日向坂46富田鈴花、5年ぶり舞台出演 和田雅成らから“度胸”絶賛される<ヴィンチェンツォ>
2023.08.18 19:23
日向坂46の富田鈴花が18日、東京・日本青年館ホールで行われたミュージカル「ヴィンチェンツォ」の東京公演初日会見に、主演の和田雅成、共演の佐藤仁美、上田堪大、竹内將人、鈴木壮麻とともに出席。共演者から度胸を絶賛された。
和田雅成・富田鈴花ら舞台「ヴィンチェンツォ」
スタジオドラゴン原作でNetflixにて世界190か国以上で配信されたヒットドラマ「ヴィンチェンツォ」を世界初の舞台化。主演のヴィンチェンツォ・カサノ役を和田、ヴィンチェンツォとともに戦う弁護士ホン・チャヨン役を富田、ヴィンチェンツォたちと敵対する悪徳弁護士チェ・ミョンヒを佐藤が務め、歌と音楽、「ヴィンチェンツォ」ならではのクールな仕掛けや演出で迫力のある舞台となっている。
富田鈴花、和田雅成らから絶賛される「度胸のある方」
自身の役を演じての感想を聞かれると、富田は「20話がギュッと3時間半になっているので、抜けていくシーンとかもいっぱいある中で、あるシーンにどう深みをより出していくかというのを稽古では大事にしてやっていました」と打ち明け、先週末に行った神戸公演の手応えについては「私はこういう劇場に入っての舞台が5年ぶりくらいなので、劇場によって音の環境であったり、楽屋の環境であったりが違うので、やっていてしみじみと感じました」と吐露した。加えて、富田が舞台に出演するのが5年ぶりというのを感じるか問われると、和田は「すごく度胸のある方だなと感じましたね。人間って初対面だと最初はコミュニケーションを取るのが大変じゃないですか。でもそれを取っていってからどんどん壁がなくなっていくにつれて度胸の出し方みたいなものが素晴らしい方ですね」と絶賛し、上田も「飲み込みが早い。肝が据わっている」というと、佐藤も「アドリブが出るの早かったもんね。こんなに余裕あるんだと思って」と驚いた様子。
これに富田は「アドリブした記憶がないんですけど…」と困惑し、上田から「うっそ!俺に唾かけてきたよ」と指摘されると、思い出した富田は「そんなこともありましたね」と笑った。
富田鈴花の言葉にツッコミ飛ぶ
そして、ミュージカルに出演することが夢だったという富田は、上演前に自分の殻を破りたいと意気込みを語っていたそうで、現在、上演が始まって殻は破れたか尋ねられると「破り途中ですね。ゆでたまごで言ったらちょっとパリパリいってるかなってところです」と表現。「稽古期間中、いろんな方がアドバイスをくださって頭がいっぱいいっぱいになってしまうときもあったんですけど、何よりもみなさんが温かいのが1番で、仁美さんとかも何も包み隠さず言ってくださるので(笑)、いろんな方の言葉が刺激となって、これが終わったらヒナが生まれるんじゃないかって気持ちです」としみじみと語ると、共演者から「茹でてるけどね」とツッコミが飛んで笑いを誘った。
そして和田が「ステージに慣れているというところで言うと、この子、舞台上に立ったらすごいんだろうなと思っていたらそうだったんで、ステージに慣れているなと感じました」と褒めると、富田は「褒め上手」と笑顔を見せ、和田は「なんじゃこいつ!」と突っ込むなど仲睦まじいやりとりを見せた。
加えて、佐藤も「初日からガラッと変わったもんね」と声が飛び、上田も「俺からしたら殻は何枚も剥けている感じだけど」と褒めると、富田は「ありがたいお言葉です」と恐縮した。(modelpress編集部)
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