ファンが選ぶ美 少年のイチオシエピソード【読者アンケート結果】

6日、舞台「少年たち あの空を見上げて」（新橋演舞場：9月11日～10月13日、御園座：10月28日～11月6日）の名古屋公演が行われ、全59公演をジャニーズJr.のHiHi Jetsらとともに完走した美 少年。2016年11月23日、藤井直樹・那須雄登・浮所飛貴・岩崎大昇（※「崎」は正式には「たつさき」）・佐藤龍我の5人で「Tokyo Boys」（現：美 少年）の結成から6年目を迎え、6人でのCMや13日に放送されたグループ初の初冠番組「美 少年亭」では全員で落語に挑戦するなど、ジャニーズJr.を引っ張るグループの1つとして存在感を高め、感動を共有してきたファンたちの選ぶイチオシのエピソードとは？

金指一世、電撃加入

2021年4月10日に、YouTubeのジャニーズJr.チャンネルにて配信された「美 少年【ジャニーズ秘話】出会い、ケンカ、そしてジャニーさんの言葉」より、金指一世の加入など現在の6人体制に至るまでのエピソードを上げる声が多数。

現在の6人での活動に至るまでに人数やメンバーの編成を重ねていた同グループ。2016年11月23日、藤井・那須・浮所・岩崎・佐藤の5人で「Tokyo Boys」を結成、直後に「東京B少年」に改名した。

当時メンバーの平均年齢は14.5歳。ジャニーズ最年少のグループとして結成された。2016年12月には「ジャニーズ・オールスターズ・アイランド」でステージデビューし、2017年3月には「ジャニーズJr.祭り」にも出演。5人で活動の場を広げていた中で、突然前ジャニーズ事務所社長・ジャニー喜多川さんから金指の加入が告げられ「ジャニーズ銀座2017」から6人での活動がスタートする。

その後もグループ名の変化を経て、2019年に「美 少年」（※正式表記は「美」は赤文字表記）と命名。同動画で、佐藤は「俺、トイレで泣いてた」と当時を振り返ると、藤井も「（佐藤は）最年少のポジションがとられることが不安で泣いていた」と言い「その背中を那須がさすって慰めていた」と明かしていた。

＜読者コメント＞

・「2017年春に金指一世くんが電撃加入しなければ今の美 少年は無いから！！何より金指一世くんがあの会見に出ていなければ美担にはなっていません！」

・「イチオシと言ったらこれ。この話なしで美 少年は語れない」

・「当時は加入する金指くんも、加入を受け入れる5人も色々な思いや覚悟を持っていたのかなと想像して、今日まで6人で美 少年を守ってきてくれていると思うと嬉しい」

・「今ではこの6人以外の美 少年は考えられない。一世くんが入ってくれたことによって、美 少年の中に新たな風が吹いてより一層素敵なグループになっていったと思う」

・「龍我くんの涙の理由の純粋さと那須くんの優しさに感動した」

那須雄登束縛事件

ジャニーズJr.が週替わりでMCを担当するラジオ番組「らじらー！サタデー」（NHKラジオ第1／毎週土曜よる10時5分～）の2021年5月1日放送回より、グループ結成当時に那須がメンバーを束縛していたというエピソードの回答が寄せられた。

同放送回は、新型コロナウイルスに感染したTravis Japanのメンバーに代わり、佐藤、那須、藤井の3人が出演。視聴者が聞いたことのある3人の“マル秘情報”を紹介する「美 少年のトリセツ、取り寄せました！」のコーナーに「那須くんは以前『午後9時に寝なきゃダメ！』とか『ほかのJr.と遊んじゃだめ！』といったルールを作って、メンバーを縛っていた？」という情報が提供された。

これに那須は「ちょっとさ、もう…恥ずかしいんですけど」と慌てつつ「あの時の那須はガチで言ってたから」と視聴者からの情報は事実であると告白。藤井によると、美 少年の前身グループである「東京B少年」結成当初にこのルールを設けていたそうで、那須は「中3とかだよ、僕が。それはね、そういうこともあるよ」と若さゆえの行動だったと釈明した。

佐藤は、当時の那須について「（午後9時就寝は）次の仕事の影響になるからって」「『ほかのJr.と遊ぶな！』って俺、言われましたもん」「『俺たちは俺たちで固めるんだよ』って（言われた）」と回顧。藤井は「龍我がさ、少年忍者の（ヴァサイェガ）渉と『遊びに行こう』って話してたら、那須が『ほかのグループのJr.の人と遊んじゃダメだよ！』って」と那須の束縛を暴露したが「グループができてさ、グループを固めようっていう必死さがね、みんなあったからね」とグループの結束力を高めようという思いからしたことだとフォローした。那須は「よかった、笑い話になって」と安堵の声を漏らしていた。

＜読者コメント＞

・「若かりし頃の那須くんの精一杯の束縛が微笑ましくて可愛い」

・「色々なグループが結成されていた時代、那須くんの真面目さ故に起こった束縛。当時から面白くてしょうがなかった」

・「未だに本人たちが語るくらいの伝説になっているから」

・「今となっては那須くんの束縛が激しかったという笑い話ですが、当時の那須くんの心情を考えると、まだ幼いながらに不安を抱えながら頑張っていたんだなと胸がきゅっとなります」

・「那須くんのグループを守りたいという当時の健気な思いが、今では笑い話になっているところも含めて大好きです」

那須雄登＆佐藤龍我の出会い・大ケンカ

ファンから「なすりゅ」と呼ばれ、人気を集めている那須と佐藤。2021年4月10日に、同チャンネルにて配信された「美 少年【ジャニーズ秘話】出会い、ケンカ、そしてジャニーさんの言葉」では、那須と佐藤の出会いについて語られた。

2人はグループ結成前に、ジャニーさんから「Youに相性very goodな相手がいる」と紹介され「仲良くしてみなよ」とその後しばらく2人でダンスの練習などをしていたという。さらに動画では、那須は初対面の佐藤について「ケンカ強そう。ライオンみたい」と言い、佐藤は那須について「爽やか」と明かし、メンバーとともに懐かしんでいた。

時には衝突することもあったというが、その様子を見ていたジャニーさんから「やっぱり君たちは相性がいい、いつかグループを作りたい」と声をかけられたと告白。この2人の出会いが現在の美 少年を作り上げるきっかけの1つになったとファンからも熱いコメントが相次いだ。

また、2021年1月15日に、同チャンネルで配信された「美 少年【那須の緊急企画】祝！二十歳のお祝いで初出しトーク！！」では「那須との1番印象的な想い出は？」というお題でトークが展開。これに「ケンカ」（佐藤）「スポーツドリンクの掛け合い」（那須）と答え、2人にとっての想い出として一致した。

動画では、佐藤が衣装を着て飲み物を飲んでいたところ、那須がペットボトルを押してちょっかいを出し、飲み物をこぼしてしまったと説明。「（衣装が）濡れたら怒られちゃう」と焦りと怒りが込み上げてきた佐藤は「俺も怒って、那須の飲み物を『バン』ってやって。ちょっと（飲み物が）こぼれちゃったら那須くんに怒られた」とケンカについて話した。

この出来事について、那須は「すごい覚えてる。この時ケンカしたのはこれだけじゃないんだよね…あの時は本当にごめん」と明るく謝罪。岩崎が那須の回答に「和気あいあいみたいな感じで書いているけど、全然違うじゃん」とツッコむなど、メンバーからも親しまれるエピソードにファンからも愛のあるコメントが集まった。

＜読者コメント＞

・「2人の出会いが無ければ、美 少年は結成していないから。2人の相性は抜群だと思う」

・「ジャニーさんがその様子を見て2人がシンメになるきっかけ、そして美 少年を作ろうとしたきっかけになったエピソードだから」

・「いつもなんだかんだ龍我くんの面倒を見てあげる那須くんとそれに甘えても大丈夫だと安心している龍我くんの関係が大好きなのでこれからも見守っていきたい」

・「お茶目なところも真面目なところもあり、素敵な関係性だと思う」

・「過去にぶつかり合いがあったからこそ、今も良い関係や円滑な活動ができていると思うと大切な出来事でもあったのかなと思う」

ロサンゼルスでの6人のパフォーマンス

2019年12月7日放送の「連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME」（フジテレビ系）では、美 少年がロサンゼルスでパフォーマンスした様子を放送。6人は、人に思いを伝えるために大切なことは何かを学ぶため、アメリカへと渡っていた。

また、日系人の多いロサンゼルスでは日系人による二世週日本祭が行われており、同イベントでパフォーマンスすることになった6人は、1日目のステージ直前に嵐の松本潤から激励を受ける場面も。屋外ステージのため、美 少年が得意としている扇子のパフォーマンスに苦戦するメンバーだったが、松本からの「自分が楽しむ」とのアドバイスを頼りに歌と踊りを披露し、ステージを盛り上げた。

さらに同イベント2日目では、美空ひばりさんの「愛燦燦」を披露。ジャニーさんが生まれ育った高野山米国別院という彼らの原点とも言えるステージに立った6人は真剣な表情を見せ、岩崎は「ジャニーさんにもよく聞こえるように良いものを伝えたい」と語っていた。

他にも「ギンギラギンにさりげなく」など同事務所の大先輩の楽曲も披露。歌唱パートでは岩崎の伸びやかな歌声を響かせ、息の合ったパフォーマンスでも魅了するなど全身全霊でステージに立ち、やり遂げた。

＜読者コメント＞

・「Jr.でロサンゼルスで言葉も通じない中、英語の挨拶も覚えて、あれだけ堂々とパフォーマンスしてくれたのは嬉しかった！これからもキラキラ王道アイドル目指して頑張ってほしい」

・「初めて異国の地でパフォーマンスを披露したことで自信に繋がったんじゃないかと思っています。ロサンゼルスではしゃぐ美 少年も可愛いかった」

・「貴重な彼らのロサンゼルスでのパフォーマンスが流れて感動の涙が止まらなかったのを今でも覚えています」

・「ロサンゼルスでも息の合った素敵なパフォーマンスを全力で披露していて、鳥肌が立ったし、堂々さが誇らしかった」

・「6人の真剣な表情や取り組みを見て、より一層応援していこうと心動かされた」

浮所飛貴＆岩崎大昇のコーヒーエピソード

2021年9月3日に放送された、NHK BSプレミアム「ザ少年倶楽部」（毎月第1・2・4週金曜18時～）より、岩崎と浮所のほっこりするエピソードを挙げるファンが多数。同番組内の「ジュニアにQ」という企画に登場した浮所は「○○っていいな」のお題に「友達っていいな」と切り出した。

2021年6月4日に公開された映画「胸が鳴るのは君のせい」で単独初主演を果たした浮所。当時、同作のプロモーションと並行してグループ活動や個人でのバラエティ番組のレギュラー出演など多忙を極めていた。弱音を吐かず、疲れなどを見せていなかったが、岩崎から浮所が好きな白い甘いコーヒーの1番大きいサイズを渡されたと明かした。

＜読者コメント＞

・「浮所くんと大昇くんの関係性が表れていて素敵だなと思ったから」

・「浮所くんのことをちゃんと見てくれてる大昇くん、心温まるほっこりエピソードだから」

・「大昇くんの優しさが伝わってきて胸熱すぎる。浮所くんへの気遣いがうきたいの絆を感じる」

・「ほぼ毎日テレビで告知してたし、絶対忙しくて疲れてたはずなのに疲れを見せず笑顔で過ごしてたのもかっこよくて素敵だし、言葉じゃなくても浮所くんの様子を見てコーヒーを買ってきてくれる大昇くんも優しすぎてこれぞイチオシ」

・「弱音をはかずに仕事にまっすぐな浮所くんも、メンバーのことをちゃんと見てあげられる大昇くんもとても素敵で、良いグループだなと思った」

浮所飛貴＆那須雄登、ペアリングの真相

2021年10月2日に放送された「らじらー！サタデー」より、浮所と那須が誕生日に指輪をプレゼントし合ったというエピソードにファンからの熱い支持が殺到。那須は、浮所への誕生日プレゼントとして指輪を贈り、その際に自分も違う種類の指輪を買ってつけ始め、舞台で同じ手の同じ指に2人が指輪をつけていたことから「お揃いのリングをつけているのでは？」とファンの間で話題になっていた。

その後、2022年3月12日に放送された同ラジオで浮所は、那須の20歳の誕生日プレゼントとして指輪を贈り、自身も全く同じ指輪を買ったと告白。正真正銘のペアリングとして「少年倶楽部」や舞台「少年たち あの空を見上げて」で2人が指輪をはめている姿が目撃され、ファンの間で語り継がれている。

＜読者コメント＞

・「浮所くんから那須くんの片想いかと思いきや、ペアリングのきっかけは那須くんから浮所くんへの指輪のプレゼントということで、那須くんの愛が判明した瞬間です」

・「2人がお誕生日プレゼントで指輪を贈り合いお揃いにしているという尊いエピソード」

・「メンバー同士でペアリングを同じ指につけるコンビはなかなか珍しいのでは？と感じた。2人の愛が溢れている」

・「同期で同い年、性格も正反対な2人なのに仲良くてほっこり」

・「普段浮所くんにつんつんな那須くんが、浮所くんの誕生日にペアリングを贈ったというのを聞いて那須くんのツンデレに萌えました」

6人の握力が最強！綱引き対決で負け知らず

また、今回のアンケートには6人の意外な力が発揮された名場面についての声も寄せられた。

ジャニーズJr.のHiHi Jetsと美 少年が毎回さまざまなミッションに挑戦し、どちらがより“デキるグループ”なのかバトルを繰り広げている「裸の少年～バトるHiHi少年」（テレビ朝日系／毎週土曜午後4時～ ※一部地域を除く）やジャニーズJr.チャンネルで、綱引きに挑んでいる6人。2022年2月19日放送の「裸の少年」やHiHi Jetsを始め、ジャニーズJr.のAぇ! group、少年忍者、7 MEN 侍と出演したYouTubeでの企画で対戦し、美 少年が圧倒的勝利を果たしている。

ジャニーさんから「顔が良い人を集めた」という程、6人は端正な顔立ちであることに加えて、優雅なパフォーマンスやグループの雰囲気をまとっているだけに、肉体派な一面を見せた6人のギャップが印象に残っているファンも多いようだ。

＜読者コメント＞

・「全員かっこよくて綺麗なのに綱引きが強いというギャップがいいから」

・「あのかっこいい顔からは想像できないような力の強さ。今後もぜひ綱引き対決をやって勝ち続けて欲しい」

・「美 少年はギャップと団結力が半端ないことの証として選びました」

・「まさかの勝利に驚いたから。1番強くなさそうな美 少年が1番強かったのが面白かった」

・「6人が団結して、全力で綱を引いている姿がかっこよすぎて、その全力な姿が愛おしいと感じた」

この他にも、YouTubeやコンサート中の出来事、テレビ・ラジオ番組でのエピソードなど様々なシチュエーションからの回答が殺到。ファンからは、ここでは紹介しきれない程のコンビエピソードも寄せられ、どれも愛に溢れるコメントばかりだった。

メンバーの仲や相性の良さに加え、1人1人が唯一無二の存在だからこそ、6人が集まるととてつもない輝きを放つ。底しれぬ魅力やパフォーマンス力を持っている6人とグループの今後の成長からますます目が離せない。（modelpress編集部）

情報：NHK、フジテレビ