6年ぶり開催「東宝シンデレラ」オーディション、9代目グランプリは埼玉県出身の小学生4年生・白山乃愛さん
2022.11.06 19:30
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「東宝シンデレラ」オーディション&「TOHO NEW FACE」オーディション2022グランプリ発表会が6日に都内で開催され、白山乃愛(しろやま・のあ/埼玉県/10歳)さんが「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリに輝き、小谷興会(おだに・こうえ/京都府/11歳)さんが「TOHO NEW FACE」オーディションでグランプリに輝いた。この日は女優の上白石萌歌、上白石萌音、浜辺美波、福本莉子が各賞のプレゼンターを務め会場を彩った。
「東宝シンデレラ」オーディション6年ぶり開催
1984年に東宝創立50周年記念イベントとして始まった「東宝シンデレラ」オーディションは、初代シンデレラに沢口靖子、4代目に野波麻帆、5代目に長澤まさみ、7代目に上白石萌歌、8代目に福本を輩出。2011年第7回では、審査員特別賞に上白石萌音、山崎紘菜、ニュージェネレーション賞に浜辺など、第一線で活躍する女優=シンデレラを数多く生みだしてきた。2022年には、東宝創立90周年プロジェクトとして、6年ぶり9回目となる「東宝シンデレラ」オーディションを開催。さらに、1946年から60年代後半にかけて俳優発掘のためのオーディションとして開催され、三船敏郎、平田昭彦、宝田明、佐原健二、岡田真澄らの名優を輩出した「東宝ニューフェイス」の歴史あるタイトルを引き継ぎ、男性オーディションとして表記も改め、「TOHO NEW FACE」オーディションを今年4月より行ってきた。
9代目グランプリ・白山乃愛さん、心境明かす
「東宝シンデレラ」2022グランプリを獲得した白山さんは「思っていないことが起きたので、すごくびっくりしています」と発言。受賞時には目に涙を溜めていたようで、マントやティアラに関しては「すごくきれいです」と感慨深げな表情を見せ「お母さんやお父さんがいなかったら、私は生まれていなかったし、産んでくれてありがとう」と両親に感謝の言葉を送っていた。「TOHO NEW FACE」グランプリに輝いた小谷さんは「とっても嬉しいしかないです」と白い歯を見せ、特に誰に喜びを伝えたいか聞かれると「お母さん」と返答。空手の世界チャンピオンに続いての戴冠については「舞台でトロフィーをもらえたり、マントを着せてもらったり、そういうまたちょっと違ううれしさっていうのがあって。すごく嬉しいです」と喜びを語った。
囲み取材に応じた白山さんは、改めてグランプリに輝いた心境を問われると、言葉に詰まりながらも「嬉しいです」と笑顔を見せ「これからもキラキラした、素敵な女優さんになりたいです」と目標を語った。一方の小谷さんは「僕も白山さんと同じで『嬉しい』しかないです。その一言です」と答え「これからは、自分も世の中に出るので、人から愛されるような人になりたいです」と抱負を語った。
憧れの存在を聞かれた小谷さんは「吉沢亮さんと、横浜流星さんと共演したいです」と明かし「二人ともとりあえずかっこいいです。それだけです」とコメント。「かっこよくて、何でもできるオールラウンダーになりたいです」とも語った。同じ質問に白山さんは「長澤まさみさんです!」と東宝シンデレラの先輩である長澤の名前を挙げ、どんなところが好きか聞かれると「演技がうまいし、全部です」と話していた。
その後、学校で得意なものを聞かれた白山さんは「一輪車です」と即答し「友達と一回、校庭一周をしたことがあります」と明かした。小谷さんは「体育の鉄棒がめっちゃ得意です」と答え「かっこいい系の技が得意です」と笑顔を見せた。さらに小谷さんは、どんなふうに空手と俳優の両立をしていきたいかと聞かれると「今僕は型の部で世界チャンピオンになって。型っていうのは、見せる方なんですよ。でもしっかりとした組み手、しっかりとしたフルコンタクトで、当てる方でしっかり世界を獲って。俳優の世界でも、世界で活躍できるようにしていきたいです」と抱負を述べていた。
そのほか「TOHO NEW FACE」ミュージカル賞には、高橋佑大朗(たかはし・ゆうたろう※「高」正しくは「はしごだか」/東京都/13歳)さん、「東宝シンデレラ」2022ミュージカル賞には、山戸穂乃葉(やまと・ほのは/大阪府/14歳)さん、「東宝シンデレラ」2022審査員特別賞は、西川愛莉(にしかわ・あいり/大阪府/12歳)さんが受賞した。(modelpress編集部)
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