池田エライザ、1人の“作り手”として得たものとは?「すごく楽をしている」アドリブも明かす<名建築で昼食を>
2022.08.12 17:06
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女優の池田エライザが12日、17日より放送を開始する「名建築で昼食を 大阪編」(テレビ大阪:深夜24時~/テレビ東京:深夜26時35分~※全6話)のオンライン記者会見に、俳優の田口トモロヲとともに出席した。
池田エライザ&田口トモロヲW主演「名建築で昼食を 大阪編」
本作は、広告代理店で働いている主人公・春野藤(はるのふじ)が、SNSを通じて出会った建築模型士・植草千明(田口トモロヲ)とともに名建築を巡る中で、様々な気づきと成長を積み重ねていく姿を描く。大阪編の実現について池田は「東京編が終わって、横浜を巡らせていただいたときに、まだまだ日本にはたくさんの名建築があるんだろうなあと思って。あとは見てくださった方々が、ここの県にはこういう建築があって、ぜひここにも来ていただきたいですっていうようなお声であったり、そういう風な意見をいただいていたり」と回想。
「大阪編が決まったっていうときはすごく嬉しかったですし、見てくださっている皆さんのおかげだなと思いました」と喜びを語った。
池田エライザ、アドリブは「私がすごく楽をしている」
名建築を巡るシーンでのアドリブが多いことに関して「植草さんはすごく大変で。田口(植草)さんはその建物について詳しいという設定なので。台詞量もアドリブだけではなくて、こういう建築物で何年に立てられて、どういう方が関わっていらっしゃってっていうようなことは台本にわーって書いてあるんですけど、そういう意味で植草さんは大変です」とコメント。また「私は私で台詞がほとんど書いていないので、初めて行った場所で素直に思ったことを言えばいいので、そういう意味では私がすごく楽をしているというか(笑)。建物にいる時にふと沸いた素朴な疑問であったりとかを田口さんに訊いてしまったりして。田口さんは本当にそこに詳しい方っていうわけではないので、それはそれで困らせてしまったり(笑)。田口さんがすごく努力していらっしゃるうえでのアドリブだと思います」と笑顔で語った。
池田エライザ「東京編」を経ての知識
撮影を終えた感想については「すごく楽しかったなと思ったのは、東京編を経ているからこそ、1話でも出てきた村野藤吾さんであったり、『あ、あそこで見たことがある、あの建築家さんの技術が、ここ大阪にもあるんだな』とか」と、建築についての知識の蓄積を感じている様子。そして「1番最初に東京編で入った時は、まだ本当に何も建築について知らなくて。『へ~。こういうのがあるんだ』っていうところからどんどんどんどん回数を重ねて、『あ、これはわかります!』って言って。そういう楽しみ方ができたり。その方だって言われなくても、『もしかしてこれは、この感じはあの方なんじゃなかろうか』って。『実はその方のお弟子さんで』みたいなことが起きてくるので。だから、すごく楽しめたなっていうのが素直な感想です」と話していた。
池田エライザ、1人の作り手として得たものは?
3回目の共演となる田口とは、ちょうどよい距離感を持てているそうで、池田は「撮影が基本、我々が好きに動いているのに合わせてカメラがついてきてくださるので、喋りながら建築がよく見えるように2人で立ち位置を調節し合うっていう(笑)。階段の話をするならば、階段に近づきつつ階段がよく見えるように離れていくとか。カメラが回ったときに田口さんが喋っている横顔を撮りたいんだろうなっていうときは後ろに下がったり(笑)。お互いがずっと立ち位置を微調し合うっていうのが、どんどんどんどん上手くなってきたなっていうのはあります」とにっこり。その後、俳優、歌手、監督を務めていることを踏まえ、1人の“作り手”として得たものを聞かれた池田は「その建築に使用される素材であったり、色であったり、その一つ一つがその建築に今後住んだりそこで営んだりするであろう方々への配慮の塊で。東京編では自由学園であったり、建築を巡るたびに、作っている方々が依頼してくださった方々のよりよい未来を想像しながら1つ1つ熟考なさっているんだろうなっていうのは、すごく感じるというか。未来を作ってらっしゃるというか。そういうところはすごく勉強させていただきました」と明かしていた。(modelpress編集部)
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