板垣李光人、和装で登場 アート・芝居は「呼吸をするかのような関係でいたい」
2022.11.08 14:11
俳優の板垣李光人が8日、都内で行われたイベントにタレントの藤本美貴とともに出席。アーティストとしても活躍する板垣がアートや表現について語った。
板垣李光人、和装で登場
板垣はこの日、和装を着て登場。感想を求められると、板垣は「僕は大河ドラマ『青天を衝け』で和装でしたし、『どうする家康』でも和装なので、割とお仕事で和装させてもらう事はけっこう多いと思います。(普段、和装は)なかなか着る機会もないですし、でも日本人の心を思い起こさせてくれるものなので好きですね」と笑顔を見せた。板垣李光人、アーティストとしての一面
イベントの内容にちなみ、普段の生活の中でアートやデザインに触れる機会はあるか尋ねられると、6月に自身のデジタルアートをNFTアートとして販売するなど、アーティストの一面も持つ板垣は「アートとか表現というものを僕は、インプットしてアウトプットしていかないと、老廃物のようでアウトプットしないとどんどん腐っていってしまうし、毒のような気がしてしまっていて(笑)、アートだけじゃなくてお芝居もそうですし、いろんな形で呼吸をするかのような関係でいたいですね」と返答。最近、感銘を受けたアート作品はあるかとの問いに、板垣は「美術館とかにも行きますけど、SNSでも素敵なアート作品がたくさん転がっていて、最近だと現代の日本に妖怪だったりの怪異が潜んでいる様を湿度が高くじめっと描かれる方がいらっしゃって、日本の神様や妖怪の立ち位置って独特なものがあると思うので、それを現代に落とし込んでいるイラストにされる方がいらっしゃって、それはすごく感性が刺激されましたね」と明かし、「今日も能楽堂で、立たせていただける機会はなかなかないのですごく嬉しいです」と声を弾ませた。
板垣李光人、これからの20年に言及
また、表現をしていく中で心がけていることを聞かれると、板垣は「1人の役者としていろいろな役もそうですし、アート、メイク、ファッションだったり、いろんな分野に刺さって行きたいなと思っているので、変わらない自分というよりは、変わり続けて行きたいなとは常々思っていますね」と吐露。さらに、この日、板垣が発案したコラボマルチユースブラシが発表されたが、次にコラボしてみたい製品はあるかと質問された板垣は“かっさ”と答え「あれって石が多いじゃないですか。せっかく貝印さんは金属の加工のスピリットがあるので、かっさとコラボして、持ち歩いてもいいようなスタイリッシュでおしゃれで、男性でも女性でも使えるような金属のものがあるといいですね」と声を弾ませ、藤本は「かっさって石だと女性っぽいイメージによりがちですけどいいかも。丈夫だしね」と賛同した。
これから20年をどう切り開いて行きたいか尋ねられると、板垣は雲の絵とともに“流るる”と書いたフリップを披露し「雲のように形も変えて、場所も変えてというような人生を。流動的にいろんな経験も吸収して、流れるように生きて行きたいなと思いました」と目を輝かせた。(modelpress編集部)
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