二役を演じきった宮舘涼太/「SANEMORI」公開舞台稽古より(C)モデルプレス

Snow Man宮舘涼太「愛の溢れるご指導をいただいた」開幕直前の心境・意気込み語る<SANEMORI>

2023.01.05 17:45

1月6日から27日まで新橋演舞場にて上演される「初春歌舞伎公演 市川團十郎襲名記念プログラム『SANEMORI』」公開舞台稽古が5日に行われ、市川團十郎とSnow Man宮舘涼太がコメントを寄せた。

  

宮舘涼太、意気込み語る「沢山の方々から愛の溢れるご指導をいただいた」

梯子を用いての立廻りも素晴らしかった宮舘涼太(C)モデルプレス
この日の公開舞台稽古では、木曽先生義賢と源義仲の父子の二役を見事に演じ分けた宮舘。さらに、激しい立廻りなどを披露し、観るものに強い印象を与えていた。

宮舘は「参加させていただける事を大変嬉しく思います」と喜び、「お世話をいただいてから初日を迎えるにあたり、沢山の方々から愛の溢れるご指導をいただきました」とこれまでの稽古を回顧。「Snow Manとして毎年新橋演舞場に立たせていただいておりますが、今回は宮舘涼太として舞台に立ち、皆様に生き様、幸せ、歌舞伎の魅力、表現できる喜びを感じながら演じていきたいと思います」と意気込んだ。

(右)市川團十郎(C)モデルプレス
一方團十郎は「新橋演舞場の初春公演には平成20年より出演しておりますが、本年は團十郎として初めての正月の舞台でもありますので、いつも以上に身の引き締まる思いです」と初日を迎える心境を吐露。共演する宮舘が二役を勤めることについて「脚本や演出なども練り直しての上演です。より磨き上げた舞台にするべく、皆で稽古を重ねてきました」と明かし、「歌舞伎を観るのが初めてのお客様にも存分に楽しんでいただける作品ができたと信じております」と自信をのぞかせた。

市川團十郎襲名記念プログラム「SANEMORI」

(右)市川團十郎(C)モデルプレス
團十郎が“伝統の継承”と“新時代の歌舞伎の創造”を融合させた舞台を目指し、2013年から自主公演として始めた「ABKAI」の5回目(2019年)に、シアターコクーンで上演された『SANEMORI』。

古典歌舞伎の名作『源平布引滝』より『実盛物語』を主軸にした歌舞伎作品で、源平争乱の折、斎藤実盛が、平家に仕える身でありながら、恩義のある源氏に忠義を尽くそうとする生き様や、混乱の世を強く生きる人々の姿を現代の感覚を取り入れた再演出にて描き、2019年の初演時に大きな話題を呼んだ。今回はこの演目をさらに練り直して上演される。

宮舘涼太&市川團十郎の共演シーン…この後互いに見つめ合う(C)モデルプレス
本作では、初演時にも出演した宮舘が、今回は二役を勤める。また、團十郎、中村児太郎をはじめ華やかさや実力を兼ね備えた顔ぶれが揃い、「ABKAI2019」よりさらなる進化を遂げた『SANEMORI』を届ける。本年11・12月歌舞伎座での襲名披露を経て“市川團十郎”としての挑戦となる。(modelpress編集部)


市川團十郎コメント全文

新年おめでとうございます。

昨年11月、12月、歌舞伎座で十三代目市川團十郎白猿を襲名披露させていただきました。新橋演舞場の初春公演には平成20年より出演しておりますが、本年は團十郎として初めての正月の舞台でもありますので、いつも以上に身の引き締まる思いです。

團十郎の名跡を継ぐことは同時に、古典を継承し発展させていく責務を背負うことでもあると感じております。初代團十郎から続く、古典を守りながら新たな歌舞伎の創造へ挑戦していく姿勢を、私も十三代目としてしっかりと受け継いでいく所存です。

今回の『SANEMORI』は2019年以来の再演となりますが、宮舘涼太さんが木曽先生義賢と源義仲の父子二役を勤めるなど、脚本や演出なども練り直しての上演です。より磨き上げた舞台にするべく、皆で稽古を重ねてきました。歌舞伎を観るのが初めてのお客様にも存分に楽しんでいただける作品ができたと信じております。本作を通して『源平布引滝』の魅力を再発見していただけたら幸甚です。

宮舘涼太コメント全文

この度は『SANEMORI』に参加させていただける事を大変嬉しく思います。

お世話をいただいてから初日を迎えるにあたり、沢山の方々から愛の溢れるご指導をいただきました。

Snow Manとして毎年新橋演舞場に立たせていただいておりますが、今回は宮舘涼太として舞台に立ち、皆様に生き様、幸せ、歌舞伎の魅力、表現できる喜びを感じながら演じていきたいと思います。
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