AAA與真司郎、アーティスト活動再開へ 新曲&ドキュメタリー制作も発表<與真司郎announcement>
2023.07.26 20:35
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AAAの與真司郎が7月26日、都内にて自身の今後の活動や個人の想いを発表するファンイベント「與真司郎announcement」を開催。アーティスト活動の再開、新曲「Into the light」の発売、ドキュメタリーが制作されていることを同時に発表した。
與真司郎、アーティスト活動再開へ
この日、拠点をアメリカ・ロサンゼルスに移している與が一時帰国し、アーティスト活動再開を報告。「AAAの活動休止になって、自分をソロアーティストとして活動を続けていく意味があるのかと悩んだ時期もありました。自分はアーティストとしてどんなメッセージを発信していけばいいのかがわからなくなってしまったからです」と悩んだ時期を回顧した。同イベントで自身がゲイであり、「LGBTQ+」(レズビアン/女性同性愛者、ゲイ/男性同性愛者、バイセクシュアル/両性愛者、トランスジェンダー/生まれた時の性別と自認する性別が一致しない人、クエスチョニング/自分自身のセクシュアリティを決められない、分からない、または決めない人、など性的マイノリティの方を表す総称のひとつ)への考えを公表したことを踏まえて、「でも、LGBTQ+の課題に関わらず悩んでいる人を1人でも多く救いたいという気持ちがありました。そして、ありのままの自分を打ち明けようと決意したことによって、発信したいメッセージが明確になりました。本来の自分を表現しながら、聴いてくれる人を幸せにするということが僕のアーティストとしての1番の目標です」と意欲を口にした。
與真司郎、新曲「Into the light」を発表
そして、アーティスト活動の再開への決意を語ったと同時に、新曲「Into the light」を発表。「日本語では『新たな光の差す方へ』と言うんです。世界中にこの曲は届いたらいいなという思いを込めて、歌詞は全て英語になっていますが、日本語訳も考えました。後ほどここに来てくれた皆さんにいち早く聴いていただきたいと思っています」とコメント。この曲の売り上げの一部を日本の「LGBTQ+」の支援団体に寄付することも明かし、「『Into the light』を通して、僕の経験だけではなく、僕と同じ境遇に置かれている方についても、理解を深めるきっかけになってくれれば嬉しいです。そして、『LGBTQ+』の方々に限らず、皆さん1人1人の経験と重ね合わせて聴いていただきたいと思っています」と伝えた。
與は「音楽は世界共通です。辛いのを乗り越えた経験や、今実際、人生で葛藤している方々などたくさんいると思いますが、僕が発信することで、世界のどこかで勇気づけられる人がいてくれたらいいなと心の底から(思います)。人生いい時もあれば、うまくいかない時もあります。それでも諦めずに進み続ければ、新たな光の指す方へと導かれていると思います」と音楽活動への熱い思いを告白。
「僕も正直この先どうなるのか自分でもわかりません。でも、一度の人生、後悔したくないんです。世界がもっと明るくなり、どんな人でも生きやすい場所になってくれることを本当に願っています」と語った。
與真司郎、ハリウッドでのドキュメンタリー制作も発表
さらに與は、自身の半生を題材としたドキュメタリーがハリウッドで制作されていることを発表。プロデューサーはアカデミー賞作品賞「グリーンブック」を手掛けたピーター・ジョン・ファレリー監督と、「タイガーキング」シリーズで知られるフィッシャー・スティーブンス監督だとし、「彼らをはじめとしたハリウッドで活躍している方たちが、多くの人生経験やこれからやりたいと思っていることに共感してくれました」と説明。「この機会に感謝するとともに、自分ができることを精一杯取り組みたいと思います」と伝えていた。(modelpress編集部)
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