IMPACTors鈴木大河、舞台「キングダム」への意気込み明かす「名前のとおりインパクトを残せるように…」
2023.02.09 12:51
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IMPACTors/ジャニーズJr.の鈴木大河が7日、東京・帝国劇場で行われた舞台『キングダム』の開幕記念会見に登壇。同作への意気込みを語った。
鈴木大河、舞台「キングダム」開幕で意気込み語る
同作で成蟜役を演じる鈴木は「高校生の頃から読んでいる『キングダム』は大好きな作品で、こうして成蟜役として出演できることをすごく嬉しく思います」と笑顔でコメント。「IMPACTorsとしては、名前のとおりインパクトを残せるように一生懸命成蟜を演じたいです。僕は東京公演だけですが、1公演、1公演素敵なキャストさんと共に演じられる喜びを噛み締めながら頑張りたいと思います」とアピールした。
舞台「キングダム」
同舞台の原作『キングダム』は、2006年に『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載が始まると次第に人気を獲得し、既刊67巻の累計発行部数は9500万部を突破。著者である原泰久氏は本作がデビュー作ながら、2013年には第17回手塚文化賞マンガ大賞を受賞。昨年、TVアニメ第4シリーズも放送された。2019年4月には実写版映画が公開。2022年7月公開の『キングダム 2 遥かなる大地へ』もヒットを記録し、今年『キングダム 運命の炎』が公開予定となっている。様々なメディアミックスを経て、常に社会現象といえる盛り上がりを巻き起こし続け、2023年2月、演劇の殿堂・帝国劇場で満を持しての初舞台が開幕した。演出は、ミュージカル『ローマの休日』の世界初演、ヒットミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』等、帝国劇場で多数の作品を演出した山田和也氏、脚本は、プレミア音楽劇『VOICARION』シリーズの原作・脚本・演出をつとめる藤沢文翁氏が手掛ける。音楽は、アニメ『キングダム』をはじめ、数々の有名アニメーションの劇伴を手掛けるKOHTA YAMAMOTOが担当。オーケストラの生演奏により『キングダム』の世界を壮大に表現する。
アクションは、殺陣の第一人者渥美博氏が極限まで身体で表現。また信と嬴政を加勢する、山の民の自由自在な躍動はパルクールを採用し、『映画泥棒』の振付で知られるHAYATEが担当した。全高約5m、多様なパーツが変化すると、各場面において多彩な構えを見せる舞台セットは美術の松井るみ氏が手掛け、それぞれのパートで最高のスタッフが集結し、壮大な舞台『キングダム』を表現している。
同会見には、三浦と高野のほか俳優の小関裕太、牧島輝、女優の華優希、乃木坂46の梅澤美波、女優の美弥るりか、俳優の有澤樟太郎、声優の梶裕貴、鈴木、俳優の神里優希が出席した。
三浦宏規・高野洸・小関裕太・牧島輝ら舞台「キングダム」フレッシュなキャスト集結
キャスティングにおいても、帝劇のセンターポジションを初めて射止めた、未来のエンターテイメントを背負うであろうフレッシュな20代の4人。天下の大将軍を夢見る、戦災孤児の少年・信を演じるのは三浦と高野。2人とも2017年からミュージカル『刀剣乱舞』に兄弟(三浦=髭切・高野=膝丸役)の役で出演し、現在の『刀剣乱舞』ブームの立役者として知られている。三浦は、近年も舞台『千と千尋の神隠し』(2022年/帝国劇場)ハク役や、ミュージカル『ヘアスプレー』(2022年/東京建物 Brillia Hall)リンク役など着実にキャリアを重ね、帝劇初主演。高野はダンスユニット・Dream5としてキャリアをスタートさせ、映像・舞台・音楽と活動の場を多彩に広げながら、満を持して、異例の帝劇初出演にして初主演を務める。
中華統一を目指す若き秦国王・嬴政と、信の親友でともに天下の大将軍を目指す・漂の2役を務めるのは、映像・演劇で鮮烈な活躍を見せる小関と牧島。昨年5月にコロナ禍で全日程完売となったミュージカル『四月は君の嘘』で主演を務めた小関と、ミュージカル『刀剣乱舞』や映像作品でも活躍中の牧島が、帝劇初登場となった。
紙面から溢れるばかりに大きな矛を振るう、存在感あふれる王騎役を帝劇の帝王と謳われる山口祐一郎が演じるほかは、帝劇初出演のフレッシュなキャストが大部分を占める、帝劇の伝統と革新を表現したような魅力あふれるフレッシュな座組で、建て替えの決まっている帝劇113年の歴史に爪痕を残す挑戦作が開幕した。
帝劇の舞台に帝劇初出演キャストが揃うのは、開場時と、全キャストオーディションを行った『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』『千と千尋の神隠し』といった大きな節目の作品以来のこととなる。(modelpress編集部)
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