南沙良、高校時代は友達いなかった「1人で家でアニメ」<君に届け展 “すき”のちから>
2023.09.20 11:46
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女優の南沙良が20日、都内で行われた「君に届け展 “すき”のちから」オープニングイベントに、声優の能登麻美子とともに出席。友人がいなかったという学生時代を打ち明けた。
南沙良、爽子とは「正反対の位置にいる」
松屋銀座8階イベントスクエアで9月20日から10月2日まで開催される同展は、王道の青春ラブストーリーとして多くの人の心を掴み、シリーズ累計発行部数は3600万部(2023年3月時点)を超える少女漫画作品『君に届け』の展覧会。主人公・黒沼爽子をはじめとした個性あふれるキャラクターたちの様々な“すき”のかたちを、名シーンの直筆原画、貴重な創作資料の数々を含め、総数300点以上の展示で紹介する。南はテレビ東京と動画配信サービスNetflixの共同制作連続ドラマ「君に届け」(世界独占配信中)、能登はアニメ「君に届け」でそれぞれ爽子役を演じている。南と能登は、本展で書き下ろされたキービジュアルのイメージカラーであるグリーンの衣装でともに登場。学生の頃から原作を読んでいたという南は「爽子ちゃんはすごくまっすぐで純粋で可愛らしい子じゃないですか。私はそこと正反対の位置にいるので、爽子ちゃんを演じさせていただくってなった時に、不安というか『大丈夫かな』というのが正直あって」と打ち明け、「(出演が決まった時には)焦りましたね。大丈夫かなという思いと、純粋に嬉しかったですし良い作品にしたいなという思いは強くありました」と語った。
また、爽子を演じる際に工夫した点を聞かれると「私は声が結構低いので、(アニメ版で爽子を演じる)能登さんの素敵なアニメを見ていたので、能登さんの声にちょっと自分で寄せながら、声を高くしてお芝居していました」と告白。
すると能登は「感無量です!」と喜びつつ、「ドラマを拝見させていただきまして、仕草であったり声のスピードであったりトーンとか、本当に『爽子ちゃんがそこにいる』って(思っていた)。今、お伺いできて逆にちょっと意外でした」と自身の声色に寄せた演技であったことに驚いた。
南沙良、学生時代は友達いなかった「悲しい」
さらに、作品を通じて学んだことを聞かれた南は「現場でお芝居していても他の共演者の方のお芝居に心がすごく動くことも多かったりとか、撮影現場自体、愛というか優しさで溢れていた現場だったので、『こんな素敵な現場があるんだ』と思って。作品も温かいものになって、私も愛を持ち続けていろんな現場に行けたらなと思いました」と撮影時を回顧。続けて、本展をどんな人に見てもらいたいかという質問には「学生時代に一緒に『君に届け』の話で盛り上がっていた友人と一緒に来たいですね。個人的には。もう1回一緒に来て、見て盛り上がりたいですね」と答えた。その後、南は自身の学生時代を振り返り「私は通信学校だったので、高校は廃人のような生活を送っていました。特に楽しいこともなく(笑)」と自虐。「文化祭とか体育祭もなかったので、憧れはすごく強く持っています」と話し、「友達もいなかったので、1人で家でアニメを見て1日終わるという生活でしたね。毎日。悲しい」と苦笑した。
一方、能登も「女子校だったんですけど、なので本当にこんなにキラキラしたことはまったく訪れず、地味に3年間過ごしていましたね」とぽつり。さらに「唯一(作品と)重なったことは、爽子ちゃんが日曜日に鳥にお米をばらまくんですけど、家じゃないですけど、鳥に餌をばらまいていました」と爽子との共通点を語り、笑いを誘っていた。
また、SNSで「初めてのショート」とつづり公開していたショートカットヘアに触れられた南は「すごく洗うのも楽ですし、乾かすのも楽なのですっきりしています。気持ちも」と笑顔を見せていた。(modelpress編集部)
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