機器など、本格志向かつ短期間で効果を感じられる点が、共通してユーザーの評価に繋がっている印象だ。
シカコスメでお馴染みのVT(ブイティー)が展開する美容液「リードルショットライン」はその代表例。シカ成分とごく微細なマイクロニードルを掛け合わせた、肌に塗るとチクっと刺さるような独特のテクスチャーが特徴で、マイクロニードルの配合量を選べる仕様も消費者に刺さり、累計販売本数100万本のヒットを飛ばした。パーソナルな肌悩みは尽きず、刺激や痛みすらも美しさのための一歩という価値観がある程度受け入れられる土壌が整ったことで、本格志向のホームケアアイテムがさらなるバリエーションを増やし、市場へ普及していくだろう。
【グルメ部門】揚げチュロ
食べ歩きフードが令和に再び脚光 スイーツの流行はリバイバルがカギ<選出理由>
飲食業界ではタピオカ、カヌレを筆頭に1990年代の流行がリバイバルする現象が起きている。その流れに乗り、次なるトレンドと目されるのが、テーマパークなどで食べ歩きフードとして親しまれているチュロスだ。
特に近年の飲食トレンドの傾向として、ワンハンド/食べ歩きの要素が一因となりやすく、フルーツ飴や10円パンもその代表格。チュロスも同様に片手で手軽に食べやすく、最近では揚げたてを提供する店も増え、美味しさもアップデートしている。例として「111 CHURROS」の、揚げたて・サクふわ食感の生地である“揚げチュロ”は従来のイメージを覆してくれる。ソースにディップする新感覚の食べ方、パッケージのデザインも人気で、東京・新大久保の路面店は、平日でも若い女性客を中心に行列ができている。
【旅行部門】TDS ファンタジースプリングス
“魔法の泉”から紡がれる新たな夢物語 東京ディズニーシー新テーマポート誕生<選出理由>
今年度は、開園40周年の祝祭ムードに包まれていた東京ディズニーリゾート。続く一大トピックスといえば、東京ディズニーシーに2024年6月6日にオープンする、総投資額約3,200億円の新テーマポート「ファンタジースプリングス」だろう。総開発面積は東京ディズニーシー開業以来最大の約14万平方メートル。ディズニー映画「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」「ピーター・パン」を題材とした3つのエリアと、1つのディズニーホテル「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」で構成され、各エリアを自らの足で巡ることで映画の世界に入り込むかのような没入感、そしてライドアトラクションを通じてストーリーの追体験が叶う。
エルサの雪と氷の魔法にかかったアレンデール王国での姉妹の物語、ランタンフェスティバルへ向かうラプンツェルとフリンのロマンティックなボートの旅、ピーターパンと海賊に立ち向かう大冒険…。映画では1つの結末を迎えた物語のその先、ハッピーエンドの後も終わらない物語の存在を現実で味わうことができる。 コロナ禍での一度の開業延期を経て、ファンが待ち望んだ “魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界”そのものの光景がいよいよ日の目を浴びる。
【旅行部門】分散型ホテル
全国で広がり見せる“町全体ホテル” 地方振興の新たな一手<選出理由>
ホテル、旅館というスタンダードな選択肢だけでなく、貸別荘等のバケーションレンタルの概念が根付いて久しい。多様化する旅行者のニーズに応えるように宿泊形態も広がりを見せる中、近年じわじわと数を伸ばしているのが分散型ホテルだ。元はイタリア発祥の「アルベルゴ・ディフーゾ」という、地域の空き家などをホテルとして再生させ、一帯で宿泊経営を行う取り組みのことを指す。1つの建物内にレセプション、客室を集約させる従来の宿泊施設と違い、地域の複数の空き家や歴史的建造物にこれらの機能を分散させ、一帯をホテルと見なす新しい旅の形だ。
その具体例が、JR青梅線沿線・東京都奥多摩町にて開発中の「Satologue」(2024年3月から順次開業)。駅舎や鉄道施設等をフロントとし、沿線集落の古民家を客室やレストラン、薪サウナに改修、さらには地域住民がキャストとなり接客・運営を行う。草木が四季を告げる多摩川流域ののどかな集落の沿線を1つのホテルとして構築することで、里山で暮らすような滞在を提案する。オーバーツーリズムや過疎地域の増加が問題視される今、地方にも人の流れをつくり、まちおこしの役割も担う地域活性化の一手に期待が高まる。
モデルプレス国民的推しランキング
SNSの総フォロワー数340万人超えの「モデルプレス」が、WEBアンケートで読者から寄せられた説得力ある声を参考に、モデルプレス編集部の審査、「モデルプレス」内での記事露出回数などを加味し、各種エンタメにまつわるランキングやアンケート結果を発表するオリジナル企画。これまで発表したランキングには「2023年今年の顔」や毎クール恒例「今期最もハマっているドラマTOP10」、「筋肉イケメンランキングTOP20」などがある。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】