JO1白岩瑠姫、上品で美しい高貴な姿も「GIANNA BOYFRIEND」両面表紙公開 久間田琳加は“本音が言えない”トークショー登壇
2023.08.29 12:00
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JO1の白岩瑠姫がソロ両面表紙を飾る「GIANNA BOYFRIEND #02 SPECIAL EDITION版」(9月11日発売/Amazon、楽天BOOKSなどで予約受付中)の表紙が公開された。
白岩瑠姫の上品で美しい高貴な姿
今号は、普段とは違ったモードでファッショナブルな白岩の表紙に。中面では、白岩が主演を務める映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』(9月1日公開)のストーリーに沿った「CHANGING COLOR」をテーマに、白、黒、カラーを纏った上品で美しい高貴な姿を覗かせた。ほか“圧倒的にかっこいい”モードな美カットが満載。「GIANNA Beauty with iconic」の時とは違った角度で白岩の魅力に迫っている。
なお、同誌撮り下ろしのサイン入りチェキの読者プレゼント企画も行われる。
久間田琳加ら参加「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」トークショー開催
人気作家・汐見夏衛氏によるベストセラー小説を、「美しい彼」シリーズの酒井麻衣監督によって映画化した『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』。この程、トークショー付き試写会が都内で開催され、白岩とW主演を務める久間田琳加、メガホンを取った酒井監督、原作者の汐見氏の3名が参加し、女子会を繰り広げた。
久間田琳加「一人でも多くの方の背中を押せる作品になったらいいな」
― 今回、映画化されました『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』ですが、汐見先生が本作の原作を書かれたきっかけを教えてください。汐見:私は高校の教師として10年弱働いていたのですが、その時に最近の若い子は本当に優しくて、穏やかという印象を受けました。今の子たちは反抗するような子もいなく、感情が高ぶるということをほとんど見なくて、でも絶対に何か思っていることはあるはずで、悩んでいることや悲しいこと、怒りなどを全て飲み込んでいるんだろうなと。そういう子がたまに爆発してしまうところもあって、そういうのを見て全部は無理でも、少しずつ自分の気持ちを吐き出して楽になれるようなきっかけになる作品を書きたいという気持ちで書き始めました。自分もですが、例えば外で言えないことは家族には言えたり、逆に家族には言えないことは友達に言えたり、一部だけでも息抜きできる場所を見つけて、だんだん人と関わりやすくなったので、そういう人を見つけるきっかけにもなれたらいいなという風に思っています。
― 酒井監督はこの作品の世代と割と近いと思うのですが、そういった本音をあまり言えないという点で、本作を作るときに何を考えていましたか?
酒井:高校生とお話しする機会が大人になるとなかなかないのですが、原作を読ませていただいた時に茜の“本音や悩みを言えない”という気持ちは、私の場合、大人になる程あると思っていて、私は自分に重ねて茜ちゃんを見ていました。
― そんな茜というキャラクターを作るにあたって撮影時に何か久間田さんに伝えたり、意識されたところはありますか?
酒井:マスクが凄くキーになってくる作品だと思うのですが、コロナ禍はマスクが皆さんお守りみたいにしていたと思うので、そうなると、学校生活で一度もマスクを外した姿を見たことないクラスメイトとかいたと思うんです。また、マスクをご自身につけるのお任せしますよとなった時に、外すのが嫌だなという子もいると思ったので、“マスクを外すことが正義”の様には絶対にしたくないと思い、「そういう優しい繊細な部分を一緒に考えながらやっていきましょう」という話をしていました。
― 久間田さんはいかがですか?
久間田:作品に入る前、撮影前からリハーサルで監督と結構お話する機会があって、その時にどういう風にマスクを見せるか。こういう時に心情を隠しているから少し上げようかや、そういうこともお話しつつ、実際に撮影に入ったらやってみたりしていました。私自身は、時代的にマスクをつける習慣はありましたが、マスクをつけながら学校生活を送るのはどういう感覚なんだろうというのをリアルな学生に話を聞きたくて、実際に女子高生の子に話を聞いたりしました。そしたらやはりその子たちも、一口食べたらマスクつけるに意識的になっていると言っていたので、そういう心情から理解できるように実際の女子高生の子に話を聞いたりしましたね。
― 最速上映会のアンケートで、茜への共感度が80%という結果で、たくさんの方が茜というキャラクターに共感をされてるとのことなんですが、そのあたりはお聞きになっていかがですか?
久間田:すごく嬉しいです。やはり私も原作と台本を読ませていただいた時に学生時代の自分の気持ちも思い出しましたし、それだけでなく、自分の言いたいことをなかなか言えないというのも凄くわかるなと思ったので、演じながらそれが皆さんに伝わったのが嬉しいです。でも、そのまま自分も愛していいんだけど、もし言えるようになったらもっと楽になるよというのも、メッセージとして伝えていけたらいいなと思っていたので、それがパーセンテージとして繋がったのが嬉しいですね。
― 最後にこれから公開を楽しみにされている方に一言お願いします。
汐見:きっと茜と一緒に苦しい気持ちになって、だんだん茜と一緒に成長して、最後に開放感を味わえるような映画だと思うので、今もし止まっていることがあったら、一歩踏み出そうというきっかけになれば嬉しいです。少し自分に寄せてというか、茜の気持ちに寄り添ったり、他のキャラクターでも共感できる部分があると思うので、“自分を変えるきっかけになるかもしれない”という気持ちで見ていただけると何か発見があったりするかなと思います。
久間田:撮影期間は茜と一緒に身を削りながらというか、“一緒に葛藤して、悩んで、とにかく自分もすり減りながら這い上がろうとして”という自分にない感情に出会えた作品になったと今回とても感じています。一人でも多くの方の背中を押せる作品になったらいいなと思うので、是非感想をSNSなどで書いていただけたら嬉しいなと思います。
酒井:作品の好きなセリフで、青磁が、「お前の世界も綺麗だろ」というセリフがあるんですが、自分の見えているもの、聞こえているものは自分の世界なので、映画見ていただいて、“自分の世界は綺麗だな”と思えてもらえたり、そういうきっかけになれたらいいなと思います。これからもこの映画を愛していただけると嬉しいです!
『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』概要
無彩色で息苦しいこの世界。救い出してくれたのは、“私を嫌い”な君でした。学校ではマスクが手放せず、周囲の空気ばかり読んでしまう「優等生」の茜(久間田琳加)。自由奔放で絵を描くことを愛する、銀髪のクラスメイト・青磁(白岩瑠姫)。何もかもが自分とは正反対の青磁のことが苦手な茜だったが、彼が描く絵と、まっすぐな性格に惹かれ、茜の世界はカラフルに色づきはじめる。次第に距離を縮めていくふたりの過去がやがて重なりあい、初めて誰にも言えなかった想いがあふれ出す。(modelpress編集部)
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