乃木坂46鈴木絢音、10年の活動で変化したこと 卒業後についても語る
2023.03.10 13:28
views
乃木坂46の鈴木絢音が10日、都内で開催された書籍『言葉の海をさまよう』刊行記念囲み取材に出席。10年のグループ活動で感じた自身の変化や卒業後について語った。
鈴木絢音、卒業控える想い・卒業後について語る
3月28日に開催する「鈴木絢音 卒業セレモニー」をもってグループを卒業する鈴木は、卒業を控えている心境を問われると「ちょっとだけさみしいなって思う部分もありつつ、これからのことが、これから自分自身のこともそうですし、乃木坂がどんな感じで進んでいくのかなっていう未来を楽しみに思うようになりました」とコメント。卒業後に向けては「私はまだ何も決めていないです(笑)」とした上で「ちょっとだけお休みをして、そのときに考えようかなって思っています」と返答。タイトルにかけて人生をさまよわないようにと振られると「気をつけます」と笑顔を見せた。
鈴木絢音、乃木坂46での10年振り返る
乃木坂46での10年にどんな思いがあるか質問された鈴木は「本当に楽しい10年だったなって思っていて。私自身、一人でいることとか、さみしいって感じない強い人間だったんですけれど(笑)、乃木坂に入ってたくさんの方のやさしさに触れて、一人ってこんなにさみしいんだなとか。孤独感ってこういうことを言うんだなっていうのに気づけて。ちょっとだけ人間らしくというか、弱くなったなあって思っています。でもそれだけすごくたくさんの方から愛をもらったっていう証拠だなって思います」と自身の変化を語りにっこり。卒業当日はどんな心境になると思うか質問されると「本当に乃木坂のことが大好きなので、まだまだこのグループにいたいって思っちゃいそうな気がしています」と推測していた。
来たる卒業セレモニーへの意気込みを改めて聞かれると「私みたいな、選抜常連だったメンバーではないのに、セレモニーを開催させていただけるっていうことが本当にありがたいことだなって思いますし、この日っていうのは、私が乃木坂46の最終オーディションに合格した日。2期生にとってとってもとっても大切な日なので、その日をみんなとお祝いというか、卒業なんですけれど、お祝いできたらいいなあって思います」と話していた。
鈴木絢音“辞書”への愛炸裂
鈴木は、乃木坂46イチの読書家で、辞書への強い愛を持つ。『言葉の海をさまよう』は、辞書愛に満ちた鈴木と、辞書を作る人々との対談集。辞書出版社の三省堂のバックアップにより、辞書の編纂者、編集者、校正者、印刷会社、デザイナーなどに話を聞いた様子を1冊にまとめている。辞書が好きなのか聞かれた鈴木は「はい。大好きです」とにっこり。「読書感覚で辞書を読んでいるので(笑)。最近調べたことはあまり…。毎晩読ませていただいています」と辞書愛を炸裂。また、「今回こうして対談させていただいた皆さんが、本当に辞書がお好きな方だったので。私なんかが好きと言っていいのか、ちょっと…そうですね。うん。自信を持って言えなくなってしまったところはちょっとあります(笑)」とも語った。
書籍を実際に手に取った感想を問われると「こうして形に残ることがとても嬉しいですし、人生で最初で最後の書籍かもしれないなって喜びを噛みしめています」と発言。写真集を含めれば2冊目なのではないかと投げかけられると「確かに(笑)。そっか」と照れ笑いを見せた。
鈴木絢音、乃木坂46メンバーは「友達」
辞書が自分にとってどんな存在なのか問われた鈴木は「よく『家族以上の存在』って言うんですけれど(笑)、そうすると『家族に対して失礼』ってよく言われるので、うーん…なんだろう?本当に、誰かに相談するのが恥ずかしいなとか、こんなこと誰にも言えないなっていうことを言える・相談できる相手。人だなって思っています」と笑顔。「今『さみしい』って思っている感情は、本当にこの『さみしい』っていうので合っているのかなあ?みたいなことを辞書に聞いたりします(笑)」とも話していた。友達はいるのかという質問には「いなくもないですね(笑)。メンバーが友達なので、辞書だけではなさそうです」と返答。書籍に対する周囲からの反応については「『らしいね』って言われる気がします。乃木坂46ってみんなの個性が活かされて大切にされている場所だなって思っているので、そういうのがこういう形で私は活きたので。他の子の個性もいろんな形で活きていくんだろうなっていうのを、皆さんからの反響を受けて思いました」と語った。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】