YouTuberふかわ。、重度のASD・ADHDを公表 病院診断への決断までに8年「いろんな人のためになれたら」
2023.09.29 15:54
YouTuberのふかわ。が28日、自身のYouTubeチャンネルを更新。重度のASD(自閉スペクトラム症・アスペルガー症候群)とADHD(注意欠如・多動症)であることを公表した。
YouTuberふかわ。、重度のASD・ADHDを公表
ふかわ。は「ふかわ。を知ってもらうことにも繋がる、かつ、同じ症状とか、病院に行こうか迷ってる人とかにも通ずるかなと思って。いろんな人のためになれたらいいかなと思います」と公表を決めた経緯を説明。小学校高学年の頃から大人数の会話についていくことが難しく、周りが話している話題と全く異なる話題を話し始めることが多かったという。19歳で1人暮らしを始めた際には部屋を片付けることができなかったり、生活費の支払いを何度も滞納してしまったりなど、生活に支障が出てきたといい、約8年後の現在、やっとの思いで診断を受け、重度のASD・ADHDと判明したそう。
ASDについて、約3年ほど企業に勤めていたふかわ。は、医師から「ここまで重度のアスペルガーで仕事できたのはめちゃくちゃすごい」と褒められたそうだが、一方で「働いてることだけですごいって言われるほど僕のASDの症状は重度なんだなって」と複雑な心境を明かした。
ADHDについては「小さい頃からよくウェットティッシュをちぎって30個ぐらい並べたりして…」と食事に行った際も落ち着きがなく母に心配されてきたといい、「電車とかでもホームで待っていることができなくて、隅から隅までずっと動いてるのがめちゃくちゃ僕の特徴ですね」と話した。
ふかわ。は「自分が軽度だと思っていたのにお医者さんに診てもらったら重度で、結構自分やばいじゃんって思わされた」といい、「時間とお金を使って自分という人間に欠陥がありすぎるってわかっただけで、動画にできるから良いですけど動画にしなかったら何の意味もないなって、ただ落ち込んだだけだなって」と吐露した。(modelpress編集部)
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