岡田結実(C)糸井のぞ/新潮社・「最果てから、徒歩5分」製作委員会2022

岡田結実、ピンク髪でゴールデンタイム連ドラ初主演決定「最果てから、徒歩5分」ドラマ化&キャスト発表

2022.08.13 06:00

女優でタレントの岡田結実が、10月1日スタートの土曜ドラマ9『最果てから、徒歩5分』(BSテレ東、毎週土曜よる9時~)でゴールデンタイムの連続ドラマ初主演を務めることが決定した。

  

「最果てから、徒歩5分」ドラマ化決定

「最果てから、徒歩5分」原作書影(C)糸井のぞ/新潮社
土曜ドラマ9枠ではこれまで、『婚活探偵』、『サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻』、『ナイルパーチの女子会』など、地上波とは一線を画す様々なジャンルのドラマを放送してきた。そしてこの度、10月1日から放送の作品は、『最果てから、徒歩5分』に決定した。

今作は糸井のぞ氏の同名コミックが原作。「生きること」も「死ぬこと」もできず、自殺の名所『志手の岬』から徒歩5分にあるオーベルジュ・ギルダを訪れた主人公・幸田すもも。店主の夕雨子の言葉を受け、店員の息吹やシェフの膳と共に、住み込みで働くことになる。最果ての地のオーベルジュだけに、訪れる客はそれぞれに事情を抱えている。

「最果てから、徒歩5分」原作書影(C)糸井のぞ/新潮社
「不倫報道でバッシングされている女優」「定年退職した日に離婚を突き付けられた男」――彼らは滞在を通して“生きること”に気がつき、再生していく。その様子を目の当たりにし、すももの心境にも変化が生まれる。しかし彼女は、夕雨子の秘密を知り…という崖っぷちのオーベルジュで紡がれる、悲劇と喜劇のヒューマンドラマ。

岡田結実、ゴールデンタイム連ドラ初主演

(左上から時計回りに)岡田結実、内山理名、竹財輝之助、柳俊太郎(C)糸井のぞ/新潮社・「最果てから、徒歩5分」製作委員会2022
主人公・幸田すももを演じるのは、ファッション誌「JELLY」のレギュラーモデルで、多数のバラエティでも活躍中、女優としては、テレビ朝日『私のおじさん~WATAOJI~』『女子高生の無駄づかい』などで主演を務め、昨年は、日本テレビ『江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~』、東海テレビ×WOWOW『准教授・高槻彰良の推察』や、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』にも出演、『私はいったい、何と闘っているのか』他、多数の映画にも出演し、本作がゴールデンタイムの連続ドラマ初主演となる岡田。

“オーベルジュ・ギルダ”の従業員・是枝息吹役には、2009年「MEN’S NON-NO」オーディションにて、モデルグランプリを受賞。その後、パリコレやミラノコレクションに出演。2012年に俳優デビュー。世界190ヵ国に配信されたNetflix『今際の国のアリス』をはじめ、映画やドラマで話題作に続々出演。現在は日本テレビ『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』竹中重治役でレギュラー出演、BS-TBS『あなたはだんだん欲しくなる』穂村伸役でメイン出演中の柳俊太郎(※「柳」は正式には旧漢字)。

“オーベルジュ・ギルダ”のシェフ・大森膳役には、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、テレビ東京ドラマParavi『部長と社畜の恋はもどかしい』『寂しい丘で狩りをする』、BSテレ東真夜中ドラマ『今夜はコの字で Season2』に出演、FOD/フジテレビ『ポルノグラファー』、関西テレビ『東京男子図鑑』で主演を務め、シリアスからコメディまで様々な役をこなしてきた実力派俳優、エロ甘系イケオジ俳優・竹財輝之助。

そしてこの物語の舞台、“オーベルジュ・ギルダ”店主・白石夕雨子役には、フジテレビ『大奥~華の乱~』、TBS『嫌われ松子の一生』などで主演を務め、2008年に蜷川幸雄演出の『リア王』での初舞台を皮切りに、『篤姫』、『アマデウス』といった舞台にも出演。近年は、女優としてだけではなく、ヨガインストラクターとしても活躍中の内山理名が演じる。

「最果てから、徒歩5分」イラスト(C)糸井のぞ/新潮社
また、放送を記念して公式TwitterとInstagramの開設が決定。さらに動画配信サービス、ひかりTVにて毎話放送直後からの独占配信が決定している。(modelpress編集部)

岡田結実(幸田すもも役)コメント

Q:ドラマ『最果てから、徒歩5分』のオファーを受けた時のお気持ちをお聞かせください。

まずはじめに、「最果てから、徒歩5分」という作品に携われることが純粋にとても嬉しいです。

Q:台本を読んだ感想、役を演じるにあたっての意気込みをお聞かせください。

原作と台本を拝読させて頂き、改めて、この作品に携わることが出来るんだ、という喜びが深まりました。私自身、最近、ニュースや出来事で生と死を考えることが多く、自分が生きたいとか死にたいとかそういう訳ではないのですが、日常で考える中で、生きろ生きろ、と言われれば言われるほど生きづらいなと思うようになってきていて、そう考えてるときにこの作品に出会い、そっと自分の背中に手を置いて、生きることも死ぬことも委ねてくれる、こんなに心地いい作品があるのかと思うと胸が温かくなりました。私が演じさせて頂くすももちゃんは、まだまだ青い部分もあって、だからこそ人のために動くことが出来るとても素直で正直な女の子だなと思いました。演じる前から、すももちゃんを救って救われる未来が見えていてとても楽しみです。

Q:視聴者の皆様へのメッセージをお願いいたします。

皆様の未来にそっと手を置いて、明日だけでも生きてみたいな、と思えるよう努めます!

柳俊太郎(是枝息吹役)コメント

Q:ドラマ『最果てから、徒歩5分』のオファーを受けた時のお気持ちをお聞かせください。

このお話を頂いた時、この作品は生きる事と死ぬ事、そして人との出逢いにフォーカスをあてた作品でありながら、わりと軽快なリズムの会話だったり個性的なキャラクター達が登場したり、登場人物それぞれの人生がある一つのオーベルジュでの出逢いによって色々な形に変わっていく様がとても不思議な世界観で描かれている面白い作品だなと感じました。

Q:台本を読んだ感想、役を演じるにあたっての意気込みをお聞かせください。

自分が演じる息吹はそのオーベルジュ・ギルダで働く従業員で、元ホストという過去を持つ人物です。後々明かされてはいきますが彼にも色々な過去があり、ただそれをあまり感じさせない軽いノリの人物です。自分がこの息吹という人物を過去も考えて演じたらどういうキャラクターになるのか、とても楽しみにしています。

Q:視聴者の皆様へのメッセージをお願いいたします。

このドラマを見ている視聴者の皆様はそれぞれの見方や感じ方をすると思います。皆様それぞれ色々な過去を抱えて生きてきて、またこれからの人生を考えていく。その中でこのドラマが皆様にどう伝わってどう活きてくるのか。僕自身とても興味があります。まだ撮影はこれからですが、息吹という人物を自分が演じた時にどういう姿となり、皆様にどう映るのか、楽しみにして頂ければと思います。

竹財輝之助(大森膳役)コメント

Q:ドラマ『最果てから、徒歩5分』のオファーを受けた時のお気持ちをお聞かせください。

お話を頂いてすぐ原作も読ませて頂きましたが、全体的に温かい作品だなぁと思ったのと同時に、ヒヤッとする、それこそ崖の縁に立たされているような感覚もあって、素晴らしい本だなぁと。余計にプレッシャーを感じています。

Q:台本を読んだ感想、役を演じるにあたっての意気込みをお聞かせください。

フレンチを主体としているだろうシェフの役なので、フレンチを勉強中です。登場人物全てが何か重たいものを抱えて生きていると感じたので、そこを意識しつつ飄々とした人物を生きられればと思っております。何よりもオーベルジュの心地よい空気感が大事だと思っているので、皆さんと一緒に楽しく作り上げたいなと思っています。

Q:視聴者の皆様へのメッセージをお願いいたします。

この作品をどう受け取るかは観てくださる皆さん次第ですが、少なくとも温かいものをお届けしたいと思っています。皆様にとって温かいひと時となるよう、オーベルジュ・ギルダ一同、皆様のご来店をお待ち申し上げております!

内山理名(白石夕雨子役)コメント

Q:ドラマ『最果てから、徒歩5分』のオファーを受けた時のお気持ちをお聞かせください。

このドラマのお話を頂いてから、まず原作である漫画を読ませて頂きました。人間の中にある様々な人生の荒波などが描かれており、とても引き込まれるストーリーです。その中で出会った「白石夕雨子」の完璧に見える人間の不完全な姿が、心の中の深い部分に刺さりました。夕雨子を演じることで、自身を大切にすることや赦(ゆる)す心など、何か役に立てるメッセージを送ることが出来たらいいですね。

Q:台本を読んだ感想、役を演じるにあたっての意気込みをお聞かせください。

「死」に一番近い場所で「生きる」ことを考えるという今回のドラマ。舞台となるオーベルジュは、美味しい食事と私も大好きなコーヒーに素敵なお花にも囲まれるという想像しただけでも素敵なところ。画面から香りがしてくるような、こんなオーベルジュへ行ってみたいなぁと思うような空間を作っていきたいです。

Q:視聴者の皆様へのメッセージをお願いいたします。

私自身久しぶりの連続ドラマ撮影にもなりますので、今から少し緊張もしつつ体力をつけています。最後までキャスト・スタッフの皆様と一丸となって撮影に臨みたいと思います。

原作者:糸井のぞコメント

この作品は私にとって初めて1話完結型で描いたお話で、そういったドラマを意識して描いていましたし、連載当時は担当編集さんとドラマ化したらいいねーと話していたんですが、まさか本当に実現するとは思ってもみませんでした。映像として漫画とは違った形で彼らがどんな物語を作っていくのか、ドラマ好きとしても今からとても楽しみです。

プロデューサー:祖山聡(PROTX)コメント

登場人物は全員ワケあり。生きること、迷うこと、選ぶこと、進むこと、、、崖っぷちのオーベルジュの住人たちが、切ない人間ドラマを生み出します。『最果てから、徒歩5分』、書店でこの作品に出会って以来、映像化することを切望しておりました。素敵な物語を、多くの方にご覧頂ければ嬉しいです。
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