ジャニーズWEST神山智洋、ジャニーさんは“幽霊でも会いたい人”「芸能界の父やと思っている」
2022.12.07 16:54
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ジャニーズWESTの神山智洋が7日、都内で開催されたパルコ・プロデュース 2022『幽霊はここにいる』フォトコール及び取材会に出席。ジャニー喜多川さんへの想いを明かした。
神山智洋主演舞台「幽霊はここにいる」
PARCO劇場が43年ぶりに上演する安部公房作品は、翻訳版がヨーロッパなど世界各国でも上演され、国内でも度々上演されている傑作戯曲『幽霊はここにいる』。「前衛的」「ナンセンス」といった言葉で表現される安部公房らしさに満ちた喜劇的作品であり、コーラスなど音楽的要素も効果的に取り入れた祝祭感やエンターテインメント要素の強い作品でもある。この日は演出の稲葉賀恵、そして共演の八嶋智人、木村了も登壇していた。
神山智洋、幽霊と会話する謎の男に
本作の主人公で、幽霊を連れており会話ができるという謎の男・深川啓介を演じる神山は「非常に稽古中は楽しくてですね。本当に和気あいあいとした稽古場になって。その中でもやっぱり八嶋さんがムードメーカーとしてもいい空気を作っていただいたので、すごく感謝です」とコメント。「本当に時間のない中で、結構タイトな稽古スケジュールの中で、みんなで一丸となって作り上げて。昨日の昨日までずっと修正もしていたので。本番が始まっても修正できるところはもちろんしていくべきやと思うし、アップデートはこれからもし続けていきたいなと思うので。明日始まりますけれども、最後まで、大阪のピロティホールの大千秋楽まで」と意気込みを語った。また自身の声を「化粧水ボイス」と称された神山は「スーッと染み渡るみたいです。私の声は」と笑顔を見せた。
神山智洋“幽霊であっても会いたい人”はジャニーさん
物語にちなんで「幽霊であっても会いたい人」を尋ねられると、神山は「ずっとジャニーさんですね。ジャニーさんはやっぱりすごく偉大な方やし。僕自身を見つけていただいてデビューもさせていただいてっていう。今いろいろお仕事もさせていただけるようになったのも、本当にジャニーさんがいたから」と言い「芸能界の父やと思っているので」とも。「幽霊になってでも会いたいなという思いはもちろんありますし、僕も含めジャニーズWESTのライブであったり舞台であったり、芸能の活動をジャニーさんは見てくれているとは思うんですけどね。どこかで。『頑張っているよ』っていうのをしっかりと伝えたい相手は、やっぱりジャニーさんですね」と明かしていた。
神山智洋、幽霊の存在を「常にイメージ」
さらに、幽霊の存在について「主演としての覚悟っていうものは、もちろん持たないといけないものやとも思っていますし。深川という役がこのお芝居の中で唯一幽霊が見えるという立ち位置なので、キャストの皆さんもそうやし、見に来てくださるお客さんにも幽霊の存在っていうものをしっかりと認識してもらわないといけないっていうこともあるので」と発言。「本当に幽霊がそこにいるっていうことを常にイメージしながらずっとやっていますし、台本の中にも幽霊の台詞がありますしね。そこでどういうことを言っているんだっていうのも、言いはしないですけど、自分なりにとか、稲葉さんと考えたりとかしながら作っていったりもしていますし」と明かした。
続けて「演劇って面白いなあって、毎年やらせてもらって思っていて。今回の『幽霊はここにいる』もそうなんですけど、僕自身もそうやし、見に来てくださる方たちも、戦争を知らない方っていうのがほとんどやと思うんですよね。そういう人たちに、過去に日本でもこういうことがあったんだよ。その方たちの努力というか、命の上に僕たちは今立たせてもらっているんだよっていうのを、この舞台で感じてもらえたらなと思っています」と話していた。(modelpress編集部)
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