橋本愛、樹木希林さんからの言葉に涙 女優として苦悩した過去明かす

橋本愛、樹木希林さんからの思いやりに涙

2012年公開の映画「ツナグ」で樹木さんと共演する機会があった橋本。「一緒にお芝居をするシーンはなかった」ものの「現場に来てくださっていた」という樹木さんと面識はありつつ、演技について話し込んだりということまではなかったのだという。

ところがこの日、MCの笑福亭鶴瓶が以前俳優の松坂桃李について樹木さんに話を伺っていた際、橋本の話が出たということを伝える場面が。「（樹木さんが）『松坂くんは心配ないけど、あの子（橋本）は役に入り込みすぎるよ』って（松坂）桃李の話を聞きにいったのに、それをずっと言ってた」と鶴瓶から伝えらると、橋本の目からは大粒の涙が流れた。

「自分を開放した瞬間があって、演じてるっていうより今自分が（役に）なってるって感じがあった」と回顧。樹木さんがそんな自分を見守ってくれていたことを時を超えて知った橋本は、涙を拭いながら「樹木さんは本当に人としても女優としても（素晴らしかった）…」「巡り巡ってすごい震えますね」と声をつまらせた。

橋本愛、監督からの「演技が下手」に「私もそう思うんですよ」

また、映画「グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜」出演の際には、監督から「よくそんな下手で9年もやってこれたね」と言われたという逸話も。しかし実は自身も自分の演技力に疑問を持っていた時期だったため「私もそう思うんですよ」と返答したという。

「自分の理想とするお芝居やパフォーマンスにどうやってたどり着けばいいのかわからない」という状態の中で監督に「ちゃんと勉強したほうがいいよ」という声かけとともに具体的な勉強方法も教わったことから「そこから突破口が開いていったというか」と女優としての開眼の瞬間も合ったことも語った。（modelpress編集部）

情報：TBS