“ヒグマに餌付け”騒動のYouTuber・葉田ルコ、騒動を謝罪 悪意ある拡散に「全くその意図はない」

YouTuber・葉田ルコ、ヒグマに餌付け騒動

問題となったのは、「【絶体絶命】森の中でウーバー食べてたらまさかの緊急事態発生…」「【衝撃映像】撮影中にヒグマの親子が乱入し暴れていった一部始終をお見せします」と題する2本の動画。（ともに現在は非公開）

北海道を拠点に活動する葉田は、「森の中でウーバー質問コーナー」と題し、森の中でピザとポテトを食べながら視聴者からの質問に答える企画を実施。だが、匂いに引き寄せられたのか、撮影中に森の奥からヒグマの親子が現れてしまい、葉田とスタッフは食べ物を放置して避難。離れた場所から、熊たちがピザとポテトを食す様子を撮影していた。

そして、動画公開後、この撮影を行っていた付近で母ヒグマが駆除され、子熊3匹が逃げていることが明らかとなり、この熊が葉田の動画に登場したのと同じ個体ではないかとする指摘が寄せられていた。

“ヒグマに餌付け”YouTuber、騒動を謝罪

これらの声を受け、葉田は26日に「今回の騒動について」と題する動画を投稿。「この件に関して動画を出すのが遅れてしまってすみませんでした」と冒頭で頭を下げ、「弁護士と色々話し合いをしていて今やっとひと段落ついたので僕の方からご報告できるという状態になりました」と話した。

葉田は「今回の件で結果的にクマがピザを食べてしまって、それによりご迷惑、お騒がせをした近隣住民の皆様、本当にすみませんでした」と再び頭を下げ、「今後はこのようなことがないよう対策、注意を払って動画を作っていきたいと思います」と伝えた。

続けて「一部、事実とは異なる内容が記事や著名人のツイートで広まってしまっているので、そこに関して訂正させてください」と、今回の件で拡散されている情報の中に誤りがあると主張。

まず、ヒグマの誘引に関しては「全くその意図はなく、森でウーバーイーツを食べながら視聴者の質問に答えるという企画中に起きた出来事です」といい、なぜ家ではなく森で企画を実行したのかに関しては「人気のウーバー企画に、普段から自然の中で撮影している僕ららしい要素を入れて他と差別するためだった」と説明。

また、前日に熊の目撃情報があったことについては「知りませんでした」といい、以前から問題の動画のロケ地近辺で撮影することが多く、今回も地主にも許可を得た上で撮影を行っていたと明かした。

さらに、熊を目撃したことを市に報告しなかった、市は報道で知ったという内容が放送されたことに関しては、「この放送より前に、市とは3回に渡り出没場所、日にち、時間を報告しています」と話し、拡散されている内容に関しても「あたかも僕が故意にだめなことを撮影しているかのような悪意のあるタイトルでツイートしてますが、そのような企画では全くない」と釈明した。

そして、「色んなSNSで誹謗中傷や脅迫めいたコメントをしている方に関しても引き続き（弁護士に）相談しながら進めていきます」とし、今回の自身の動画について「この内容に、うそは1つもありません。ただ、僕が関わって騒ぎにしてしまった以上、そしてあの動画を上げていることにより不快な思いをされる方がおられるなら、非公開にすべきと判断しました」と問題の動画を非公開にした理由を説明した。（modelpress編集部）