市川猿之助、松竹が新たなコメント発表 “十分な説明”できない理由に言及<全文>
2023.05.24 18:33
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18日に緊急搬送された歌舞伎役者・俳優の市川猿之助について、歌舞伎の制作を手掛ける松竹株式会社が24日に公式サイトにて書面を掲載し、コメントを発表した。
市川猿之助について松竹がコメント発表
公式サイトでは、「市川猿之助に関しましては、引き続き、お客様をはじめ、関係者の皆さまに多大なるご迷惑、ご心配をおかけいたしておりますことを改めて深くお詫び申し上げます」と謝罪。東京・歌舞伎座「六月大歌舞伎」(6月3日~25日)昼の部「傾城反魂香(けいせいはんごんこう)」の猿之助の休演と中村壱太郎への配役変更を報告し、「市川猿之助につきましては、今なお、当局等による対応が続いており、弊社としましても引き続き各方面からの情報把握に努めておりますが、現時点におきまして来月の公演に出演することは困難と判断」と、この決断に至った経緯を説明した。
また、「現状、様々な報道がなされており、弊社としての十分なご説明をさせていただけませんことは大変心苦しい限りですが、事態の解明が途上の中でのコメントや弊社対応の経緯に関するご説明等は引き続き差し控えさせていただきたく存じます」と、十分な説明を控えている理由に言及。
最後に「個人のプライバシーに関するご質問やご照会にはご回答いたしかねますので何卒ご了承ください」と結んでいる。
市川猿之助、18日に両親と緊急搬送
猿之助は1975年11月26日生まれ、東京都出身。2012年6月、二代目市川亀治郎改め、四代目市川猿之助を襲名した。歌舞伎役者としてはもちろん、俳優業での活躍も目覚ましく、ドラマ「ようこそ、わが家へ」(フジテレビ/2015年)、「半沢直樹」(TBS/2020年)、「ブラックペアン」(TBS/2018年)など数々の話題作に出演。最近では、「最初はパー」(テレビ朝日/2022年)「鎌倉殿の13人」(NHK/2022年)に出演し、その多彩な表現で視聴者を引きつけていた。18日に父親の段四郎さんと母親とともに自宅で3人で倒れている姿が発見され、緊急搬送。両親は死亡していることが確認され、警察庁などは詳しい状況を調べているという。(modelpress編集部)
公式サイト全文
平素より格別のお引き立てを賜りまして誠にありがとうございます。市川猿之助に関しましては、引き続き、お客様をはじめ、関係者の皆さまに多大なるご迷惑、ご心配をおかけいたしておりますことを改めて深くお詫び申し上げます。
本日、歌舞伎座における来月公演「六月大歌舞伎」昼の部「傾城反魂香」の市川猿之助の休演、ならびに、又平女房おとく役の中村壱太郎への配役変更を発表させていただきました。
市川猿之助につきましては、今なお、当局等による対応が続いており、弊社としましても引き続き各方面からの情報把握に努めておりますが、現時点におきまして来月の公演に出演することは困難と判断し、本日の発表内容を決定いたしました。
公演にご期待をいただいておりましたお客様には誠に申し訳ございません。なお、「七月大歌舞伎」の見通しにつきましては改めてお知らせをさせていただきます。何卒ご了承ください。
現状、様々な報道がなされており、弊社としての十分なご説明をさせていただけませんことは大変心苦しい限りですが、事態の解明が途上の中でのコメントや弊社対応の経緯に関するご説明等は引き続き差し控えさせていただきたく存じます。
なお、個人のプライバシーに関するご質問やご照会にはご回答いたしかねますので何卒ご了承ください。
主な相談窓口
いのちの電話(一般社団法人 日本いのちの電話連盟)ナビダイヤル:0570-783-556
午前10時~午後10時
フリーダイヤル:0120-783-556
毎日午後4時~同9時
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