佐藤隆太、ムロツヨシ、大島美優 (提供写真)

ムロツヨシ「二面性がありすぎる」と怖がられる 役作りのあまり共演者も心配<雨に消えた向日葵>

2022.07.22 21:30

俳優のムロツヨシが主演を務めるWOWOW「連続ドラマW 雨に消えた向日葵」(全5話/7月24日午後10時~)の完成報告会が22日、都内にて行われた。

  

ムロツヨシ、“真面目な役”に「会見でどうしたらいいか分かりません」

本作は、ある少女失踪事件の真相を追う刑事と、失踪した少女の家族の苦悩と執念の日々を描いたヒューマンミステリー。

発表会には、コメディ路線の出演作が多かったが、今作で自身のパブリックイメージを更新する“新境地”とも⾔える熱演に期待がかかる連続ドラマW初主演となるムロ、失踪した少女・葵の父である石岡征則役を演じた佐藤隆太、さらにTBS系ドラマ「マイファミリー」での好演も記憶に新しい葵役の大島美優が本作の象徴でもある“向日葵”を持ち登場。撮影裏話やドラマの見どころなどをトークした。

ムロツヨシ、大島美優 (提供写真)
ステージに登場したムロは「こんにちは、ムロツヨシです!」と、いきなりマイクを使わず地声で挨拶し、冒頭からムロ節が炸裂。そして「今回真面目な役ということで、正直会見でどうしたらいいか分かりません。きっとふざけてしまうと思います。そこは記憶から抹消していただき、ドラマのいい部分だけをしっかり拾っていただきたいです!」と続け、笑いを誘った。

続いて登場した佐藤も「こんにちは、佐藤隆太です!」と先輩に見習い地声で挨拶。そして「ヒリヒリする作品ですが、⾃分も台本を読んでのめり込んでしまった1人です。数年の話を5話で走り切る話で、連続ドラマならではの、次週が本当に楽しみになる、堪能できる作品です。1人でも多くの⼈に知っていただきたい」とドラマの魅力を語った。

ムロツヨシ、役作りのあまり「怖がられました」

佐藤隆太、大島美優 (提供写真)
今回はコメディ要素⼀切なしのシリアスな作品。役を演じてみたムロは「僕が演じたのは奈良という刑事。奈良は自身の後悔とか正義とか、いろいろなものを抱えてる。まず、奈良が背負ってるもの、見えている景色をとっても意識しました。佐藤さんとも初めての共演で、本当はわちゃわちゃ話したかったんですが、役作りに専念したのであまり会話をしなかったんです。そうでないと、すぐにカタカナ5文字(ムロツヨシ)が出てくるので。共演者と⼀番距離を置いたのは、捜査会議のシーン。喜劇畑の人たちばかりなんですよ(笑)。本番が始まるまで、みんなわちゃわちゃ騒いでいるんですけど、僕は奈良が背負っているものを表現しないといけないから、敢えてみんなと距離を置きました」と役作りについて明かした。

すると佐藤は「挨拶してもムロさんがそっけないから…俺、ムロさんにハマってないのかなって心配になるくらい笑」と撮影当時の心境を告白するシーンも。

「スタッフもみんな、普段テレビで見せているムロと全然違うじゃん、と思ってたと思います。実は、次に撮った作品でも⼀緒だったスタッフがいたんです。それは喜劇だったので思いっきりおちゃらけたら、『ムロツヨシ、二面性がありすぎる』と怖がられました(笑)」と裏話も語った。

今作の見どころについて、ムロは「佐藤さんとは、全く想像していなかった関係性での役柄となったので、どう作り上げていくか、監督含めてとても話し合いました」と話すと、佐藤も「特に2人きりのシーンに注目して欲しい。男同士の絶妙な距離感が表現できたと思う。2人のシーンは全て特別ですね」と振り返ると、「信頼なのか、不信なのか、それを乗り越えた2人のシーンは見どころですね」とムロも続けた。

佐藤隆太、ムロツヨシ、大島美優 (提供写真)

大島美優、“ムロ節”にツッコミ

さらにイベントの途中には、物語のキーパーソンで、雨の日に突然消えた少女・葵を演じた大島が本作の象徴でもある“向日葵”を持って登場。父親役であった佐藤やムロとの久しぶりの再会に「佐藤さんは、撮影中にもたくさん話しかけてくれて、また会えて嬉しいです。 ムロさんは撮影中は“奈良さん”だったので、、、今⽇お会いしたらテレビのイメージのままのムロさんで安心しました」と12歳らしく元気いっぱいにコメントした。

最後のコメントを求められ、佐藤は「現場はメリハリがあって、とてもいい空気の中で撮影できました。完成したものを見ても、とても見応えのある作品に仕上がったと思います」と自信を持ってコメント。

大島は「家族の絆を感じられるヒューマンミステリーです。ぜひ夏休みに家族みんなで見て欲しい」と、ほぼ100点満点の受け応えをしたところ、隣にいたムロが「コメントが素晴らしすぎるから俺も同じコメントを言いたい。小声で教えてくれる?」とムロ節を発揮。「自分のセリフで言ってください」と諭される場面もあり、会場は笑いに包まれたが、最後は「1人の少女の行方を追う物語。真実とは、信頼とは何かを問いかけるドラマ。是非この時代に⾒て欲しい作品です」と俳優・ムロツヨシとしてしっかりメッセージを送った。(modelpress編集部)
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